膝関節・股関節専門まみや接骨院の骨盤制御装置

東京都北区で唯一の膝・股関節治療の専門家まみや接骨院院長のセキ マナブが正しく情報を取って頂く為に発信するブログです。

ひざがこわばるあなたへ。その弐

2018-04-30 01:46:11 | 産後の骨盤調整

膝のこわばりを治す為には、、、?

膝の痛みの本当の原因とは?を知ること!

道端を歩いているとO脚で背中が丸くなってしまっている人を見かけることはありませんか?

これは骨盤の仙骨という骨に対して寛骨という骨が仙腸関節という関節を軸にして、わずかながら後ろに回転しているために背中が丸くなってきてしまっている状態です。

画像の説明

寛骨という骨が後ろに回転していることによって専門的ではありますが縫工筋と呼ばれる筋肉、薄筋と呼ばれる筋肉がスネの骨を内側から引っ張り、その結果、スネの骨の上のほうが体の外側のほうに追いやられてO脚が助長されます。

縫工筋

この状態が何年にもわたることになると、標準治療の枠の中では問題解決することが出来ないために、治療をしているのにもかかわらず、O脚はどんどん進んで、痛みでどうしようもなくなって、しまいには人工関節手術をすることになってしまいます。

次に何故?患部を温めて電気をかけてマッサージをして、太ももの筋肉をつけても治らないのか?

についてですが、、、
まず関節の中の生理的な状態を知ることから始めましょう。

関節の中には関節液と呼ばれる「水」が存在しています。
水が存在していて実は、関節は、骨と骨との間をこの「水」を介して接触しています。

骨同士、軟骨同士が実際にこすれることはありません。
実際は紙一枚よりも薄い間隙の間を水が介在していて水を介して流体摩擦と呼ばれる摩擦によって関節の滑りを助ける役目を果たしています。

滑りが良いことを潤滑している状態といいます。

この生理的に潤滑している状態が関節の中が生理的に機能している状態なのです。

では、
潤滑していない状態がイコール滑りが良くない状態なのですが、滑りが良くないとどうなるのか?

関節の接面形状同士がうまくかみ合わずに動きが悪くなります。

動きが悪いところで動かそうとすると、関節のまわりの筋肉や靱帯と呼ばれる組織、関節包と呼ばれる滑膜・線維膜などの関節を構成する組織への負担が大きく容易に壊れます。

その壊れた組織は回復の機転に入るのですが、関節の動きが悪いところでまた動かすものですから、また関節を構成する組織が壊れます。

この繰り返しをずーーっとやらされているためにあなたの膝の関節の中が生理的な状態を獲得することが何時までも出来ないために、

いつまでも復元と破壊を繰り返す状態となって時間の経過とともに治療をしているのにもかかわらずに緩やかに悪化していきます。

これが、あなたの変形性膝関節症の本態であります。

つづく、、、



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