ぎふジュニアボートクラブ(Gifu Jr. Boat Club)

川辺ダム湖の美しい湖面で心身を鍛え、将来 日本代表選手を目指す。

Re-start

2019-07-28 15:42:49 | 日記
全中を終え、ひと段落。

と思っているのは大人だけで、選手たちに息つく暇はありません。

夏休みは6勤1休とプロ野球のキャンプを思わせるような日程で練習が予定されております。

よって本日も練習。
火曜日から上記日程で練習を行っているため、本日で6日目。
しかし前日の台風の影響によって、朝は出艇することができませんでした。
川はそこまでの濁流にはなっていなかったものの、少し台風の爪痕を感じさせるような様相です。

ということで、陸上でのエルゴでのトレーニングを行っていました。

ただいつもと違うのは、傾斜のある坂にエルゴを置いていたこと。

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、向かって右側の方角に下がっています。

つまり通常よりも重力で下半身に負荷がかかる状況になっている、ということになります。
その中での1,000mのTT、やはりみんなしんどそうでした。


林選手も中学生と一緒に1,000mで。
十分に渡り合っています。

林選手を除く小学生は、500mで挑戦。
みんな頑張ってました。


そういえば、小学生メンバーの紹介がまだできていませんでしたね。
また後日、紹介させていただきます。

さてもう1セットやろうとしていたら出艇OKになったため、みんなとっととエルゴを片付け、艇を準備し、漕ぎ出していきました。





エルゴのときとは打って変わって、いきいきとした表情でした。
みんな水上が好きなんですね。

また本日は、ぎふジュニアボートクラブの総会が行われました。

毎年、全中終了をもって父母会の役員が交代となるためその紹介と、今後の予定等が共有されました。

次の目標は10月に行われる新人戦。
そこでの多くの入賞を目指し、夏休みの練習で力をつけていきます。

また3年の永井選手は、静岡県で行われる中部選手権と香港レガッタに出場するため、継続して練習しています。
兼松選手も同様です。
高校生や大学生、社会人に交じっての参加となりますが、ぎふジュニアの力を思う存分発揮し、あわよくば上位入賞を。。

がんばれ琉貴、万綸☆

第39回全日本中学選手権競漕大会 準決勝・決勝

2019-07-22 04:39:28 | 日記
ついに決戦の日です。
今年の中学生の頂点を目指して、激しい戦いが行われます。
がっ、、、
レース開始前より、コースにはもやがかかり視界不良。
よって1時間半スタートを遅らせての開始ということになりました。
それまでの間、それぞれリラックスして過ごします。
そして、1時間半後。
もやも晴れてきて、ようやく本日のレースが開催となりました。
男子シングル準決勝
6組あり、各組1位のみがが決勝戦へ進出となるシビアな戦いとなります。
なお各組2位は順位決定戦進出です。
最初は永井選手。
まだもやの影響が残り、かすんで見えていましたが、蛍光色のキャップのおかげで何とか永井選手と認識できます。
で、レースのほうは、
予選同様、追ってくる2位以下を振り切り1位でゴール。
決勝戦進出です。
続いて、斎藤選手と徳永選手は同組で。
手前が斎藤選手、奥に徳永選手。
スタートは両クルーともいい感じ。
そこから斎藤選手は激しいデッドヒートを繰り広げ、結果1位で決勝進出。
一方徳永選手は徐々に後れをとり、6位でゴール。
決勝戦および順位決定戦への進出はなりませんでしたが、ナイスファイトでした
続いて女子シングル
3組あり、各組2位までが決勝進出、3位と4位が順位決定戦となります。
まずは可児選手。
ほどよい緊張感をもってスタート。
必死に食い下がりますが及ばず、5位でゴール。
わずかが順位決定戦を逃すこととなりました。
しかし1年生で準決勝までレースできたことは価値あることと思います。
次は兼松選手。
スタートがわずかに出遅れたか、その差を縮めることができず2位でゴール。
何とか決勝進出を果たしましたが、今回500mのレースということでわずかなミスが結果に大きく影響するということを改めて認識することとなりました。
女子ダブル
こちらは女子シングルと同様3組のため、各組2位までが決勝進出、3位と4位が順位決定戦となります。
まずは中島選手と纐纈選手。
まさにデッドヒート。
最後の最後でわずかに出て、1位でゴール。
決勝進出です。
次は鈴木選手と森川選手。
このレースから、ピンクのサンバイザーを装着。
これが幸運を呼ぶピンクとなるか。
予選同様にスタートから抜け出し1位でゴール、決勝進出です。
結果、決勝戦には永井選手、斎藤選手、兼松選手、中島・纐纈組、鈴木・森川組の5クルーが出場です。
そして決勝戦。
男子シングル
斎藤選手は気合十分で出艇。
一方永井選手は普段通りにクールに。
1レーンが斎藤選手、5レーンが永井選手です。
スタートはともにまずまず。
父兄も祈りながら戦況を見守ります。
永井選手は中盤でトップの選手に少し差をつけられるものの、必死に追い上げを図ります。
しかし届かず2位でゴール。
選抜との全国2冠は惜しくも果たせませんでした。
一方斎藤選手も食い下がりますが、終盤他の選手に引き離され6位でゴール。
次に女子シングル決勝戦。
緊張感を漂わせながらもリラックスした表情で出艇していきます。
レースでは、逆風のコンディションに苦しんだか、いつもの力強い漕ぎが影を潜めていたようでした。
結果は5位。
本人にとっても思いもよらぬ結果だったことでしょう。
他チームの選手が駆け寄り、ねぎらいの言葉をかけてくれました。
最後に女子ダブル
レーンは2クルーが隣同士になるという組み合わせ。
そしてスタート。
鈴木・森川組は抜群のスタートをみせ、一気に飛び出します。
中島・纐纈組もついていきます。
結果は出だしの差を終始キープした鈴木・森川組が1位、中島・纐纈組は5位となりました。
全レースが終了となり、表彰式。
入賞した選手に賞状やメダル、また優勝した鈴木・森川組には優勝カップが授与されました。
また女子は総合で2位ということで、こちらも賞状をいただきました。
これをもって、今年の全中は幕を閉じました。
川辺に戻って、片づけを行いミーティング。
今回の大会の振り返り、そして夏休みの練習計画等確認を行い、次なる目標に向かって進んでいきます。
そして選手たちより挨拶があり、この遠征そして3年生にとっては最後の大会が終わりました。
まずは一区切り。
入賞できた選手はそれを励みに更なる高みへ、そうでなかった選手は今回得た悔しさや課題をバネに大きくジャンプしよう。
最後に、応援や差し入れをしていただいた皆様、いつもありがとうございます。
皆様のおかげで選手たちはそれぞれの持てる力を発揮できたと思います。
今後も応援よろしくお願い致します。

