小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

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もう一つプロ野球の話題あれこれ

2010-07-25 21:43:03 | プロ野球電波通信
新潟誘致、どうなるんですかねえ…。

オールスター 満員御礼の初開催 「新潟にプロを」 多難覚悟の一歩(産経新聞) - goo ニュース
プロ野球のオールスター第2戦が24日、新潟市の「ハードオフ新潟」で満員の観衆を集めて行われた。新潟県内での球宴開催は初めて。新潟県は、将来的に同球場を日本プロ野球組織(NPB)の特定球団が年間20試合程度を開催する“準フランチャイズ”としたい構想を持つ。2004年中越地震からの復興を優先し、一時は建設が凍結された新球場で、関係者に活況ぶりを示した泉田裕彦知事は、改めて夢の実現に強い意欲を見せた。(田中充)

 誘致の理由は、地域の活性化にある。昨季、球団創設5年目で初のクライマックス・シリーズに進出した楽天が、2009年に宮城県に与えた経済効果は、同県の推計で約162億円。新潟県の場合、“準フランチャイズ”を目指しており、構想が実現しても年間70試合程度の宮城県より経済効果は小規模と予想されるが、プラス効果は間違いない。

 泉田知事はこの日、「チケットも手に入らないほど(の人気)でパブリックビューイングをやっているほどです。ホテルも予約でいっぱい。経済面でも大きい」と顔をほころばせた。

「プロ野球と地域おこしは相通じる。プロ野球と地域がうまく回れば大きな力になる」と力説する知事は今年3月、自らが会長を務める「プロ野球新潟誘致委員会」を発足。東京都内のNPBに加藤良三コミッショナーを訪ね、“準フランチャイズ構想”を説明した。

ただ、球団側の反応は鈍い。誘致対象と取りざたされる横浜とヤクルトは、ともに消極的。集客で苦戦する両球団は、本拠を構える横浜と東京で地域密着に力を注いでおり、横浜の幹部は「年間20試合も試合を移せば、本拠地のファンから怒られる」。

 サッカーJリーグのアルビレックス新潟がリーグ屈指の集客力を誇り、地域のスポーツ熱は高いものの、人口規模は新潟県が約240万人なのに対し、東京都は約1300万人、神奈川県は約900万人。商圏の大きさがまるで違い、現段階で劇的な前進は期待できない。球界の法律にあたる野球協約に、“準フランチャイズ”という概念そのものがないことも、高いハードルとなっている。

 それでも、新潟側は長期戦を覚悟で構想実現に取り組む方針だ。昨年、今年でプロ野球の公式戦を各4試合組んでおり、地道に実績を積み重ねながら、日本海側の地域では初となるプロ野球チームの招致を目指す。


えーっと、この記事を書いたのは田中充記者ですか。

元投手の人ですか外野手の人ですかゲフンゲフン(´・ω・`)

2004年の球界再編の波をモロに被った立場の人間から言わせて貰えば、こうした記事が出るのは、新潟県の立場に立てば諸手を挙げて歓迎するところだろうが、おいら達にとっては、正直「目の上のたんこぶ」的な記事でしかないんだよなあ…。
我々ファンからすれば、このまま千葉にマリーンズが根付くことをただただ期待してカネを落とすのみ。まだまだ、「マリーンズが千葉に根付いた」とは、到底言えない状態だからねえ…。

去年だったか、日刊スポーツの柱に、新潟誘致と惚れあう企業、相思相愛の移転を…などという、七夕にかけたであろうファンの「ひとこと」が載っていたのだけれど、あの記事を見てあたしゃ烈火のごとく怒ったね。いや、出て行かれる立場にもなってみろと。
確かに、移転を模索するようでは、その土地でビジネスケースとしてのプロ野球は成立しないことを意味するので、資本主義経済に則った考え方をするならば、出て行かれるのは仕方がないことなのだけれど、出て行かれる立場になったらきついだろうなあ…。
そうでなくても、本拠地で試合が行われる事で、ある程度生業のバランスが保たれている人は、球場で従事する人を含め、それなりにはいるはずで、準フランチャイズとはいえ、年間20試合もホームゲームが減ったら、そのホームゲームのファンは怒るだろうし、記事中にもある通り、それはなにより球団幹部が理解しているのだから、現実的に、年間20とはいえ、誘致は難しいんじゃないかなあ…。

確かに、新潟や金沢などの人口規模は、商圏としては魅力なのだろうが、日本海側は雨が多いからねえ…。
だからこそ、雨でも試合を開催できるサッカーのアルビレックス新潟は成功した…とも言えなくもないわけで。

さて、セリーグではこんな企画を打とうと計画中だそうで。

復刻ユニホームで対戦=セ・リーグ6球団(時事通信) - goo ニュース
セ・リーグは25日、6球団が夏休み中の6日間、互いに復刻版のユニホームを着て対戦する「オールド・ユニホーム・シリーズ」を実施すると発表した。各球団が単独で復刻ユニホームを着用することはこれまでもあったが、6球団で一緒に行うのは初めての試み。

 巨人は1950年のセ・リーグ誕生時、中日は54年に初めて日本一になったときのものを使用。他球団もチームが強かった時代のデザインなどを採用している。

 着用するのは8月17~19日と24~26日の計18試合。ほかにも、OBによる始球式などのイベントを各球団で開催する。


あうう…。
これは羨ましい…。
2リーグ制発足以来、一部を除いて経営母体があまり変わっていないセリーグだからこそできる企画ですな。
これはパリーグファンからすれば、素直に羨ましい。
だって、パリーグじゃ絶対にできない企画だもの。
一度、檻ッ鉄が阪急時代のユニフォームの復刻をぶち上げようとしたら、想像以上に抵抗が強かったようで、いつの間にやらうやむやになってしまった経緯からしても明らかなように、パリーグは球団合併が近年に発生しているから、どうしたってこんな企画は打ちようがない。
そういえば、マリーンズは今年は経費切り詰めの一環か、今年は復刻ユニフォームシリーズは一切行われず。
どうせだったら、西武ドームでライオンズが太平洋ユニを復刻させるシリーズで、ロッテオリオンズ時代のビジターユニを復刻させてしまえば、平和台球場の遺恨対決がそのまんま再現できてよかったのに。しかもお互い死球を連発してゲフンゲフン(´・ω・`)  いや、シャレになってないってば。


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2 コメント

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なるほど… (小馬太郎兵衛)
2010-07-27 19:42:18
幸いうちも朝日新聞なので、その記事は難なく読むことができました。
「全くの新球団」という考え方は、私の中にはありませんでしたね。

ただ、「全くの新球団」だと、どちらかのリーグが奇数構成になるので、日程作成などがかなり影響されそうで、諸手を挙げて賛成…というわけにはいかないでしょう。
この経済情勢下、明らかにカネがかかるプロ野球チームをわざわざ持とうという会社が出てくるかというのも、疑問を持たざるを得ませんし…。
各地の独立リーグが、おしなべてスポンサー撤退で苦境に立たされているところを見ていると、むしろ各チームともよく持ちこたえている…とも言えるわけでして…。

この問題、別に一本ネタとして書けそうですね。
情報ありがとうございました。
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今朝の朝日新聞で (青空百景)
2010-07-27 11:15:08
西村欣也編集委員が、「新潟に球団ができるといいなー」コラムを書いていたのですが、そこで紹介されていた加藤コミッショナーの言葉にちょっと注意を引かれました。
「球団が今より増えることは歓迎だ」と……。
全くの新球団。
果たして、どうなることでしょう。
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