スマナサーラ長老「苦は幸福の面を被る」
より引用させていただきます。
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一体楽しみというのは、何なのでしょうか。それは、生命にかけている罠なのです。ロバの前にぶら下がっているニンジンなのです。人はどこまででも楽しみを追うのです。しかし満足するということは、一度も無いのです。いくらかの楽しみが手に入っても、すぐ飽きちゃうのです。もっと良い楽しみがほしくなるのです。苦しんでいる人は、楽しみたいと悩んでいる。楽しんでいる人は、もっと良い楽しみがほしいと悩んでいる。
お釈迦さまは欲の楽しみは、火に喩えているのです。
火にいくら燃料を与えても、満足して消えることはないのです。
燃えれば燃えるほど、危険性も増すばかりです。
火に対しては、燃料をあげないことが答えなのです。欲に対しても、燃料をあげないことにするならば、満足というものを味わえるはずなのです。
この真理は一般人には、なかなか理解しがたいのです。
(引用終。強調は私です)
しかし、
ブッダを信頼する気持ちが、あなたに弱ければ、それもかなわない。
あなたは、ちょうど、聖書に書かれているイザヤの預言どおりになる。
マタイ福音書12章14節15節イエスのことば
より引用させていただきます。
あなたたちは
聞くには聞くが、
決して理解せず、
見るには見るが、
決して認めない。
(引用終)
今、正にそうなっています。
あなたは、自分の意志でそうしています。
自分の欲の力で、自分を、
むごたらしい様態にストップさせています。
苦に夢中の人が
苦から解脱できるわけがない。
とブッダの説法にあります。
全くもってごもっとも。
火に、
夢中で薪をくべながら、
火を、
消せるわけがないでしょう。
だから、
ただ、
自分でそれに気づけば、
即棄却できます。
(My Favorite Songs)
ミッシェル・ポルナレフ。
MICHEL POLNAREFF. " Tous les bateaux.. tous les oiseaux ... "