私にとって万能な「緑ちゃん」

同じ着物と帯でも、帯あげと帯じめなどの小物を変化させることで
違う印象の着こなしを楽しむことが出来ます。
私にとって万能なのは「緑」
特にこの季節、暖色系や茶系の着物の出番が多いので
大活躍しています。

先日の講演会で聞きましたが
日本人は色の認識力が他の民族を抜いてダントツだそうです。
確かに、ひところで「緑」と言ってもさまざな。
少しずつ増やしていきたい色です

後姿で失礼します、はい、柿です！

納得のコーディネート「全身・柿」の後ろ姿です。
素敵でしょ

帯の前柄では男の子しかいませんでしたが、
お太鼓の部分には女の子もいるのです
とても着やすくて、ステキな紬です。
秋も深まり、今日は一日中寒い雨
来週からは１１月になることだし、そろそろ冬支度？かな。
風邪やインフルエンザがとても流行っています。
皆様、ご自愛ください

急な“もしも”のための備え

残念なことですが、悲しい別れは突然くることもあります。
結婚式などのお祝い事は早めに期日がわかることが多いので
着るもの、小物の用意に時間をかけることが出来ます。
しかし、突然必要になるかもしれないのが「喪服」
急な出来事であればあるほど、しなければならないことが多く
自分の着るものに気を使う時間も気力もないものです。

必要なときにバタバタしないためにも
喪服の状態を確認することが大切です。

喪服、小物は基本的に（地方によって異なりますが）全て黒。
一式ひとまとめにしておくといいです。
お天気のよい日に風を通し、自分の喪服チェックをしてみては
いかがですか？

雨の日は“洗える着物”

今日は朝から雨
ベージュの“洗える着物”に茶色の帯で秋コーディ
洗える着物と呼ばれる化学繊維の着物は
家庭で洗濯ができて手入れが楽。絹に比べれば風合いが劣りますが
雨の中を気にせず歩けるのが嬉しい♪
これは叔母から頂いたもので、茶系の帯や緑系の帯とよく組み合わせます。

今日は大切な生徒さんの実技テスト！
今まで学んだことと練習の成果を発揮する日！
試験官となる学院長を前に、最初は緊張して手が震えていたようですが
とても上手に終了。
彼女の頑張る姿を見て感動し、涙でした
本当にありがとう。これからも、続けて頑張っていこうね

生徒さんのテストは、講師の私のテストでもあります。
気持ちが引き締まり、この仕事をしていてよかったなあ～と
再実感です

着れば着るほど“いい子”

母からおさがり紬です。
色はピンク。
思い起こせば、私が着物の世界と出会い、
浴衣から始め、着物として最初に袖を通したのがこの紬です。
それからかれこれ数年。

こうして着物だけで写真に撮るとパッ！としませんが
とても素朴な色で、やわらかく、
着れば着るほど体になじみ着やすく
とにかく“いい子”です。

そういえば「着付士の全国大会（留袖の部門）」で優勝して、
地元の新聞社のインタビューの際に着たなあ。
とにかく万能で優秀な紬ちゃんなので、
のちほど帯とのコーディネートなどで
活躍させますね