第39回全日本中学選手権競漕大会 予選

2019-07-20 20:13:36 | 日記
まず最初に、このブログのタイトルに”中止”という言葉を書く必要がなくなったことに対し、最大限の感謝の気持ちを表したいです。
開催にあたりご尽力いただいた運営スタッフの皆さん、本当にどうもありがとうございます。

朝は少し雨がぱらついていたものの、川も前日と比べれば落ち着きを取り戻していました。
上流より流れ着いた浮遊物はちらほらありましたが、レースを行う上での支障はないという判断だったのでしょう。

前日にやむなく中止となった公式練習が本日の午前に行うこととなり、それと同時にコースの設営が行われました。

ぎふジュニアの選手も、待ってましたと言わんばかりに水上へ漕ぎ出していきます。

去年、全中を経験している2年生、3年生はリラックスした表情。
というより、もう少し緊張感を持ったほうがよいかも。。



1年生は、、

若干硬いかなと思ったものの、やはり普段通りに練習へ。




練習から引き上げてきた後、永井選手が記者の方から取材を受けていました。
選抜Championが全中に向けて、何を語ったか。。

しまった。

どのメディアの取材か確認するのを忘れていました( ;∀;)
おそらく新聞かと。
すみません、新聞をチェックしていただけたらと思います。

コースの設営も完了した正午より、予選レースがスタート。
今回は悪天候の影響により、通常1,000mで行われるところを500mで、
敗者復活戦は行わない、という特別ルールでの開催となります。
よって、予選を通過しないと翌日のレースに出場できません。
そんなプレッシャーの中、予選レースに挑んでいきました。

レースが始まる頃には、コース沿いに多くのギャラリーが陣取っていました。
緊張感も高まります。

初めは男子シングル。

トップバッターは斎藤選手。



今までのレースでは必ずといっていいほどフライングしてきましたが、この日はまずまずのスタート。
その後は力強さをみせ、1位でゴール。

ゴール後はジャニーズさながらを応援をしていただいたお母さんと一緒に。
斎藤家の年賀状のデザインはこれで決まり☆

続いて徳永選手。
実は徳永選手、デビュー戦の岐阜レガッタ以来のレース。
つまりデビュー2戦目がこの全中。
本人はもちろん、周囲も不安が募っていたことでしょう。
が、


最後まで粘り強く頑張り、3位でゴール。
男子シングルは3位上がりのため、準決勝進出!
ゴール後は満面の笑みでした(*´▽`*)

