橋本真也さん急死

４０歳早過ぎる…破壊王・橋本真也さん急死 (スポーツニッポン) - goo ニュース

正直、まだ心の整理はついていない。
プロレスの神様がいるのなら俺は問いたい。
ジャンボ鶴田さんといい橋本真也さんといい、才能のあるレスラーを、どうしてこうも早く逝かせてしまうのか。

第一報を聞いたのは西武ドームでの試合観戦中、仲間内の掲示板の書き込みが発端だった。世間に第一報が出たのが午後３時前、俺が西武ドームで第一報を目にしたのが午後７時前だったから、４時間もまるっきり知らなかったことになる。まあ出先だから当然といえば当然なのだが。

そんなことを書く俺も、実はプロレスは全日派だったこともあって、彼の試合を生で観戦したというのは、実は３回くらいしかない。
初めて彼の試合を見たのは１９９７年３月の東京都体育館大会、ＮＷＯとの抗争がらみで、確か対５のシングル対決が行われたその中で、ＮＷＯの誰かと戦ったのではなかったか。実はその時新日を見に行った理由というのが、当時流行っていたＮＷＯＴシャツ欲しさというのだから、いかに新日に対して普段見向きもしていなかったかを物語る。
後は昨年春の「ハッスル２」、昨年夏の「ハッスル３」くらいではなかろうか。しかもいずれも内容は駄目駄目な試合で、見事に２度も騙されたっけ。しかし、騙されても騙されても立ち上がるのが男の姿とプロレスで具現化していたのは、ほかならぬ橋本真也さん、あなただった。こうも早く逝くのなら、３度でも４度でも何度でも騙されてやりたかった。俺も騙される男。何度でも騙されてやりたかった。
このところ右肩の故障で戦線離脱をしていただけに、こうもあっさり逝ってしまわれると、右肩の故障という外的要因ではなくて、内的要因としての故障が何かしらあったのではないかとも勘ぐりたくなってしまう。太りすぎとか、太りすぎとか、まあ太りすぎとか。

あまりにも突然の出来事で、心の整理はつかないけれど、俺の心の中で、あなたに１０カウントゴングを捧げます。
安らかにお眠り下さい…。