哲学日記

映画「ジョナサン ふたつの顔の男」

 

【公式】プレシディオチャンネルで名作映画「ジョナサン ふたつの顔の男」(吹き替え版)が期間限定無料視聴できます。

動画概要欄より引用させていただきます。

「ベイビー・ドライバー」のアンセル・エルゴートが主演を務め、正反対の2つの人格を持つ青年を演じたサスペンススリラー。毎日のルーティーンを繰り返して生活する内向的な青年ジョナサンには、ジョンというもうひとつの人格があった。2人は脳にタイマーを埋め込んで午前7時と午後7時の12時間ごとに切り替わるように設定し、ビデオテープにメッセージを残すことで、知らない時間に起こった出来事について共有していた。「恋人をつくらない」など様々なルールを互いに厳守することで2つの人格を完璧にコントロールしてきたジョナサンだったが、ある女性との出会いによって平穏だった彼の日常は狂い始める。共演に「あと1センチの恋」のスキ・ウォーターハウス、テレビドラマ「ホワイトカラー」のマット・ボマー、「エイプリルの七面鳥」のパトリシア・クラークソン。


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ジョナサンとジョンという二重人格

の争いに悩む一人の男の物語だ。


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最初から一貫して当然のようにジョナサン視点で話が進むが、ラストにどんでん返しが起こるところが非常におもしろい。

しかしこの二重人格の物語は、真理から見れば、取っつきやすい比喩にすぎない。

仏教的に言えば、人間は誰もが多重人格だ。無数の「わたし」が常に瞬間瞬間争い続けてる。それを大多数の人々は、ジョナサンのように「私こそが本当にいる」と一重人格妄想に憑りつかれてるだけだ。実際には、多重でもなく、二重でもなく、一重でもない。この事実に気づけないと、絶対苦しみが抜けない。

 

争い続ける無数の「わたし」を乗り越える道


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00:00 法話:「わたし」とは何ですか?

58:55 ・自我意識が消える安らぎについて

1:05:56 ・主観的判断と客観的判断

スマナサーラ長老のことば。

誰でも「私」という実感がありますね。これ本当は、私という実感では無いんです。ただの実感なんです。ただの実感に、わざわざ主語を入れているんです。
    I feel
    じゃなくて
    there is feeling
    なんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(My Favorite Songs)

 

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