平成26年4月7日より、万が一の津波や高波に備えて防波堤高さを確保するため、茨城県茨城港湾事務所による大洗海岸旅館街エリアの海岸砂利撤去作業が実施されることとなりました。里海邸の近傍での作業は4月下旬までの予定とのことです。以前の砂利撤去の状況ですと、宿前の海岸地形はこの作業により凹凸や勾配が大きくなります。そのため作業エリアへの立入はなるべくご遠慮下さり、現地での案内をご参考下さい。平日の日中には、搬出の作業の音が海岸より聞こえる場合がございます。お客様にはご不便・ご迷惑をお掛けいたしますが、宜しくお願い申し上げます。
(出典 Mari Hamamoto Photography)
今年の十五夜は9月27日(日)
中秋の名月は、里海邸も観月の舞台となります。
里海邸では、客室・食事処・浴室・ラウンジ・ルーフテラスなど邸内の全ての場所で、水平線から昇る満月を眺めることができます。前日の26日は大洗海岸で観月のイベントも実施されます。(26日は雨のためイベントは中止となりました)また翌日の28日は月齢的に真円度のある満月が昇ります。
観月の名所として
井上靖の作品となる
井上靖が昭和28年に発表した短編小説「大洗の月」では、大洗の土地柄が醸し出す癒し力が丁寧に紹介されております。月の静かな美しさと、対比する激しい波の音。そうした大洗の自然環境が作りだす穏やかで逞しい田舎の人々。そうしたものを全て含めて、無常感に近いものが漂うのがこの町なのかもしれません。ぜひ大洗の旅のご参考にお読み頂けたら幸いです。リンク先のブログにて作品のあらすじをご紹介しております。
[関連記事] 井上靖「大洗の月」が教えてくれる、大洗の魅力 /大洗の旅館 里海邸
滝廉太郎「荒磯の波」の舞台である大洗海岸
徳川光圀が詩を書き、滝廉太郎が明治35年に作曲した歌曲「荒磯の波」の舞台は、月夜の大洗海岸です。光圀と滝廉太郎は生きた時代が異なるので、不思議な出会いですね。この「荒磯の波」が作曲された時代、里海邸の前身である金波楼が開業しております。
荒磯の
巌にくだけし
月影を
一つになして
かへる波かな
大洗町の地酒 月の井さんに新しいお酒が誕生しました。
月の井さんの若き八代目蔵元が考案し、大洗の契約栽培米「チヨニシキ」を用いた純地元産の純米酒です。
お酒の名は、初代当主の名前「彦市」。
無濾過生原酒にてご用意いたします。その味わいは、海をイメージしたラベルデザインの通り、波馳せ集う大洗の海のよう。旨味と酸味が入り混じり、豊かで荒々しい波のような飲み心地。ぜひご夕食のときにお魚とどうぞ。
大洗サンビーチ海水浴場にて海水浴場安全祈願祭が執り行われました。毎年海開きの前日に行われるもので、大洗海水浴場と1年交代で安全祈願祭が行われています。今年は台風と重なってしまいましたね。でも影響は少なく小雨で済みました。海水浴シーズンが始まる明日から天気は次第に好転してゆくと期待します。皆様のお越しをお待ちしております。
本日は朝6時から、大洗海岸で海岸ゴミを拾う「クリーンアップ大洗」が実施されました。海水浴場シーズンを迎える前に毎年実施されております。大洗町の様々な企業や、民間団体、役場の方々、小中学生などの子供たち、ボランティアの方々など、様々な世代で、町民総出で大洗の海岸のゴミを片っ端から一掃しようという活動です。
私の子供も今日は部活動の朝練前にクリーンアップ活動に参加しておりました。地元の小中学生の子供たちは、毎年この日早起きして、海岸美化活動に参加しています。お友達同士で参加したり、親子で参加したり、海自然の中で空気をいっぱい吸いながら、ただ坦々とゴミを拾い集め続けます。
今日は宿の仕事から離れられず、クリーンアップされる海岸風景を宿から眺めるばかりでしたが、ペットボトルや空き缶、プラスチックのゴミなどもひとつひとつ手で拾い上げられて、里海邸の前の海岸も綺麗に。観光業として感謝の気持ちです。
大洗の海が長年にわたり美しい景観が維持されています。
インターネットテレビ「いばキラTV」の海外向けPR番組「VISIT IBARAKI, JAPAN」に、大洗編が紹介されました。皆様ぜひご覧下さい。
以下、いばキラTVより転載
掲載サイト http://www.ibakira.tv/movie/post-11492/
旅行者は茨城県、大洗町を訪れます。大洗駅のホームで電車を横に眺めながら歩き、改札口を出てインフォメーションセンターへ向かいます。パンフレット等を手に取って眺め、情報収集をした後に、旅行者は商店街へと向かいます。街並みを歩き、「たかはし」に立ち寄って店主さんと会話を楽しみながらみつだんごを食べたり、アニメ「ガールズ&パンツァー」のキャラクターパネルを眺めるなど、商店街の雰囲気を満喫します。その後、旅行者は大洗サンビーチの砂浜を歩き、大洗漁港へやって来ます。大洗町魚市場、大洗海鮮市場を散策した後、「かあちゃんの店」にて名物の生しらす丼を実食。お腹を満たした旅行者は次に、アクアワールド・大洗のイルカショー、サメやマンボウの水槽、そして様々な海の生物を見る事ができる大水槽を巡ります。その後、旅行者は大洗マリンタワーを訪れ、景色を眺めながら展望室を一周、日が沈んでいくにつれ、街や海際に明かりが灯っていく様子を眺めた後、磯節と荒磯太鼓の練習を見学させてもらいます。最後には一緒に荒磯太鼓を体験させてもらい、にぎやかで楽しげな雰囲気の中、大洗町の旅を終えます。
