星になって

◎：そういや、豪傑な病人も何人かいるんだよね…水滸伝には。

★：…『非華水滸伝』（杉本苑子）、って、それを今読むってのもどうだか(汗)上中下巻です。

◎：星になって再会を果たそう…なるほど悲しい生きざまだった。

★：やっぱり宋江、どのへんが魅力なのか…ダメなあたり？下巻はピリピリしてるかメソメソしてるか、ひたすら心配かけてるだけですし。

◎：…及時雨と病大虫、とは驚いた。

★：それは…そういうつもりで書かれたのではないと思いますが(汗)

◎：ま、初対面から宿星同士はなにか感じあう、って設定だからね。

★：死者の形見を受け取って、出会いの頃を思いだす…そんなシーンは少なくなかったですよ。

◎：でも、あの二人は…想い出が…やりすぎな気がするぞ、怪しいよ(笑)

★：病関索も愛され過ぎというか…萌え属性：病弱を重視したのでは？と疑いたくなるかも(笑)

◎：後追い自殺っぽい討死もあるんだよな…あちこちに。

★：…北方水滸伝とは、そもそも物語の流れが違うわけですが、雰囲気も全然違っていますな。

◎：女にまつわる哀しいトラウマを胸の奥に抱えてる…ってところは共通してても、なんか、生き方とか違ってくるというか。

★：…男女の差もあるのでしょうか？


◎：さて、そろそろかな。図書館にこれを返却しに立ち寄れば、開店時刻を過ぎるはず。

★：…陣太鼓は間に合いませんでした。