朝青龍をやっつけた普天王/秋場所 (日刊スポーツ) - goo ニュース
大相撲秋場所>◇初日◇11日◇東京・両国国技館
待ちに待った日本人ヒーローが現れた。新小結普天王(25=出羽海)が朝青龍(24=高砂)を寄り倒し、6連覇を目指す横綱に21場所ぶりの初日黒星をつけた。ブログ(インターネット上の日記)だけでなく、自分の相撲をスポーツデータ分析の会社で解析してもらうなど新時代の力士だ。かど番千代大海(29=九重)と右足負傷の魁皇(33=友綱)の2大関もそろって敗れ、秋場所は波乱の幕開けとなった。
夢のような光景が普天王の目の前に広がっていた。「あり得ない。横綱が落ちて、自分だけが土俵の上なんて…」。外では雨がやんでいたが、国技館には赤紫の座布団の大嵐が吹き荒れた。部屋へと歩いて帰る道にも数百人の人垣。日本人のニューヒーローを待ちわびたファンから「普天王、日本一!」の声を受け、まるで優勝パレードのように引き揚げた。
殊勲の一番は誤算から始まっていた。「立ち合いで左足が滑り、前のめりになってしまった」。得意の左を差したが、朝青龍の速攻で一気に土俵際へと詰められた。だが、丸太のような両足にはち切れんばかりの力を込めて残すと、相手の右上手を切って逆に右上手を取り、攻勢に転じた。最後は高3のインターハイで勝った時と同じ寄り倒しで土俵下へ転げ落とした。
高校時代に煮え湯をのませた朝青龍には、角界入りしてから目の敵にされ、まだ番付を上げる前から、けいこで執拗(しつよう)にマークされてきた。「横綱とは一番けいこしている」という自負がある。自分の取組のビデオをスポーツデータ・画像を分析する会社に持ち込んで解析してもらうなど、研究を怠らない努力家は、ただ黙ってやられていたわけではなかった。
「ブログ力士」「IT世代」ともてはやされるが、相撲への姿勢は常にひたむきだ。場所前は朝だけでなく、夕方も必ず1~2時間かけてしこを踏む。ブログを始めたのも「もっと多くの人に相撲を知ってもらいたい」という純粋な気持ちからだ。
先月29日の新小結の会見で、師匠の出羽海親方(元関脇鷲羽山)から「モンゴル勢や欧州勢が強いから、対抗する日本人力士が頑張らないといかん」とハッパをかけられ、初日で実行してみせた。「普天王」のしこ名は、父隆信さんから「世界で一番強い王」との意味を込めて名付けられた。帰り道、カメラマンにVサインを求められたが「まだ初日。どう転ぶか分からないから」と断った。角界の頂点を目指し、ひたむきに突き進む。【太田尚樹】
実は普天王のブログはお気に入りに入っていて、毎日チェックしているのだが、昨日は横綱を倒したこともあり、コメント欄も大変なことになっていたらしい。
残念ながら昨日の取り組みは見ておらず、しかも昨夜は選挙特番に押されてスポーツニュースを全く見ていないので、どうやって普天王が朝青龍を倒したかなどは分からないのだが、まあとにかく、初日から国技館に座布団が舞う光景は容易に想像がつくというもの。
昨日は福本くんも朝2番目の取り組みに出ていて、見事に勝ったようなので、福本くんやほかの阿武松部屋の力士たちを応援しに、また国技館へ行かねば。福本くんは序の口の下の番付ということもあり、朝早い開場直後には出かけなければならないが、声をからすことができればそれで十分。
しかし週末にはマリンでの試合があるということもあり、土日のうちのどちらかは、ちょっと仲間内にゴメンと言って、国技館へ行きたいね。
そうでしょう、KOJIくん?