外国人旅行者が訪れ触れる、素敵な風景、物、食、人。茨城県内の観光名所や、普段の生活では気が付かない何気ない風景を、シネマカメラを使用し、映画のように美しく刻み、世界へと発信します。あなたも旅行者と共に、茨城県の44全市町村の素晴らしさを体感してみてください。そして、実際に足を運んでください。映像を観た後にあなたの目で観る世界は、全然違うものへと変わるはずです。
Travelers from different countries experience wonderful sights, things, foods, and people in Ibaraki prefecture. With a cinema camera, tourist attractions and undiscovered sights in Ibaraki make you feel as if you were watching movies, and it spreads to the world. Enjoy the beautiful sights of all the 44 cities in Ibaraki with travelers of “VISIT IBARAKI, JAPAN,” and visit there with your own feet. The way your eyes see the world will be completely changed… if you see these marvelous images.
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海辺でひとやすみ ―東京都心よりアクセス90分― 茨城県・大洗海岸。
里海邸 金波楼本邸 http://www.satoumitei.jp/
ご予約お問い合わせは/ 電話 029-267-2101
いよいよ、7月19日(土)から、8月24日(日)までの37日間にわたり大洗町の海水浴場がオープンします。
この期間中は大洗町内にある海水浴場で遊泳区域が指定され、ライフセービングまたは監視員が常駐し、
遊泳時間も定められ、皆様が安全に海水浴を楽しめますよう、管理が敷かれます。
今日は海水浴場が開設されるにあたり、大洗磯前神社による安全祈願祭が執り行われました。
場所は里海邸近くの大洗海岸。
私も大洗観光協会の一員として参列いたしました。
今日は海霧が発生し、厳かな感じになりました。
ですが、気温は日々高くなり、日毎に夏の気配が本格的になっております。
里海邸では、海水浴される方はもちろん、海水浴が苦手の方でも
お子様連れから、ご年配のお客様まで、充実したひとときをお過ごし頂けます。
昨年は、暑さを避けて涼しい風の吹きやすい夕暮れ時にビーチを歩く皆様の姿が印象的でした。
宿でのんびりと読書やお風呂、潮風に吹かれてテラスで過ごすなど、
思いのままお過ごしになられております。
ぜひ夏の別邸へお越しください。
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海辺でひとやすみ ―東京都心よりアクセス90分― 茨城県・大洗海岸。
里海邸 金波楼本邸 http://www.satoumitei.jp/
ご予約お問い合わせは/ 電話 029-267-2101
ここ大洗海岸は、井上靖の「大洗の月」や、徳川光圀作詞、滝廉太郎作曲の「荒磯」の舞台として登場する月夜の美しい名所です。どちらもあまり知られていない作品ではありますが、絵に例えると印象派っぽいような、大洗の土地風土が持つ心地よさを表現されている作品です。今回は大洗の月についてご紹介したいと思います。
「大洗の月」あらすじ
昭和28年。時代は、戦後復興期から高度成長の黎明期。東京で自動車部品の下請け会社を経営する主人公 佐川は、仕事は順調に拡大しつつも、当時の不安定な社会情勢から急激に事業崩壊するかもしれないという「亡びの予感」を抱えたまま生きています。そんな不安が辛く感じる秋の日。行ったことのない大洗の荒涼なイメージに惹かれて中秋の名月を見ようと、旅行に出かけます。
これは人生に希望を失いかけている男の一人旅の物語です。
旅先の大洗で、主人公は心地よい時の流れる海自然や純朴な人々と出会い、次第に心が解きほぐれてゆきます。物語の最後では、成り行きで古道具屋で購入した絵の作者、どうやら有名画家の偽作家と思われる老人画家の住まいを訪ねることになります。深夜11時過ぎであるにもかかわらず画家は夫婦でともに起き出してきて、主人公をあたたかく迎え入れ夕食の残り物の魚と持ち寄った酒で、ささやかな宴がはじまるのです。雲間からぼんやりと月明かりの落ちる海辺の家で、主人公と画家に穏やかなひとときが流れて行きます。
