深夜帯にブログがめっちゃくちゃ重たくなるのが理由で、夜中の更新が出来なかったので、一日遅れて七夕にまつわることを書いてみたいと思う。
七夕は、マリーンズファンにとっては切っても切れない、切ない日なのである。
1998年七夕。マリーンズ17連敗脱出の、ほんのささやかな願いが、プリアムの一発と、ジョニーのあふれる涙と共に神戸の夜空に消えていったこと。
1999年七夕。東京ドームの日ハム戦に勝ってついに単独首位。優勝したいというほんのささやかな願いは、悲しいかな、空に消えていった打ち上げ花火だった。
2004年七夕。大阪近鉄とオリックスの合併がスクープされて一月足らず。次の合併の標的は我がマリーンズだったとあって、いても立ってもいられずに球場へ足を運び、涙と共に「白いボールのファンタジー」を歌い上げたこと。
去年の七夕は、忘れようと思っても忘れることが出来ない。
もう来年は、この夜空に歓声をこだまさせることが出来ないのかと思うと、その前週に北陸遠征に行って多くの人と知り合って帰ってきて、その人達も合併話に不安を去来させていることを思うと、そして俺たちの遊び場は俺たちで守るんだと頑なに思うと、涙があふれて止まらなかった。パリーグ連盟歌である「白いボールのファンタジー」が、来年は聞こえなくなってしまうのと思うと、突きつけられた現実が悲しくて悲しくて仕方がなかった。
たしかに弱いから客は入らない。入らないから赤字経営。間違いなく、マリーンズ、ひいてはパリーグ存亡の危機であったことは間違いない。事実、秋に明らかになることだが、西武との合併の話がかなり突っ込んだところまで進んでいたのだけれど、株式保有の比率を巡って両者が対立、結局破談になったことは周知の事実である。
せっかく北陸に行って多くの知り合いを得たというのに、今年でマリーンズも終わってしまうのかと思うとやるせなかった。それはあたかも、戦地に徴収をかけられた学徒出陣の、最後の夏を謳歌するが如きである。せめて最後の夏と決められた運命ならば、最後までマリーンズに注いでやろう。せめて、最後までマリーンズが好きだった証を得たいのだと、自らを奮い立たせていたのであった。
結局、合併は一球団で済むことになるのだが、大阪近鉄と戦った昨季の千葉マリン最終戦。
消えてゆく近鉄球団。球場全体が「近鉄! 近鉄!」と叫んでいる。正直、合併が俺たちでなくてほっとしたことは否めない。それでも、長い間一緒に戦ってきた球団を失うことは、悔やんでも悔やんでも悔やみきれなかった。
感極まって、「近鉄! 近鉄!」と叫んでいるうちに涙が出てきた。。・゜・(ノД`)・゜・。
そこへ俊姫@冴島裕幸さんが「小馬さん、小馬さん」と声をかけてきた。
訳が分からなくなっている俺を助けてくれるのか。
「感極まるのはいいですけど、ビールこぼれてますよ」
う゛ぁ~~~!!
しかもビールをこぼしたのは明らかに俺じゃないのに…(泣)。
そんなオチまでついてきた千葉マリン最終戦。
もうこんな、悲しい思いはしたくない。
さりげなく短冊に吊しておこうか。
「合併反対」。
七夕は、マリーンズファンにとっては切っても切れない、切ない日なのである。
1998年七夕。マリーンズ17連敗脱出の、ほんのささやかな願いが、プリアムの一発と、ジョニーのあふれる涙と共に神戸の夜空に消えていったこと。
1999年七夕。東京ドームの日ハム戦に勝ってついに単独首位。優勝したいというほんのささやかな願いは、悲しいかな、空に消えていった打ち上げ花火だった。
2004年七夕。大阪近鉄とオリックスの合併がスクープされて一月足らず。次の合併の標的は我がマリーンズだったとあって、いても立ってもいられずに球場へ足を運び、涙と共に「白いボールのファンタジー」を歌い上げたこと。
去年の七夕は、忘れようと思っても忘れることが出来ない。
もう来年は、この夜空に歓声をこだまさせることが出来ないのかと思うと、その前週に北陸遠征に行って多くの人と知り合って帰ってきて、その人達も合併話に不安を去来させていることを思うと、そして俺たちの遊び場は俺たちで守るんだと頑なに思うと、涙があふれて止まらなかった。パリーグ連盟歌である「白いボールのファンタジー」が、来年は聞こえなくなってしまうのと思うと、突きつけられた現実が悲しくて悲しくて仕方がなかった。
たしかに弱いから客は入らない。入らないから赤字経営。間違いなく、マリーンズ、ひいてはパリーグ存亡の危機であったことは間違いない。事実、秋に明らかになることだが、西武との合併の話がかなり突っ込んだところまで進んでいたのだけれど、株式保有の比率を巡って両者が対立、結局破談になったことは周知の事実である。
せっかく北陸に行って多くの知り合いを得たというのに、今年でマリーンズも終わってしまうのかと思うとやるせなかった。それはあたかも、戦地に徴収をかけられた学徒出陣の、最後の夏を謳歌するが如きである。せめて最後の夏と決められた運命ならば、最後までマリーンズに注いでやろう。せめて、最後までマリーンズが好きだった証を得たいのだと、自らを奮い立たせていたのであった。
結局、合併は一球団で済むことになるのだが、大阪近鉄と戦った昨季の千葉マリン最終戦。
消えてゆく近鉄球団。球場全体が「近鉄! 近鉄!」と叫んでいる。正直、合併が俺たちでなくてほっとしたことは否めない。それでも、長い間一緒に戦ってきた球団を失うことは、悔やんでも悔やんでも悔やみきれなかった。
感極まって、「近鉄! 近鉄!」と叫んでいるうちに涙が出てきた。。・゜・(ノД`)・゜・。
そこへ俊姫@冴島裕幸さんが「小馬さん、小馬さん」と声をかけてきた。
訳が分からなくなっている俺を助けてくれるのか。
「感極まるのはいいですけど、ビールこぼれてますよ」
う゛ぁ~~~!!
しかもビールをこぼしたのは明らかに俺じゃないのに…(泣)。
そんなオチまでついてきた千葉マリン最終戦。
もうこんな、悲しい思いはしたくない。
さりげなく短冊に吊しておこうか。
「合併反対」。
まあいいか(笑)。