最後に、普天王のブログはこちらからどうぞ。
大相撲秋場所>◇初日◇11日◇東京・両国国技館
待ちに待った日本人ヒーローが現れた。新小結普天王(25=出羽海)が朝青龍(24=高砂)を寄り倒し、6連覇を目指す横綱に21場所ぶりの初日黒星をつけた。ブログ(インターネット上の日記)だけでなく、自分の相撲をスポーツデータ分析の会社で解析してもらうなど新時代の力士だ。かど番千代大海(29=九重)と右足負傷の魁皇(33=友綱)の2大関もそろって敗れ、秋場所は波乱の幕開けとなった。
夢のような光景が普天王の目の前に広がっていた。「あり得ない。横綱が落ちて、自分だけが土俵の上なんて…」。外では雨がやんでいたが、国技館には赤紫の座布団の大嵐が吹き荒れた。部屋へと歩いて帰る道にも数百人の人垣。日本人のニューヒーローを待ちわびたファンから「普天王、日本一!」の声を受け、まるで優勝パレードのように引き揚げた。
殊勲の一番は誤算から始まっていた。「立ち合いで左足が滑り、前のめりになってしまった」。得意の左を差したが、朝青龍の速攻で一気に土俵際へと詰められた。だが、丸太のような両足にはち切れんばかりの力を込めて残すと、相手の右上手を切って逆に右上手を取り、攻勢に転じた。最後は高3のインターハイで勝った時と同じ寄り倒しで土俵下へ転げ落とした。
高校時代に煮え湯をのませた朝青龍には、角界入りしてから目の敵にされ、まだ番付を上げる前から、けいこで執拗(しつよう)にマークされてきた。「横綱とは一番けいこしている」という自負がある。自分の取組のビデオをスポーツデータ・画像を分析する会社に持ち込んで解析してもらうなど、研究を怠らない努力家は、ただ黙ってやられていたわけではなかった。
「ブログ力士」「IT世代」ともてはやされるが、相撲への姿勢は常にひたむきだ。場所前は朝だけでなく、夕方も必ず1~2時間かけてしこを踏む。ブログを始めたのも「もっと多くの人に相撲を知ってもらいたい」という純粋な気持ちからだ。
先月29日の新小結の会見で、師匠の出羽海親方(元関脇鷲羽山)から「モンゴル勢や欧州勢が強いから、対抗する日本人力士が頑張らないといかん」とハッパをかけられ、初日で実行してみせた。「普天王」のしこ名は、父隆信さんから「世界で一番強い王」との意味を込めて名付けられた。帰り道、カメラマンにVサインを求められたが「まだ初日。どう転ぶか分からないから」と断った。角界の頂点を目指し、ひたむきに突き進む。【太田尚樹】
実は普天王のブログはお気に入りに入っていて、毎日チェックしているのだが、昨日は横綱を倒したこともあり、コメント欄も大変なことになっていたらしい。
残念ながら昨日の取り組みは見ておらず、しかも昨夜は選挙特番に押されてスポーツニュースを全く見ていないので、どうやって普天王が朝青龍を倒したかなどは分からないのだが、まあとにかく、初日から国技館に座布団が舞う光景は容易に想像がつくというもの。
昨日は福本くんも朝2番目の取り組みに出ていて、見事に勝ったようなので、福本くんやほかの阿武松部屋の力士たちを応援しに、また国技館へ行かねば。福本くんは序の口の下の番付ということもあり、朝早い開場直後には出かけなければならないが、声をからすことができればそれで十分。
しかし週末にはマリンでの試合があるということもあり、土日のうちのどちらかは、ちょっと仲間内にゴメンと言って、国技館へ行きたいね。
そうでしょう、KOJIくん?
最後に、普天王のブログはこちらからどうぞ。
http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2005/08/post_7de4.html
絵心のあるアスリートといえば、マリーンズが誇った現解説者の大村巌画伯が、ごく一部の間では有名だったけれどね。
前に、小川選手の試合を見に行ったとか書いてなかったっけか。
明日の阿武松部屋大量に出るからね!
出待ち頑張ろうぜ!!
カメラを忘れずに・・・。