学習指導要領というものがあります。
これは、小中高校の教師が、学校で生徒に何を身につけさせるべきか、何を教えるべきか、何を重視すべきか、といったことが規定されるものです。
数年に一度、改訂が行われます。
そして、今度の学習指導要領では
「主体的対話的で深い学び」
「プログラミング教育の実施」
「英語の教科化」(小学校)
などが目玉となり、話題となっていました。
学習指導要領が変わると言うことは、それにあわせて教師も変わらなければなりません。
というわけで、新しい学習指導要領に対応するために、どうしていかなければならないか……そんなことが日々話題になっていたのが、2月以前の学校現場でした。
ところが、コロナの流行で、それどころではなくなったのは、ご存じの通りです。
さて、新学習指導要領が目指す授業について、私が説明しても、長くてつまらない記事になってしまうだけです。
というわけで、文科省が示した、「お手本」の動画をご覧ください。
「国立教育政策研究所」の「理科映像指導事例集」です。
(https://www.nier.go.jp/kaihatsu/shidousiryou/rika/r01.html)
ちなみに、これに対する私の意見は、すでに記事にしてあるので、興味があればそれもご覧ください。
(https://blog.goo.ne.jp/kikuchi5920/e/c353c76b244424eb205b92b18e810909)
さて、見てもらったとおり、生徒同士が顔を合わせて、お互いの意見を言い合っています。
そう、これが文科省・新学習指導要領が目指す「主体的対話的深い学び」なのです。
政府は、5月末までの緊急事態宣言の延長を決定しました。
これで、見事5月下旬に感染者数が減り、さあ緊急事態解除だ、となったところで
「緊急事態解除だ!ヒャッハー!飲み会だ!観光だ!デートだ!買い物だ!」とやったら、大感染第二波が来るだけです。
(のこり1ヶ月以内に特効薬が開発され、十分な数が生産されれば、話は別ですが……)
そうなると、6月以降は
「緊急事態は解除するが、引き続き新しい生活様式をお願いしたい」
となる可能性が高いのではないでしょうか。
当然、学校もそれにならう必要があるでしょう。
なるほどそうなると、5月1日に文科省が「コロナと共に生きていく」という新ガイドラインを出した背景も見えてきます。
(新ガイドラインについてもすでに意見しました。
https://blog.goo.ne.jp/kikuchi5920/e/ca12b99a3d2d1d1ff7676243a8d085d2)
私たち教師は、新学習指導要領に向けて、様々な準備をしてきました。
ところが、それを実践してしまうと、「新しい生活様式」と真逆のことを生徒にやらせてしまうことになります。
ですから、いろいろなことを大きく考え直さなければなりません。大変なことになってきました。
文科省は、分散登校などで対応してはどうか、と新ガイドラインの中で提案しています。
しかし、実際に決定する権限と責任は、各教育委員会にあります。
さて、どうなるのでしょうか。
私はやはり、分散といえど、登校させるのは難しいと思います。
どれだけ教師が頑張っても、登校させてしまっては感染のリスクが生じますし
「3密回避」による活動の禁じ手が多すぎて、リスクを負わせて登校させるに見合うことを生徒にやらせてあげられるとも思えません。
一番現実的なのは、やはり私はオンライン授業の体制だと思います。
この期に及んで、ゼロから作るのは無理です。
ですから、やるなら既存のものを使うべきです。
角川がN高校で使っているシステムを、都道府県教育委員会に供給してくれればなあ、なんて個人的には思っていますが……やはり難しいですかね。
(参考:https://nnn.ed.jp/net_course/)
どのような形で学校を再開するにせよ、どうも、短期間で、多くの準備や再検討が必要そうです。
連休明け、我々教員は、修羅の道に入りそうです。
これは、小中高校の教師が、学校で生徒に何を身につけさせるべきか、何を教えるべきか、何を重視すべきか、といったことが規定されるものです。
数年に一度、改訂が行われます。
そして、今度の学習指導要領では
「主体的対話的で深い学び」
「プログラミング教育の実施」
「英語の教科化」(小学校)
などが目玉となり、話題となっていました。
学習指導要領が変わると言うことは、それにあわせて教師も変わらなければなりません。
というわけで、新しい学習指導要領に対応するために、どうしていかなければならないか……そんなことが日々話題になっていたのが、2月以前の学校現場でした。
ところが、コロナの流行で、それどころではなくなったのは、ご存じの通りです。
さて、新学習指導要領が目指す授業について、私が説明しても、長くてつまらない記事になってしまうだけです。
というわけで、文科省が示した、「お手本」の動画をご覧ください。
「国立教育政策研究所」の「理科映像指導事例集」です。
(https://www.nier.go.jp/kaihatsu/shidousiryou/rika/r01.html)
ちなみに、これに対する私の意見は、すでに記事にしてあるので、興味があればそれもご覧ください。
(https://blog.goo.ne.jp/kikuchi5920/e/c353c76b244424eb205b92b18e810909)
さて、見てもらったとおり、生徒同士が顔を合わせて、お互いの意見を言い合っています。
そう、これが文科省・新学習指導要領が目指す「主体的対話的深い学び」なのです。
政府は、5月末までの緊急事態宣言の延長を決定しました。
これで、見事5月下旬に感染者数が減り、さあ緊急事態解除だ、となったところで
「緊急事態解除だ!ヒャッハー!飲み会だ!観光だ!デートだ!買い物だ!」とやったら、大感染第二波が来るだけです。
(のこり1ヶ月以内に特効薬が開発され、十分な数が生産されれば、話は別ですが……)
そうなると、6月以降は
「緊急事態は解除するが、引き続き新しい生活様式をお願いしたい」
となる可能性が高いのではないでしょうか。
当然、学校もそれにならう必要があるでしょう。
なるほどそうなると、5月1日に文科省が「コロナと共に生きていく」という新ガイドラインを出した背景も見えてきます。
(新ガイドラインについてもすでに意見しました。
https://blog.goo.ne.jp/kikuchi5920/e/ca12b99a3d2d1d1ff7676243a8d085d2)
私たち教師は、新学習指導要領に向けて、様々な準備をしてきました。
ところが、それを実践してしまうと、「新しい生活様式」と真逆のことを生徒にやらせてしまうことになります。
ですから、いろいろなことを大きく考え直さなければなりません。大変なことになってきました。
文科省は、分散登校などで対応してはどうか、と新ガイドラインの中で提案しています。
しかし、実際に決定する権限と責任は、各教育委員会にあります。
さて、どうなるのでしょうか。
私はやはり、分散といえど、登校させるのは難しいと思います。
どれだけ教師が頑張っても、登校させてしまっては感染のリスクが生じますし
「3密回避」による活動の禁じ手が多すぎて、リスクを負わせて登校させるに見合うことを生徒にやらせてあげられるとも思えません。
一番現実的なのは、やはり私はオンライン授業の体制だと思います。
この期に及んで、ゼロから作るのは無理です。
ですから、やるなら既存のものを使うべきです。
角川がN高校で使っているシステムを、都道府県教育委員会に供給してくれればなあ、なんて個人的には思っていますが……やはり難しいですかね。
(参考:https://nnn.ed.jp/net_course/)
どのような形で学校を再開するにせよ、どうも、短期間で、多くの準備や再検討が必要そうです。
連休明け、我々教員は、修羅の道に入りそうです。