名無しの教師の日誌

ある公立中学校教師の教育私論と日記です。

道徳の専科がいないことについて

2019-01-02 20:15:25 | 教育に関する私論
またまたいただいた質問に答えようシリーズです。

筆者は、道徳の教科化そのものには、賛成の立場です。

これについては、以前書いたので、そちらをご参照下さい。

さて、それに専門の教科担当が配置されないことについて、意見をと言う質問をいただきましたので、書いてみます。



実を言うと、なんとも思ってないです。

強いて言うなら

「妥当」
「そりゃそうだよな」

って感じ。

生徒指導をやってみるとわかるのですけど

正論を振りかざすだけでは、子どもの心は動きません。

日々の関わりの中で信頼関係を構築しておけば

子どもが何かやらかしたときに、指導が伝わりますし

逆に、信頼関係がなければ、どんなに合理性があることを論理的に説いても、伝わりません

その経験談を踏まえ、道徳教育も生徒指導と似たようなものと思うと

道徳の教科担当が配置されず、今まで通り、学級担任や学年担当が実施するというのは妥当だと思います。



なんか、いつも批判ばかり書いているので、結構いろんな人から、「道徳の教科化も反対なんですよね!?批評書いて下さい!」みたいなことを言われるのですが

実はこれについては、文科省に対して、賛成ばかりですので、実はあまり書くことがありません。



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