本日は「思考と感情」について考えてみたいと思います。
引き寄せを本気でやると決めてからは、まずは行動、行動。ピッと来たらパッと行動する(通称ピッパの法則)を実践していくようにしてきました。
「何か書きたくなったな」
「今のうちにこれやっとこう」
「今ならこれできるかも」
と思考が浮かんだら、なるべくすぐに手を動かす。
すると、無心のまま作業に入ってしまうので、意外とスムーズに短時間で終わってしまいます。
今まであれば、何か事を起こそうとした時に
「あの方法がいいかな、いや、こっちの方法の方もあるぞ。どっちがいいのか」
「こっちから先にやるか、いや、こっちの作業もあるし」
「あの作業めんどくさそうだな」
「あの作業難しそうだから後でやろう」
「あ、何だか腰が痛くなってきた…」
「まだ準備が不十分だ」
とついつい思ってしまい、そのまま手が動かなくなっていました。
例えば、運気を上げるために、トイレ掃除を毎日やるとします。今までであれば
「あれとあの道具を用意して…あちこち掃除するから時間かかりそうだな…」
となり、
「まずは一服してから…」
と、一息つくつもりが結局やらずにその日が終わってしまい、「今日一日何やってたんだ」と自己嫌悪する。
そうならないように、まずは掃除道具を毎日気軽に取り出せるようにしておきます。
さらに以下を決めてしまいます。
■ 5分だけやれるところだけやる
■ 毎日やるのですから、今日完璧にやる必要はない
■ その日にやる場所を限定する。例えば、今日は便座だけ。明日は外側、その次は窓、最後は床。
こんな感じでやっていくと、5分で目的の部分はかなりきれいになります。無心で始めて無心でやり、無心のままスッキリ終わります。
すると意外にも簡単に終わってしまいます。一週間後にはトイレはピカピカになっていることでしょう。
私は毎朝のルーティンとして、トイレ用の流せる除菌クリーナーの一枚を4枚に分割して、それで拭ける範囲だけやって終わりにしています。1週間後には全て掃除したことになります。
思考を放置しておくと物事がどんどん大きくなる
「何分もかかって大変だ」「あっちこっちもやらないと」と思考することでいっぱいになると、「トイレ掃除はめんどくさい」という自分の中のイメージが出来上がってしまいます。
さらにこれを放置していると、思考と感情が物事をネガティブにどんどん大きくしていきます。
トイレ掃除という簡単なはずの作業はどんどん高度な作業となり、やがてプロにでも頼まないとできないような作業へとモンスター化するかもしれません。
そこで、思考と感情が動き出す前に手を動かしてやればよいのです。意外と作業は難しくなく、あっさり終わってしまうことでしょう。
これは人間関係にも当てはまるかもしれません。思考と感情が溢れてくると疑いや不安が広がっていきます。
メールやチャットを見て、あの人こんなこと書いてきたけどこれってどういう意味だろうと思うところから始まって
もしかして私に突っかかってきているのか?
もしかして嫌われた!?
となる。何だ、そっちがそうならこっちだって考えがあるぞ。などと膨らんできて、怒りが湧いてくる。
実は送信した当の本人は、何も考えずに書いたことだったりします。
実際に本人と話してみたら、単なる勘違いだったということは多いはずです。
思考と感情に仕事させない
思考と感情を野放しにすると、彼らはいつだって不安そうに大袈裟にして喚き散らしてきます。
そうなる前に行動してしまう。手を動かしてある一定の結果を見せてやれば、思考と感情は「あ、そうなのか!」と納得してくれます。
ピッパの法則で、思考や感情が動き出す余地を与えないよう、先に手を動かし、視覚で現象を確認していく。この作業を重ねるうちに、勝手に思考や感情が「正確に」仕事してくれることでしょう。
行動する前の思考と感情は、単なるコメンテーターであって、自ら手を出さず責任も持たない、口だけ出してくる「おせっかいな人」です。
「決めた!」と口に出して言っただけではまだ確定ではありません。この時点では「カート」に入っているだけです。行動という「購入」ボタンを押さなければ、商品は届きません。
いつまでも「カート」に入れっぱなしだと、いざ買おうとしたら、売り切れていたり、値段がプレミアム価格になったり、商品のリンク自体無くなっているかもしれません。
これが「すぐに行動しない引き寄せの法則は効果がない」と言われる原因でしょうか。
思い悩むより、まず動くのが大切ですので、小さなことから、まずは決めたことを決めたタイミングで必ずやる、というところから始めてみてもいいかもしれません。
ここまで読んで頂き、誠にありがとうございました😊いつも、温かいリアクション頂き、誠にありがとうございます。
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