里海邸|大洗海岸。東京都心より90分、大海原が広がる静かな別邸へ

「素朴を上質に」海の別邸は、隠遁時間。~波と光色。湯と縁側。陶と食。磯と木の食卓。|里海邸 金波楼本邸 公式ブログ

大洗海岸の十五夜。2015年中秋の名月は9月27日(日)

2015年09月23日 | 大洗町の話題

(出典 Mari Hamamoto Photography) 


今年の十五夜は9月27日(日)

中秋の名月は、里海邸も観月の舞台となります。


里海邸では、客室・食事処・浴室・ラウンジ・ルーフテラスなど邸内の全ての場所で、水平線から昇る満月を眺めることができます。前日の26日は大洗海岸で観月のイベントも実施されます。(26日は雨のためイベントは中止となりました)また翌日の28日は月齢的に真円度のある満月が昇ります。


観月の名所として
井上靖の作品となる

井上靖が昭和28年に発表した短編小説「大洗の月」では、大洗の土地柄が醸し出す癒し力が丁寧に紹介されております。月の静かな美しさと、対比する激しい波の音。そうした大洗の自然環境が作りだす穏やかで逞しい田舎の人々。そうしたものを全て含めて、無常感に近いものが漂うのがこの町なのかもしれません。ぜひ大洗の旅のご参考にお読み頂けたら幸いです。リンク先のブログにて作品のあらすじをご紹介しております。

[関連記事]  井上靖「大洗の月」が教えてくれる、大洗の魅力 /大洗の旅館 里海邸


滝廉太郎「荒磯の波」の舞台である大洗海岸

徳川光圀が詩を書き、滝廉太郎が明治35年に作曲した歌曲「荒磯の波」の舞台は、月夜の大洗海岸です。光圀と滝廉太郎は生きた時代が異なるので、不思議な出会いですね。この「荒磯の波」が作曲された時代、里海邸の前身である金波楼が開業しております。


荒磯の
巌にくだけし
月影を
一つになして
かへる波かな