主人公は潮騒に包まれた家で自然に寄り添った暮らしをしている夫婦に好感を感じます。そして、この老人が偽画家かどうかということはさておいて、老人画家が生涯を通じて亡びの予感を感じながらこの歳まで生きてきたのだろうと、気付くのです。
そう思ったとき、雲間から美しい満月が現れます。そして、画家の家が凄まじい波の音に洗われている様子とともに、物語は終わります―。
「大洗の月」は、働き盛りの人が陥る不安を癒す、素朴な海の町の世界を丁寧に描いています。
東京から見て、大洗という土地柄はあまり知られていない土地として、この小説でも紹介されますが、東京から近くて、遠い気もするような辺境の地 大洗は、都会に生きるある人々にとっては、本当に心から癒される休息地だったのでしょう。
月の静かな美しさと、激しい波の音。そうした大洗の自然環境が作りだす穏やかで逞しい田舎の人々。そうしたものを全て含めて、無常感に近いものが漂うのがこの町なのかもしれないですね。人生にあがいていないというか、くよくよしてもしょうがないといった、あきらめを超えた先にある「純粋な幸福」のようなものなのでしょうか。山村暮鳥の詩にもそのような雰囲気が漂っています。大洗の潮風は、人々に子供の頃のような穏やかな心を送ってくれるのでしょうか。そんな空気が潜む大洗町を訪ねることは都会の人々にとって、癒しになるのかもしれません。
茨城県による大洗海岸旅館街エリアの海岸砂利撤去作業の経過をご報告いたします。
宿の前の砂利搬出はほぼ完了いたしまして、眺望も回復いたしました。
海岸砂利の下に隠れていた岩が飛び石のように現れて、面白いです。
続きまして、右手の隣地での砂利搬出作業が実施されております。
現在、砂利の高さは2メートル以上ありますが、これが全部無くなるようです。
海岸エリア全体で20,000立米の砂利を搬出して、海岸高を下げて、防潮堤の効果を高めることになるようです。
砂利の山は掘り返されたばかりの柔らかい山で危険ですので、近づかないでくださいね。
引き続き、平日の昼間には、搬出の作業の音が海岸より聞こえる場合がございます。
お客様にはご不便・ご迷惑をお掛けいたしますが、宜しくお願い申し上げます。
防潮堤は、砂利撤去により東日本大震災以前よりも高くなりました。
歩道と防潮堤との差尺は70cmですので、防潮堤に簡単に上れますが、
海側に落ちると3.2メートル(木造住宅の2階以上の高さ相当)の深さで、危険ですのでご注意下さい。
茨城県による大洗海岸旅館街エリアの海岸砂利撤去作業の経過をご報告いたします。
本日で宿前のちょうど半分の海岸砂利が撤去されました。写真の右側がビフォー、左側がアフターです。
砂利を搬出した海岸は、勾配がほとんど無く、これまでに比べて低位になりましたので、防潮堤の見掛け上の高さも相対的にかなり高くなりました。これにより遡上力のある高波や津波に対して効果を高めることができるのだろうと思われます。
本日は作業が終えたばかりで重機の足跡がありますが、波風で次第に普通の自然海岸の姿に戻ってゆきます。最近の大洗海岸の風景に見慣れた方にはずいぶん低くなったと思われるかもしれませんが、15年前はこの場所も海の中でしたので、横切ることができない場所でした。それだけ海岸の砂利が増えたのですね。
作業の進行状況を見る限りでは、週内には当宿前での作業が完了し視野が確保されるものと予想しております。
お客様にはご不便・ご迷惑をお掛けいたしますが、宜しくお願い申し上げます。
平成24年5月上旬より7月中旬 まで、万が一の津波や高波に備えて防波堤高さを確保するため、茨城県茨城港湾事務所による大洗海岸旅館街エリアの海岸砂利撤去作業が実施されることとなりました。作業開始にあたり現場の様子を確認いたしましたが、宿前の海岸地形はこの作業により凹凸や勾配が大きくなっております。そのため作業エリアへの立入はなるべくご遠慮下さり、現地での案内をご参考下さい。お客様にはご不便・ご迷惑をお掛けいたしますが、宜しくお願い申し上げます。
磯遊びは作業エリアの外、里海邸より左手100mの海岸より北側の磯から続く岩礁エリアでもできますので、よろしくお願いいたします。
常陸国の旅の愉しみのひとつは「果樹園めぐり」。
今回は里海邸の近くで「いちご狩り」ができる観光果樹園をご紹介します。
5月はいちご狩りができる最終のシーズンとなりますので、
開園日や苺の充実度につきましては園への確認が必要となりますが、
戸外で過ごしやすい時期ですので、小さなお子様を連れてお出掛けするのによいかもしれません。
お写真のいちご園さんは、里海邸よりお車でわずか10分のところにある「大洗ベリーフィールズ」さんです。
海辺の町のイメージが強い大洗ですが、メディアにも時々紹介される人気のいちご園です。
爽やかなご夫婦が経営されております。
取り扱いのいちご品種は、紅ほっぺ、こいのか、かおり野、おいCベリー、カレンベリー、桃薫、おおきみ etc.
