こんにちは。
当院は今日で仕事納めです。
今年も多くの患者さんに来院して頂きました。
ありがたいことに県外やご遠方からも多くの方に来院して頂きました。
医院の業績も良かったのですが、院外の活動においても土屋先生のOB会でアワードを頂いたり北海道や東京で講演させて頂いたり、書籍に執筆されて頂いたりと本当に充実した一年でした。
一方で大切な身内との突然で悲しいお別れがありました。
いつも、この様な節目のたびに思い出す一文があります。
星の王子様からの引用です。
『ボク』と『キツネ』のシーンです。
「もうだれも忘れちゃったけど、」とキツネはいう。
「【きずなをつくる】ってことだよ・・・」
「きずなをつくる?」
「そうなんだ」キツネはいう。
「おいらにしてみりゃ、きみはほかのおとこの子10万人と、なんのかわりもない。
きみがいなきゃダメだってこともない。
きみだって、おいらがいなきゃダメだってことも、たぶんない。
きみにしてみりゃ、おいらはほかのキツネ10万匹と、なんのかわりもないから。
でも、きみがおいらをなつけたら、おいらたちはお互い、あいてにいてほしい、って思うようになる。
きみは、おいらにとって、世界でひとりだけになる。
おいらも、きみにとって、世界で1匹だけになる・・・」
SNSなどが発達したこの世の中
患者さんも含めて人との関わりが希薄で軽薄ものになりがちですが、真摯な気持ちで人との時間を大切に丁寧にすごしたり、出会いを大切にしたいと思います。
これからも、そのような気持ちで患者さんに接して治療を大切に行っていきたいと思いました。
長々となりましたが、今年一年本当にありがとうございました。
菊池大輔