引き寄せ習慣も、効果が出始めると言われる3ヶ月(90日)の王台に乗ろうとしていますというお話でした。
さて、この習慣を始めてから大きな変化が出始めているわけですが、引き寄せを研究すればするほど、かつての自分も含め、不幸になる原因の一つがわかってきました。
全てに関して無自覚で無意識だった
ある一定の理論や考え方を意識するだけで全く違うのですが、何も知らなければ、ともすれば、人への悪口や恫喝によって、自分を優位に立たせようとするなどネガティブな感情をひとつの手段として使うことすらあるかもしれません。
または、表面上だけだけでも不幸を演出することで、他人からの同情を得て、その救いの手にすがろうとするという常套手段になっているかもしれません。
私の場合は、無自覚にイライラを発散しようとする、自分のストレスや感情を他人にぶつける。全ては無意識かつ無自覚であることが原因です。
意識していれば、例えば相手を口撃している時に「あ、これは不幸になる行動だ。いずれ自分にも返って来るし良くない。何とかイライラしない方法はないか」と修正することができます。
ネガティブな感情はどうしたって出てきますが、これはあくまでも「あなた間違ってるよ!」という警告だという認識が必要です。これを無視する、まして利用するなんてことがあれば、どんどん不幸を集めることになるでしょう。
その積み重ねが自分にとって不快なものや状況をより引き込んでいくということです。挙句の果てには不幸なものにしか目がいかなくなります。こうなったら、あとは痛い目を見るまで止まりません。
そうなる前に少しでも意識するだけで止めることができます。
人は楽な方楽な方に流れていく
人は楽な姿勢を続けていると、骨格が歪むそうです。ふわふわのベッドやソファを使っていると快適ですが、腰が沈み込んで腰痛になる。
楽だからと前屈みで猫背状態でスマホを弄っているとストレートネックになったり、頚椎が曲がったりして偏頭痛や肩こりの原因となる。
今はヘルニアでできていませんが、趣味で居合道をやっていた時に、いつも先生がおしゃっていました。
人間というものは、意識しないと楽な方に楽な方に動いていく
自分が楽にできるような姿勢や動作では、正しい技にならないということです。実際に先生の指導通りに動こうとすると、とにかく日常でやらない身体の使い方となり、非常にキツイのです。
ただ、この「キツい」体勢は本来、自然な身体の使い方であったり、骨格として正しい状態であったりします。
知らず知らずのうちに楽な方楽な方に動くことで、骨格や体勢が少しずつ歪んでいき、筋肉も硬直していく。そうこうしているうちに歪んだ状態が自分にとって正しい状態にまでなってしまうので、まっすぐ立つことすら難しくなります。
逆に普段から正しい姿勢の人にとっては、まっすぐ立つことの何がキツいんだろうと思うことでしょう。
精神もこれと同じです。楽な方楽な方に流れていきます。意識しなければ、何かに対してチャレンジしたり、努力することがめんどくさくなります。人間はなるべく新しいことをやらずに、現状維持するようにできているからです。
習慣化は、自己啓発本の世界では耳にタコができるほど出て来るワードですが、あくまでも意識改革をした上で、新しい習慣の実践を繰り返すことで、身体や潜在意識に新たに書き込んでいく作業となります。
普段無意識に生活していてもこの習慣化が働いています。脳や身体に負担がかからないよう、自動的に楽になるように最適化されます。子供の頃のように何にでも驚いたり不安になっていたら身がもたないからです。
悪い習慣化
しかし、この習慣化の機能が悪い方向へいくことがあります。寝っ転がってテレビを観る、肘をついてご飯を食べる。ゴミ出しや洗濯が面倒になる。これらは無意識かつ無自覚な状態、無気力と言ってもいいでしょうが、そういった状態が引き起こす悪い方の習慣化です。少しずつ楽な方に行って行った結果です。
この習慣化は、ものの見方にも影響します。以前は難しいと感じていたものも、続けるうちに「普通」となり、やがて「簡単」になっていきます。
これと同じで、以前は幸せや感謝できていたことが「当たり前」となり、そうでない場合は「不足」と感じるようになります。やがて、自分の周囲には「足りないもの」で溢れることになります。すると自分の人生は「満たされていない」「幸せではない」となってきます。
習慣化は意識すれば薬になりますが、無意識だと毒になる場合があります。
その場の意識でコントロールできるのはわずかで、引き寄せでは、大半を占める潜在意識にかかっています。日頃の態度や生活習慣、考え方から決まっていくのでしょう。すると、普段から鍛えるしかないということです。
正しい状態を意識して、習慣化することで身体と潜在意識に刷り込んでいく。この作業が必要です。「思考が現実化する」といいますが、この「思考」は顕在意識と潜在意識の合算で決まります。潜在意識が90〜95%を占めているという事実がある限り、潜在意識を改革しなければ、引き寄せはうまくいかないのは道理と言えます。
「普段からいい気分でいる」、これにかかっているわけですが、ここが本当に難しく、一朝一夕でできるようなものではありません。毎日欠かすことなく、コツコツと潜在意識を少しずつ変えていくしかないのです。
私がこの3ヶ月の引き寄せ習慣実践で感じたことは、「引き寄せは1日にしてならず」ということです。引き寄せで一足飛びなんてことはありえないということです。地味で地道な作業の連続です。
されど「この道は成功に通ず」です。
一度「ローマ」にたどり着いてしまえばこっちのものです。たどり着いた状態が習慣化すれば、より成功方向へ自動最適化されるということです。
ちなみに昨日、30名しか当たらない懸賞が当たって物が送られてきました
何かのついでで「よろしくお願いします🙏」と一言添えてポチっただけなので、中身を開けるまですっかり忘れていた物です。
これが「手放し」て「執着しない」ことの威力か、と実感したのでした。
ここまで読んで頂き誠にありがとうございました いつも読んで頂いている方、またいいね、フォローしてくださっている方々に感謝いたします。
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