菊池歯科医院ブログ

久留米市の歯科です

長文になってしまいました...

2016年02月05日 | 日記


こんばんは。

ここ数日、僕の身の回りの人達(歯科医師)で話題になっている話です。
Facebookで知りました。

マツコ・デラックス 前歯が欠けている人物に辛らつな一言「歯は民度が出る」

確かに正論ですし、ごもっともだと思います。
ただ、難しい問題です。色々な考え方もありますし....

中には治療をうけたくても、介護や仕事の事でお口の中まで時間やお金がまわらない方
かかりつけの先生を信用信頼して通っていたのにいい加減な治療やお金儲けの治療で歯が悪くなってしまった方


僕は色々な方の治療をさせて頂きましたが、民度が低い方など誰一人いませんでした。

県外から何時間もかけて通院される方、貯金をして一大決心されてインプラント治療を決心された方、極度の歯医者嫌いなのに勇気を振り絞って受診された方
最近、このような患者さんを診させて頂く機会が増えてきて余計に感じることです。
必ずしも不精で、いい加減な人じゃない事に気付かされます。
どんな方にも真摯な気持ちで我々は対応すべきと思います。

僕はプライベートでは、ほとんど相手の方の歯の事は見ないし言わないようにしています。
誰だって少なからずコンプレックスはあるはずです。それを我々、専門家が何の気なしに軽はずみな発言をしてしまうと、言われた相手の方はこれから僕を目の前にして笑ったり、お喋りするたびに気を使わないといけなくなってしまうからです。


お口の中は体や精神の変化を表す事は事実です。
ただ、お口の中だけで、その人の人格を決めつけてはいけないと思います。



とても、長文になってしまいました。
すいません。
菊池大輔


以下は記事です。


2016年2月5日 8時50分 トピックニュース
マツコ・デラックス

3日放送の「マツコ&有吉の怒り新党」(テレビ朝日系)で、マツコ・デラックスが、歯を大切にしない人に対しての厳しい意見を語る一幕があった。

番組では、カフェで働く視聴者からの投稿を取り上げた。その投稿では、かわいい格好をした20代女性の常連客には前歯がなく、一緒に来る美しい40代の女性にも前歯がないとしたうえで「カフェに来るお金があるなら歯を治しませんか」という意見だった。

マツコは「これはね、なかなか難しい問題が潜んでる」「テレビでは言いづらい」と一度は意見を言うのをためらったが、一呼吸置いてから「歯ってね、民度が出るよ」と一言。

続けてマツコは「虫歯を放置してるヤツって、バカだと思うの」と、辛らつな一言で笑いを誘いつつ「歯が抜けたのを放っおくっていうのはどういう心境なのかね?」と理解できない様子だった。

マツコは「ちょっと遠目から見たらわからない程度にはしておきたいとは思わないかな」「誰かに言われなかったのかな、今まで。歯入れたほうがいいんじゃねぇのかって?」と疑問視すると、有吉弘行は三四郎の小宮浩信やハリセンボンの箕輪はるかを例にあげ「逆に愛嬌があっていいとか言われてんのかもよ。会社で」と語った。

この意見にマツコは「じゃぁコミュニケーションツールになってんのかなぁ…」と、渋い表情を浮かべながらも納得。「温かく見守ろうか」と結論づけていた。