前々回の記事で「 【中編】ブラック企業にひと泡吹かせてやる !!ブラック企業に泣き寝入りしている方は必見です! 」についてメモしました。
今回は、【後編】を書いていきたいと思います^^
【前編】は、僕が上司に対して、
有給消化を要求したところで終わりましたね。
それから数日間、上司からは何も言ってきませんでした。
新入社員には口をすっぱくして言っていた、
報告・連絡・相談の「ホウレンソウ」はどこいったの? って思いましたw
で、その結果を待つまで穏便に待っておこうと思ってたんですが、
事件が起きました。
それは、いつもと同じように出勤した日に、
直属の上司から仕事に対して無理難題を言われました。
その内容はあまりにひどいので言えませんが、
今まで辞めていった社員には一切させていなかったことです。
その理由は、お客様にすごい迷惑をかける内容だからです。
それを上司に、
「帰るまでやり続けろ!」
と言われました。
さすがにまずいだろうと思ったんで言いました。
僕 「えっ、そんなことしてもいいんですか?」
上司 「いいから早くやれ!」
僕 「いやいや、今までの社員もやっていなかったですし、何より迷惑をかけますよ。」
上司 「迷惑?誰に?」
僕 「お客様ですよ。その仕事はやりたくないです。」
上司 「はぁ、じゃあ何するの?」
僕 「通常の引き継ぎ作業です。まだ残っていますし。」
上司 「そんなんええから。」
僕 「じゃあさっきの仕事内容とは別の仕事にしてください。」
上司 「おまえなめてんの?ちょっとこいや!」
ってな感じで外に連れ出されました^^
まぁ一般常識のある人なら、僕が命令された仕事がおかいしいことには
すぐ気付くと思います。
そして外に連れ出されたんですが、
正直殴られるのかちょっと期待していました♪
手を出した方が負けですからね。この世の中は。
ましてや会社ですから。
まぁ手を出してくるほど、馬鹿な上司でもなかったんで、
その場はものすごい言い合いになりましたw
今まで上司の尻拭いばっかりしてきたんで、
それも全部言ってやりました。
なかなかすっきりしましたよ(*´∀`*)
正直、上司に辞めると言ってから
1か月以上、会社に行かないといけなかったんですよ。
これがあるまでは、申し訳ない気持ちもあったんで、
社内でも微妙な空気感でした。
でも、この件があってからは、気持ちが吹っ切れましたね。
上司との交渉は僕の勝ちだったんで、
お客様に迷惑のかかる仕事はやりませんでした。
ただ、その日から上司の対応が変りました。
いわゆる窓際族ってやつですね。
僕の存在は、まさに「空気」でしたねw
朝礼も呼ばれないし、同期が僕に喋りかけても
その同期が怒られていましたからね。
ストレス耐性が強い先輩がいたんですが、
「見ててこっちが辛い。これまでで一番ひどい。耐えて毎日来てるのがすごいわ。」
って言われました。
僕って意外とストレス耐性が強かったみたいです(^-^)
正直、あんだけ言い合ったんで、
後はどうなっても良かったんですよ。
もう辞めるんだし、どんな状況でも関係ない!と思っていました。
そして、それから数日が経ちましたが、
今だに有給の件は音沙汰がありません。
ふむふむ、そういう対応なのね。
わかりましたよ。
こっちもやることやってやろう! と決めました。
で、すぐに労働基準監督署に電話しました^^
少し前にドラマでやっていましたけど、
労働基準監督署とは、基本的に労働者の味方です。
要するに、企業が労働基準法に違反していないか?
労働者の働く権利は守られているのか?
を監督している厚生労働省の出先機関です。
電話をしてみると、
僕 「・・・という理由で有給を取って退職したいのですが・・」
監督 「もちろん可能ですよ。それは労働者の権利ですから。」
僕 「でも上司に有給はないと言われ、返答もまだもらっていません。」
監督 「えっ!それは駄目ですね。私どもから企業に通知いたしましょうか?」
僕 「通知をしたらどうなりますか・・?」
監督 「まず、改善するように通知をいたします。通知をして改善されない場合、企業に対して処置をとらせて頂きます。これは違法行為ですから。」
僕 「そんなこと出来るんですね。でも、もう少し様子を見て、やれるところまで自分1人でやってみます。」
監督 「かしこまりました。いつでもお気軽にお電話下さいね。」
正義の味方ってこの人たちのことなんだな・・・
と思いました(*^_^*)
正直、企業とこういうことになっても、
「労働者 vs 企業」になるので、労働者は基本的に自分1人だけです。
大きい企業になるほど、1人ぼっちになり、孤立します。
これは正直辛いですよね。
僕自身も最初は不安でした。
ここで勇気がなくなり、会社のいいなりになる人がほとんどだと思います。
でも、そんな1人ぼっちの労働者の味方が「労働基準監督署」なんですよ!
本当にあの電話で救われました。
電話で対応して頂いた方、改めてありがとうございました。
強い味方をつけた僕の行動がどうなっていくのか!?
そして、ブラック企業にひと泡吹かせることはできたのか!?
次回、
「ブラック企業にひと泡吹かせてやる !!ブラック企業に泣き寝入りしている方は必見です!」の【完結編】です。
この記事が、ブラック企業と闘っている人の支えに少しでもなれれば幸いです。
【前編】と【中編】は下からご覧になれます。