次は永井選手。
こちらは圧巻のレース運びで、2位以下を大きく離し1位でゴール。


男子最後は安江選手。



予選4位で、惜しくも準決勝を逃しました。

次は女子シングル。

こちらも選抜Championの兼松選手。



やはり危なげなく、1位でゴール。

続いて可児選手。
可児選手も徳永選手と同様に、シングルでの出場は岐阜レガッタ以来。



練習の成果を十分に発揮し2位でゴール。
見事に準決勝進出を果たしました。

そして女子ダブル。

去年の全中Championの鈴木選手と森川選手。

出艇時はおちゃらけていました。

が、レースは、抜群のスタートをみせ、後続を大きく突き放し1位でゴール。



最後は、中島選手と纐纈選手。
ご父兄、そして纐纈選手の妹(実はぎふジュニア入り)に見守られながら出艇です。


そしてレースでは、先週の合宿での勢いそのままに1位でゴール。



ということで、ぎふジュニアとしては安江選手は残念でしたが、それ以外は準決勝へ駒を進めることができました。

なおレースの合間には、選抜大会で交流を深めた仲間と再会を楽しんでいました。
レースではライバル同士ですが、こういった関係を継続できるのは素敵なことですね♪



さあ、翌日はいよいよ準決勝と決勝。
今年の全国の頂点を狙いにいきます。
最終的な勝者は1クルーしかなることはできませんが、それを目標に競い合える環境に身を置けることに感謝しながら、白熱したレースを期待したいです。

ぎふジュニア、Fight!

第39回全日本中学選手権競漕大会 初日

2019-07-19 21:30:26 | 日記
ついに迎えた最大のターゲットである全中。
本日は公式練習のため、選手たちは1学期最終日ですが公休で参加です。

艇庫に集合し、みんなで艇を積み込んでいきます。
中学生全選手での遠征はこれが初めて。
合計で8艇です。


全てを積み込んで、いざ出発!

前日が豪雨だったため何となく予想できてたのですが、現地に到着したら昨年までとは異なる風景が。。


とても練習どころではないと思いつつも、まずは艇を組み上げていきます。


案の定、コースのコンディション不良につき、公式練習は中止。
翌日のレースは無事開催されるのか、不安を感じつつも開会式会場へ。


体力が有り余っている選手たちは、ここで発散しようとしてたようです。


この開会式の後に行われた代表者会議によると、
・大会の開催については、翌朝8時に決定する
・開催の場合、500mのレースに変更
・敗者復活戦は行わない
など、特例での開催となるようです。

この全中のために努力を積み重ねてきた選手のためにも、何とか開催していただきたい。

しょんぼりしている向日葵が輝くような天気になることを、そして運営の方々のご尽力を。

こればかりは願うしかありませんが、何卒!!


全中直前強化合宿 Final

2019-07-15 20:24:20 | 日記
合宿もいよいよ最終日。
本日は1,000mのTTです。
来週の本番を想定し、どこまで自分の実力を、さらにはそれ以上の力を発揮できるか。

朝は湿気をたっぷり含んだ晴天。
しかし空には怪しい雲も。
なんとか雨が降りませんように。

それぞれの艇がウォーミングアップを兼ねて上流のスタート位置へ向かっていきます。
表情はうかがえないものの、ほどよい緊張感を持っていたことでしょう。





そしてスタート。



合宿前よりも力強さやスピード感が増しているように感じます。




設定した課題をクリアできた者、できなかった者、新たな課題が見えてきた者。
漕ぎ切った後の印象はそれぞれですが、全員の表情は充実感と達成感に満ちていました。

本合宿のメニューを完遂した後は、ランチタイム。
最終日のぎふマダムはこちら☆

で、献立はコチラ♪

体にキツイ天候の下でハードな練習をこなした選手たちにとって、胃袋にやさしいメニューです。

合宿最後のご飯も楽しくいただくことができました。


食事後は本合宿の総括と全中への目標および意気込みを確認するミーティング。




1位を目指すという心強いコメントが数人から出ました。
それ以外にも、最後まで力強く、スタートを意識する、限界を超えられるように、など頼もしいコメントもありました。
本合宿の狙いにあった、モチベーションUP、ローイングの技術向上はもちろんのこと、精神面も大きく成長できたようです。

最後に食事を中心にあらゆる面でサポートしていただいた父兄の方々に感謝の言葉を述べ、締めとなりました。


大きなトラブルもなく、それぞれが成長できたこの合宿。
やるべきことはやりました。
あとは全中の本番を最高のコンディションで迎えられるよう、調整していきます。

さぁ魅せよう、梅雨明けの太陽に負けないくらいのぎふジュニアの輝きを。
そして夏空の青に負けないくらいの爽やかさを。

がんばれ!