
昨日、テレビでチベット仏教に関した番組を見た。
「輪廻の少年」というタイトルだ。
インド領内チベット文化圏であるラダックを舞台とした、
リンポチェの生れ変わりとされる少年と
その従者を追ったドキュメンタリー番組だった。
【番組内容】
(番組HPから引用)
パドマ・アンドゥは「リンポチェ=輪廻転生の高僧」とされる存在。
しかし、中国のチベット政策のために、ラダック地方と“本家”との接触は限られ、
パドマも“特別な才能”を失っていく…
世話役のウルギャンの勧めで、少年は「本来あるべき自分になるために」
雪降るチベットを目指してインドを横断する旅に出る。
長く険しい道のりの末に、たどりついたチベット仏教寺院。そこで2人が見つけたものとは─
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か、考えさせられる。
わし、少なからず、関係しとるがな。
現地チベット仏教寺院の環境や、
チベット本土とラダックの異なる状況や関係性、も、
体験として経験している。
それらが、
場面場面で、
詳しく描かれてはいない背景にも
想いを馳せてしまう。
そして、
不遇な環境に身を置いていても
祈りに人生を捧げる人たちの
純粋な人間としての絆、
に心を揺さぶられるのです。
果たして、
チベット物を売買する意味とは。
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追伸)
その後の二人を別経由で知り、
未確認ながら思うとこあり。
制作側の意図的な事も感じられるが、
ドキュメンタリーを見て
感じ取れる印象は大枠の変化なし。
※写真は番組とは無関係です。
ラダックの奥地ザンスカールのお寺にて。
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