相撲界でも「男なら大道」

地元千葉つながりということもあり、いつも応援している阿武松部屋から、２人同時の十両昇進力士が出ました。

益荒海ら３人が新十両　春場所の番付編成会議(産経新聞) - goo ニュース

　日本相撲協会は２７日、東京・両国国技館で春場所（３月１４日初日・大阪府立体育会館）の番付編成会議を開き、新十両に黒沢改め益荒海（ますらうみ）（２１）＝本名黒沢幸太、愛知県出身＝、中西改め大道（だいどう）（２７）＝本名中西健二、東京都出身＝の阿武松部屋勢と、佐田の富士（２５）＝本名山本哲博、長崎県出身、境川部屋＝の３人が決まった。

　黒沢は体の小さな入門希望者の第２新弟子検査合格者としては豊ノ島、磋牙司に次いで３人目の関取。同じ部屋から２人同時に新十両が誕生するのは平成２０年初場所の春日野部屋（木村山、栃ノ心）以来。

　再十両は徳真鵬（２５）＝本名白塚元久、三重県出身、木瀬部屋＝で３場所ぶりの十両。

　年寄「佐ノ山」を襲名した元大関千代大海、年寄「荒磯」を襲名した玉力道や大真鶴の元幕内力士を含め、２２人の引退も発表された。

今場所、東筆頭で５勝２敗の徳真鵬、東３枚目で６勝１敗だった佐田の富士、西２枚目で４勝３敗だった黒澤はともかくとして、千代大海引退で枠が一つ空いて、上から落ちてくる関取が２人から３人に増えそう…ということにより、千秋楽まで３勝３敗だった西３枚目の中西は、もしかすると千秋楽の一番で勝てば、悲願の十両昇進が見えてきたところで、よりによって組まれた一番が十両での山本山、それをまともにぶつかっていって上手投げで破ったのだから、こりゃもう文句なしでしょう。

当ブログの常連で、呑兵衛かつ好角家でもあるタコ徳利さん。
いつだかの場所で、片山関の付き人として場内を歩いていた中西さんに、「中西さんお疲れ。次は中西さんの番だね！」と声をかけていたのは、いつの頃の話だっただろうか。
あれから数年。
中西さんも、一瞬声をかけたタコ徳利さんも、あの頃の念願が叶ってさぞ嬉しいことだろう。

しっかし…。

黒澤さんも中西さんも本名で取っていたから、どんなしこ名に改められるのかと思ったら…。
黒澤さんの「益荒海」ってーのも、師匠のしこ名を二文字ずつ受け継ぐ形ですな、若荒雄関のように。
でも、中西さんの方はちいとばかし驚いた。

「大道」ですか…。

いや、「おおみち」じゃなくて「だいどう」ですがね。

こりゃもう、中西改め大道関には何の縁もゆかりもなくても、世に少なからずいる、現ジャイアンツの大道ファンの人は、名前繋がりで応援するって－のも一つの方法ですぜ。

ちなみに、タイトルをそのまんまググると、こうなります。

益荒海関も大道関も、一度関取に上がったからには、下に落ちることなく、まず関取定着を目指して、常に上に上にと頑張って欲しいものですな。

こりゃあ若荒雄関もうかうかしてはいられませんぜ。
片山関が引退してからは、部屋の頭として君臨してきたけれど、今度はライバルとして下から脅かす存在が２人も同時に出てきたのだから、抜かされないように発奮して、来場所は地力で再入幕を勝ち取らなきゃ。

あと、幕張…。
３連勝から負け越すとはなあ…。
序二段上位で足踏みして貰いたくはなかったんだけど…。
来場所は気合いを入れていかないと、大阪まで夜行バスで乗り付けるぞ。
今場所は幕張の取り組みは見られなかったけれど、ちゃんとチェックはしてるんだからね。

いやいや、来場所が楽しみですな。