里海邸|大洗海岸。東京都心より90分、大海原が広がる静かな別邸へ

「素朴を上質に」海の別邸は、隠遁時間。~波と光色。湯と縁側。陶と食。磯と木の食卓。|里海邸 金波楼本邸 公式ブログ

東日本大震災より1年。大洗海岸にて

2012年03月11日 | 大洗町の話題

写真は本日の大洗海岸を眺めている観光客の様子です。

 

 

東日本大震災より本日で1年。

14時46分。本日出勤のスタッフ一同で、海岸に出て黙祷いたしました。

改めて震災で被災された方々にお見舞いと、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたします。

 

1年前の今日、大洗町は津波の被害を受けました。

その後、地域の人々の頑張りや大洗を応援して下さった皆様のお陰で復旧が進み、

夏には観光施設が再開し、地曳網や海水浴ができるなど

観光地としての機能も震災から4カ月たらずで回復いたしました。

 

その反面、原発事故の風評や、時々発生する余震には随分と悩まされました。

 

観光地としてのハードやインフラが回復しても、

お客様が戻るのはいつなのか見通しがつかない日々が続きました。

 

それでも今では、本当に少しづつですが、次第にお客様も足を運んで下さるようになり、

週末になると、海辺の観光地らしい車の喧騒も感じられるようになりました。

写真は今日の旅館街の様子です。

 

私共の宿もお客様に支えられて、なんとか今日までやってこられました。

本当にありがとうございます。

 

ぜひ、現在の大洗遊びに来て下さい。

震災前の頃のように楽しめる観光地の姿に戻っていますから。

 

いえいえ、震災があっただけに、大洗の人は相当頑張っていると思います。

以前の大洗より素敵な観光地になっているかもしれないですよ。

 

皆様が遊びに来て下さることで大洗が元気になれば、

東日本の多くの被災地の復興への希望になると思います。

私達は全力で頑張ります。

被災地の復興に、どうか引き続き応援を宜しくお願いいたします。

 

 


元朝詣りを迎えるにあたり、神磯鳥居周辺の清掃をいたしました。

2011年12月20日 | 大洗町の話題



初日の出のスポットとして知られる里海邸の前に佇む神磯鳥居。
海岸の漂着ゴミを集めている写真の方は大洗磯前神社宮司の飯塚重さんです。

本日は大洗海岸にて、大洗磯前神社と宮下町内会、大洗観光協会役員、職員で一斉に海岸清掃を致しました。



漂着ゴミ収集の様子。冬の海岸は寒いかと思いきや、海面で日差しが照りかえすせいか、暑くて汗だくです。



水がキレイです。



日頃から荒波に洗われ、
大震災の津波を受けてもびくともしなかった神磯鳥居。

ぜひ、大洗磯前神社参拝の折に、ここから初日の出をご覧ください。





那珂川丸の話

2011年12月15日 | 大洗町の話題

「那珂川にも走っていた川蒸気」より


ブログ記事「水路をゆく・第二運河 那珂川にも走っていた川蒸気」に、里海邸(金波楼)の創業者・石井藤助が取り組んだ明治初頭の蒸気船事業や当時の那珂川水運の全体像についてまとめられています。

蒸気船が那珂湊と水戸を一日22往復(運行時間2時間)していたことや、涸沼川の経路も取り組まれていたこと、海門町の運河の話、そして江戸期の勘十郎堀の話題まで触れられており、水戸大洗・那珂湊地方の水運の世界の魅力が丁寧に紹介されています。



「那珂川にも走っていた川蒸気」より「常陸 那珂川の夕照」絵葉書


現在の交通事情からすれば夢物語ですが、
田園風景の中の那珂川を走る蒸気船があったことを
記憶しておきたいものです。


掲載サイト「水路をゆく・第二運河 那珂川にも走っていた川蒸気


大洗あんこう祭

2011年11月22日 | 大洗町の話題

11月20日、毎年恒例の「大洗あんこう祭」がマリンタワー前広場にて開催されました。

私も、あんこう汁2000食販売のブースにて、

お客様にあんこう汁をご提供するお手伝いを致しました。

 

枯れ松葉が散る小道。大洗リゾートアウトレットの道路向かいの歩道です。

 

大洗あんこう祭の会場です。

 

恒例のあんこうの吊るし切りをする、大洗町宿泊青年会会長の照沼修さん。

司会者と漫才のような楽しい掛け合いをしながら、次々と捌いて行きました。

 

あんこう汁一杯100円。あんこうはとても高い食材ですので、とても贅沢な企画ですね。

あんこう汁の下拵えをする民宿組合の女将さん。

 