実に多様ですね!
里海邸では、こちらの園で加工されたジャムやドライフルーツ等も購入しています。
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「大洗ベリーフィールズ」 website
住所:茨城県東茨城郡大洗町神山町2054番地
電話:090-9135-0391
5月の入園料金: 小学生~大人(1,000円)、3才から未就学時(650円)、1,2才(200円)消費税別
※営業時間 9:00~16:00 /時間制限45分
※苺の生育状況や混雑日もございますので、事前にお問合せまたはご予約をお勧めいたします。
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そのほか「観光いばらき」でも、いちご狩りが特集されておりますので、ぜひ旅のご計画にお役立て下さい。
http://www.ibarakiguide.jp/seasons/strawberry.html
水戸の「原田いちご園」さんは、
厳選した有機質の肥料にこだわり続ける農家で、
車椅子の方もいちご狩りを楽しめるそうです。
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海辺でひとやすみ ―東京都心よりアクセス90分― 茨城県・大洗海岸。
里海邸 金波楼本邸 http://www.satoumitei.jp/
ご予約お問い合わせは/ 電話 029-267-2101
ゴールデンウィーク期間中の4月30日(水)~5月1日(木)の午前は大潮ですので、大きな引き潮となります。午前中には大きな引き潮が生じて、里海邸の前の岩礁も普段は海面下にある海藻の森が水面上に出現します。大洗海岸での磯遊びや、大洗サンビーチでの潮干狩りの好適の条件ですのでご参考にお役立て下さい。以下、干潮時の潮位と予測時刻です。干潮時刻の前後1、2時間ぐらいが遊びやすいかと思います。
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4月30日(水) 干潮時刻 10:34 潮位2㎝
5月1日(木) 干潮時刻 11:10 潮位1㎝
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磯遊びのできる大洗海岸は、里海邸の目の前の海やその周辺ですので、手軽に楽しむことができます。潮干狩りのできる大洗サンビーチは、里海邸よりお車で5分のところにある大洗サンビーチ海岸でできます。大洗サンビーチの潮干狩りは、人為的に観光潮干狩りを商業的に実施している海岸とは異なり、天然の貝が生息しています。資源保護のため、 採取制限を守りながら楽しく遊びましょう。現地でのご案内表示などの約束を守りながらお楽しみ下さい。また、足場や波に、潮位の変化にご注意しながらお過ごし下さい。
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海辺でひとやすみ ―東京都心よりアクセス90分― 茨城県・大洗海岸。
里海邸 金波楼本邸 http://www.satoumitei.jp/
ご予約お問い合わせは/ 電話 029-267-2101
BSジャパン「神社百景」に、里海邸の隣地にある大洗磯前神社が登場します。ぜひご視聴いただければ幸いです。
3月16日(日)
#96「海の名社~大洗磯前(おおあらいいそさき)神社、
酒列磯前(さかつらいそさき)神社~」
今回ご紹介するのは、海の名社として名高い「大洗磯前(おおあらいいそさき)神社」、「酒列(さかつら)磯前(いそさき)神社」。 平安時代、第55代・文(もん)徳(とく)天皇の御代(みよ)に創建した古社(こしゃ)で、水戸(みと)藩主・徳川光圀公(みつくにこう)も厚く崇敬を寄せました。 その神々が住まうのは、茨城(いばらき)県のほぼ中央に位置する東茨城(ひがしいばらき)郡大洗町(おおあらいまち)。 そして、那珂川(なかがわ)を挟(はさ)んだところにある「ひたちなか市」。二社(にしゃ)ともに、太平洋に面(めん)した海の町に鎮座しています・・・(続きはリンク先のページ)
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里海邸 金波楼本邸 http://www.satoumitei.jp/
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