最初に断っておきますが、私が言っているのは、高校入試の話です。大学入試は知りません。
中2以下のお子様をお持ちの保護者様に是非呼んでいただきたい記事です。
たまに、
「部活をがんばっていれば、必ずスポーツ推薦がもらえて高校に行ける。
だから、〇〇君は勉強はそこそこにして、××(スポーツ競技名)を頑張ることが大切だ!」
というような嘘を言う大人がたまにいます。
偏見かも知れませんが、スポーツクラブのコーチがこのようなことを言う印象があります。
また、一部の残念な中学校教師も、このようなことを言う場合があります。
はっきり言います、嘘です。
中学生諸君や、その保護者の方は、信じてはいけません。
その理由を今から書きます。
スポーツ推薦をもらうには、次の条件が必要です。
1.その競技を継続して努力していること
2.その競技で一定以上の功績を挙げていること
3.2.の功績がどこかの高校の部の監督の目にとまること
4.高校の監督の依頼により、高校の校長が中学校長に「この子をスポーツ推薦でとりたい」と打診すること
最低でも、この4条件が必要だと思います。
地域や学校によって、条件はさらに増える場合があります。
もちろんこれは、「かつ」条件です。
部活をどんなに頑張っても、功績が挙げられなければ、スポーツ推薦の道は開けません。
功績が挙がっても、どこかの監督にそれを見てもらって、「こいつぜひうちにほしいな」と思ってもらえなければ、スポーツ推薦の道は開けません。
高校の校長または中学校長が「こいつを推薦にするのはちょっと……」と思ったら、スポーツ推薦の道は開けません。
この時点で、かなりハードルが高いと言うことがおわかりでしょうか?
私の経験では、スポーツ推薦で高校に行く生徒は、1クラスに1人ないし2人いるかいないか、ってレベルでしょうか。
部活動を頑張っていれば、もらえない可能性はゼロではありません。
しかし、よっぽどの功績が無い限りは、もらえない可能性の方が高く、それを最初からアテにするのは大変危険です。
こんな子がいました。
あまり詳しく書くと、守秘義務的にまずいので、詳しくはかけないのですが
ずっとサッカーをやっていて、サッカーのプロ選手になりたいという生徒がいました。
親も、それを応援してあげたいと思っていました。
毎日夜遅くまで、クラブチームで練習に明け暮れ、サッカーの実力はそこそこあるようでしたが、勉強はまるっきりだめでした。
クラブチームのコーチからは、この記事で最初に書いたようなことを言われていたようで、親も子もそれを信じ込んでいました。
3年生になって、その子の担任が「仮にスポーツ推薦をもらえなかったらどうするつもりか」と心配をぶつけても
親も子も「そんな心配はない」と耳を貸しませんでした。
秋になり、スポーツ推薦が出るならば、高校側からお声がかかる時期になっても、その子に声はかかりません。
もちろんその子は受験勉強などあまりせず、サッカーのばかりの生活でした。
結局どこからもスポーツ推薦の声はかからず、不本意な進路選択をすることになりました……
繰り返しになりますが
「頑張っていれば、必ずスポーツ推薦がもらえる」
これは間違いです。
がんばりだけでは、スポーツ推薦はもらえません。
もし、現実的で無いと知りながらも、激励の意味でこのようなことを口にしているクラブチームのコーチの方がいれば、やめるべきです。
親子が真に受けた場合、悲惨な進路選択をするハメになりかねません。
こんな言を耳にした保護者様、生徒さんがいれば、よく考えてみて下さい。
「必ず儲かる投資方法」
「必ず幸せになる壺」
これ、どう考えてもヤバいやつでしょ?
それと同レベルでは無いですか?
冷静に考えてみて欲しいなと思います。
中2以下のお子様をお持ちの保護者様に是非呼んでいただきたい記事です。
たまに、
「部活をがんばっていれば、必ずスポーツ推薦がもらえて高校に行ける。
だから、〇〇君は勉強はそこそこにして、××(スポーツ競技名)を頑張ることが大切だ!」
というような嘘を言う大人がたまにいます。
偏見かも知れませんが、スポーツクラブのコーチがこのようなことを言う印象があります。
また、一部の残念な中学校教師も、このようなことを言う場合があります。
はっきり言います、嘘です。
中学生諸君や、その保護者の方は、信じてはいけません。
その理由を今から書きます。
スポーツ推薦をもらうには、次の条件が必要です。
1.その競技を継続して努力していること
2.その競技で一定以上の功績を挙げていること
3.2.の功績がどこかの高校の部の監督の目にとまること
4.高校の監督の依頼により、高校の校長が中学校長に「この子をスポーツ推薦でとりたい」と打診すること
最低でも、この4条件が必要だと思います。
地域や学校によって、条件はさらに増える場合があります。
もちろんこれは、「かつ」条件です。
部活をどんなに頑張っても、功績が挙げられなければ、スポーツ推薦の道は開けません。
功績が挙がっても、どこかの監督にそれを見てもらって、「こいつぜひうちにほしいな」と思ってもらえなければ、スポーツ推薦の道は開けません。
高校の校長または中学校長が「こいつを推薦にするのはちょっと……」と思ったら、スポーツ推薦の道は開けません。
この時点で、かなりハードルが高いと言うことがおわかりでしょうか?
私の経験では、スポーツ推薦で高校に行く生徒は、1クラスに1人ないし2人いるかいないか、ってレベルでしょうか。
部活動を頑張っていれば、もらえない可能性はゼロではありません。
しかし、よっぽどの功績が無い限りは、もらえない可能性の方が高く、それを最初からアテにするのは大変危険です。
こんな子がいました。
あまり詳しく書くと、守秘義務的にまずいので、詳しくはかけないのですが
ずっとサッカーをやっていて、サッカーのプロ選手になりたいという生徒がいました。
親も、それを応援してあげたいと思っていました。
毎日夜遅くまで、クラブチームで練習に明け暮れ、サッカーの実力はそこそこあるようでしたが、勉強はまるっきりだめでした。
クラブチームのコーチからは、この記事で最初に書いたようなことを言われていたようで、親も子もそれを信じ込んでいました。
3年生になって、その子の担任が「仮にスポーツ推薦をもらえなかったらどうするつもりか」と心配をぶつけても
親も子も「そんな心配はない」と耳を貸しませんでした。
秋になり、スポーツ推薦が出るならば、高校側からお声がかかる時期になっても、その子に声はかかりません。
もちろんその子は受験勉強などあまりせず、サッカーのばかりの生活でした。
結局どこからもスポーツ推薦の声はかからず、不本意な進路選択をすることになりました……
繰り返しになりますが
「頑張っていれば、必ずスポーツ推薦がもらえる」
これは間違いです。
がんばりだけでは、スポーツ推薦はもらえません。
もし、現実的で無いと知りながらも、激励の意味でこのようなことを口にしているクラブチームのコーチの方がいれば、やめるべきです。
親子が真に受けた場合、悲惨な進路選択をするハメになりかねません。
こんな言を耳にした保護者様、生徒さんがいれば、よく考えてみて下さい。
「必ず儲かる投資方法」
「必ず幸せになる壺」
これ、どう考えてもヤバいやつでしょ?
それと同レベルでは無いですか?
冷静に考えてみて欲しいなと思います。