泥より出でて泥に染まらず

人生を引き寄せ、好転させるには?自身が何十年も苦しみ抜いた経験と、様々な文献から日々考察していきたいと思います。

【10】自己肯定感を下げるもの④ メディア

2023-04-08 08:45:00 | 引き寄せ

こんにちはニコニコ


引き寄せを実践するにあたって、まず最初に障害となる自己肯定感の低さについて考察してきました。私自身もこれで人生の大半を苦しんできました。

なぜ下がってしまうのか、これまでは自身のトラウマや考え方など内的要因を見てきましたが、今回は外的要因について考察します。


結論から言うと、


あなたの自己肯定感の低さは、他人に操作されている可能性があります!


よほど注意していないと自然と自己肯定感を下げてしまうような世の中になっているということです。

※ 私は決して特定の企業やメディアの批判をしたいわけではありません。ただ、事実としてこういった戦略があり、結果自己肯定感を下げてしまう要因となる可能性があるのだということを先に申し上げておきます。


ある企業の有名な販売戦略に次のようなものがあります。


1. もっと使わせろ

2. 捨てさせろ

3. 無駄遣いさせろ

4. 季節を忘れさせろ

5. 贈り物をさせろ

6. 組み合わせで買わせろ

7. きっかけを投じろ

8. 流行遅れにさせろ

9. 気安く買わせろ

10. 混乱を作り出せ


いかがでしょうか。70年代に打ち出され、今は使われていないとのことですが、未だに日本国内で展開されるメディアや販売戦略の基本となっていることがわかると思います。大量消費時代からの物の売り方であり、ここまで徹底せねば消費者に買ってもらえない。売り手としてこの鉄則は非常に理にかなっていると思います。


ただし!


この戦略に消費者がまんまと乗せられた場合、常に何かに対しての不足を感じるようになります。


こじわの気になるあなた!


できる人はもう始めています!


今、2人に1人はガン患者です。今すぐガン保険へ!


これをしないとあなたは一生負け組です!


グローバル社会の今、英語が必須スキルです!


このままではあなたの老後の資金は足りません!今すぐ資金運用を!


今年の流行色は「ルミナスイエロー」です!


うわっ! 私の年収低すぎ…


保育園落ちた日本○ね (流行語大賞受賞)



ざっとあげてみましたがこれだけでも心が不安になってきませんか?テレビをつければCMでも番組内でもこういったテロップが飛び交い、ネットサーフィンすれば、一般の人ですらこういった文言で動画や情報を配信しています。


最後のものなどは、国を動かすはずのいち国会議員の言葉であり、それがあろうことか流行語大賞にまでなっています。


書店へ行けば、平積みの本からあなたはそのままで満足ですか?と責め立てられる。そんな言葉に洗脳された人々が


今の時代、資産運用しないと負け組らしいぞ


今の世の中プログラミングくらいできなきゃね


もう日本って終わってるらしい


私ってもうおばさんだから…


などと言い出し、他者を更に洗脳する。世の中はマイナスの波動であふれかえっています。


テレビは「他人の不幸は蜜の味」とばかり、連日連夜波動の低いものばかり放映する。その方が視聴率が稼げてしまうという具合です。


こんな環境で無意識かつ無自覚に生活していれば確実に不安不足感があおられ、自己肯定感が下がるようになっています。


常に何か物や能力が足りない。新機種のものがないと…このスキルがなければ…もっとお金がないと…それらは追い立てるように私たちの自信やお金を奪っていくのです。


従って、


マイナスの波動を持つようなメディアや広告を見ない、聞かないようにする!


というのができればいいのですが、山に引きこもってない限りは不可能でしょう。そこでこれです。


あっそう。まぁ私には関係ないな


何でもいいですが、とにかく真に受けないことです。「足りない」と思っているのは全て幻想です。売り手の戦略だということを常に認識して本当に自分に必要なものを見極めることが大切です。


自己肯定感を意図的に下げられ、「これやっとかないとやばいらしい」「これ持ってないと時代に遅れてしまう」などと足りない、まだ足りないという気持ちのまま、後ろ向きな行動や選択をとれば、さらなる足りない状態を引き寄せ、要らぬ苦労を呼び寄せることになります。誇大広告に惑わされず


私は今の能力で十分やれているんだ


私の生活は十分満たされているんだ


とまずは一度深呼吸して、その上で広告を見て、情報を集めてみて、それでもほしいな、やってみたいな、とワクワクするなら、それは必要な選択かもしれません。


この作られた自己肯定感の低さは、現代病ともいうべき深刻なものだと思っています。こんなものに多くの人が長く悩み苦しんでいるのは非常にもったいないと思います。


次回は少し変わった視点で「自己肯定感を下げるもの」について考察したいと思います。


ここまで読んで頂き、誠にありがとうございますニコニコ



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