大きな鍋で、洋食シェフがあんこう汁を2000食配っています。

大洗ってチームワークの良い町です。

飛びぬけて元気の良い、グリーンの女性は、大洗の誇るライフセーバーの面々。

ステージの昭和の音楽に合わせて、踊る皆様。

なんだか歌劇を見ているようです(笑)

こちらは本格的なあんこう鍋を土鍋で楽しむ「あんこう亭」

 

テントの中で、ゆっくりあんこう鍋を楽しめます。

 

テントの中でお客様にサービスしているのは、実は大洗ホテルの総支配人。

 

あんこう鍋を囲んでいる美女お二人は、元ポートフレンズ大洗のメンバーです。

久しぶりにお会いしました。かつては私もご一緒に観光PRに行ったものでした。

震災後の大洗を応援に来てくれました。


大洗山 大洗磯前神社

2011年11月17日 | 大洗町の話題

最近は雑誌等で、パワースポットとして紹介される神磯鳥居と大洗磯前神社。

考えてみますと、このロケーションに包まれた里海邸自体が

パワースポットとして機能できる宿なのかもしれません。

里海邸のご宿泊者にはおなじみの神磯鳥居と、

里海邸から階段を100段上がったところにある大洗山、

大洗磯前神社の七五三時期の様子をご紹介します。

写真は大谷健二さんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


サンマ料理。大洗郷土料理研修

2011年11月14日 | 大洗町の話題

私は宿の仕事で参加できなかったのですが、
大洗海の大学にて郷土料理研修がございました。

以下のリンク先でサンマを使った家庭料理を紹介しております。
また、大洗の食文化と観光の関わりついての方向性を示唆するコメントも掲載されておりますので、どうぞご覧下さい。


「茨城・大洗だから楽しめる田舎グルメ」


大洗海水浴場の様子

2011年08月07日 | 大洗町の話題
今日はロックインジャパン2011の最終日。

旅館街近くの大洗海水浴場の様子をお伝えします。


今年は、地震、津波、原発など、いろいろとお客様を心配させる出来事が重なった上、
さらに海開きの日から、海や空のコンディションの不調が続きがちです。


海水浴にとって、よくもまあここまで悪条件が重なったこと!


ところが午後に浜辺に行ってみますと、海辺で遊ぶ海水浴客の姿がそれなりにおられました。
(写真は午後15時30分頃)



この通り、荒れ模様で、遊泳禁止の赤旗なのですけれど。。(笑)



水温は冷たくなく、気持ちいいですね。



大洗海岸は砂や小石やいろいろ浜辺の雰囲気が様々な自然海岸ですが、砂はこの通り綺麗ですね。


大洗ほげほげ放送

2011年08月01日 | 大洗町の話題



大洗の現在を、現場から素のままにお伝えする「大洗ほげほげ放送

「大洗は実際どうなのよ?」と、気になる皆様、ぜひフォローいただき、大洗の近況をぜひご確認ください。

 

大洗ほげほげ放送WEBページ

大洗ほげほげ放送 on twitter

 

尚、「大洗ほげほげ放送」の取り組みや「茨城県音楽祭」「ワールドカフェin大洗」など、ここ最近の大洗の出来事について、明日8月2日午後18:10からのNHKの茨城県の報道番組内のドキュメンタリー特集としてご紹介される予定です。(NHK水戸放送局ですので、茨城県内のみの放映かと思われます)


花火ピザを頂きながら、大洗海上花火大会

2011年07月31日 | 大洗町の話題

ダッチオーブンで次々とアウトドア料理を繰り出す、山の料理人ことニッシーさん。
ユーモアを愛する、いつも笑顔で穏やかなお人柄!

本日、ピザ作りに使う野菜はご自身の畑でとれる有機野菜を使っているそうです。
アウトドアの達人でもありますので、サバイバル環境でも生き残れるだろう。との事です!


ボランティア組織「大洗応援隊!」から茨城大学人文学部の小野さんが「大洗ほげほげ放送」の記者として参加。ピザ作りやキャンプ場のレポをしてくれました。後ほど、ほげほげ放送でオンエアとなります。


ダッチオーブンでは、ピザのほかに、鶏肉とジャガイモの煮込みを作って下さいました。
これまたとても美味しい!



