柿がなっているなーと道を歩きながら思って、一句。 メモ帳とペンを取り出した。 そして「柿」と書こうとした。 どうよ、私、漢字で書けるんだよ、と謎の優越感に浸りながら、ペン先を下すが、止まる。 危ない危ない肉月書くところだった。 「柿のなる木」が「肺のなる木」になるところだった。 ホラーだね……。 書く前に気づいたけれど、気づいた瞬間、記憶にこびりついてネタとなった。