ピザ作りをしながら夜を迎え、いよいよ大洗海上花火大会がはじまりました。

ただ残念ながら、先週の茨城県音楽祭と同じく、どうも天候に恵まれません。
雲で花火の上半分が隠れてしまいあまり見えませんでした。

これでは昨年同様に花火を途中で中止して延期になるかと思いました。

ところがなんと、次々と雨雲に向かって花火を打ち続けているのでした。

大洗のひたむきな復興活動の意志が感じられるような気がしました。


ドーンという爆音とともに花火が打ちこまれて、雷雲のように鈍く光る空を眺めていました。

花火の音がするたびに、大洗はここまで元気になれたのだなとしみじみ実感しました。

復興支援イベント ワールドカフェ in 大洗

2011年07月26日 | 大洗町の話題
7月16日(土)海開きの日。NPO法人海の大学による「復興支援イベント ワールドカフェ in 大洗 」が開催されました。3月11日の震災当時の体験談、そして4ヶ月たった現在までに感じていることを参加者全員に雑談形式でお話しいただくというものです。

いわゆる講師や業界代表者によるパネルディスカッション方式とは異なり、カフェで会話するような感覚で参加者が気兼ねなくディスカッションできるのが、ワールドカフェという会議の特徴です。埋もれてしまいがちな情報を、数多くピックアップできるのが魅力です。

実際のワールドカフェの様子を見てみますと、様々な経験談、今後に向けた意見、参加者全員分の大量の意見が出てきます。そして会議は結論を出すものと思いがちですが、ワールドカフェでは結論を集約しないで終了させるようです。多数の同意見も貴重な一人の意見も、どちらも意味があるからなのだと思います。

震災後の私達の暮らしについて、誰かに決めてもらうのを漠然と受け入れるのではなく、多くの人が話し合いにしっかり参加し、社会活動に参加している実感が沸くことで、よりリアリティのある建設的なまちづくりの重要性に目覚めるのかもしれないと思いました。


当日の状況は、大洗海の大学のブログをご覧ください。

http://ameblo.jp/anco-oarai/entry-10959353854.html





















ワールドカフェ終了後の懇親会。
山の料理人★ニッシーさんによるアウトドア料理と、
漁師のおかあさん加藤さんのヒラメの刺身が参加者に振舞われました。

食の懇談会の様子はこちら






この夜。大洗サンビーチには美しい満月が昇りました。
潮風に吹かれながら、ウッドデッキでのパーティー。贅沢ですね!

大洗港にて 茨城県音楽祭vol.2 in大洗

2011年07月25日 | 大洗町の話題

茨城県音楽祭が終了!写真はMIYABIさんのステージ。
チャリティー活動へのアクションを呼びかけてくれています。
会場のムードが良かったですね!


朝8時。ボランンティアスタッフ打ち合わせの様子。茨城大学、常磐大学の学生さんも参加されました。


前の方は若い女性が多いですねー。キャーって黄色い声が!!


ボランティアとして参加した中国人留学生の王さん。
MIYABIさんにインタビューする機会があり、握手して頂きました。

MIYABIさんはとっても紳士的な方でした。


大洗でこれだけ本格的な音楽フェスはなかったのですが、やはり夏の風物詩としてこうした音楽祭はあるといいものですね。

茨城県音楽祭に参加することで、復興支援になります!

2011年07月20日 | 大洗町の話題

いよいよ7月23日(土) 大洗リゾートアウトレット裏手特設ステージにて、

茨城県音楽祭Vol.2 in 大洗」が開催されます!

長時間にわたる音楽フェスでありながら、「入場無料」!の震災復興チャリティイベントです。なお会場内に義援金募金箱を設置します。 ※駐車場は有料(1,000円/1台)となります。

地震・津波災害から猛スピードで復旧させ、ついに海開きにこぎつけた大洗。すっかりお客様をお迎えできる観光地として復活しています!ですが、なかなか大洗の元気が広く伝わらず、苦労しています。

そこで多くの皆さんに一人でも多くこの音楽フェスに参加していただくことで、盛り上げて下されば、広く社会に茨城の復興の元気ぶりをアピールすることになります。それは震災からの回復モードを着実に進めている茨城の頑張る姿を広く伝えることになりますし、これから復興してゆく被災地の人々にも、かならず復興できるという希望を与えることになります。

つまり、


茨城県音楽祭に参加することで、復興支援になります!

 

復興支援のかたちは、様々。

 

音楽フェスを楽しむお客様として!

そして音楽フェスを支えるボランティアスタッフも募集しております!

なにしろ入場無料の大きな音楽フェスですので、多くのお客様のご来場が予測されますので、スタッフの増員が求められております。

私もボランティアスタッフとして参加するつもりです。茨城の底力を世間にアピールしたいですし、お客様がこの音楽フェスを楽しめるように支えていきたいと思います。

 

ぜひ、あなたもご一緒にこの復興イベントを支えてみませんか?

ボランティアスタッフはWEBで登録できます!

 

出演artistをちょっと紹介。

JAY'ED「ずっと一緒」


ご宿泊のお問合せは・・・


波打ち際で「ひとやすみ」| 五感を洗う海辺の別邸
里海邸 金波楼本邸
〒311-1301 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町6883
電話|029-267-2101(受付9時~21時)
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