隙間風をどうすべきか ありんこ通路

　ベランダと人間の住む部屋をつなぐアリが出入りする穴。
　窓の桟の奥にあるんだとはわかるけれども、素人ではどうしようもない場所。
　……怖いこと考えるなら、床下って、ありんこ死体やクモの巣や、クモの死体や……というカオスなんだろうなということかな……。

　さて、外と中をつなぐ穴だけれども、風向きが変わる冬になると、すこぶるうるさい。
　笛を思い浮かべていただければわかる仕組み。
　風が穴を通って「ピイイ」となるんだ……うるさいんだよね……うん。
　風が相当強く、角度が限られるとはいえ、それなりに鳴る日はある、冬に向けて。

　素人は手を出せない。
　さて、どうするか。
　穴に、布突っ込んでみよう！
　まぁ、穴というより、その手前に布を入れておく感じではあるけれども。

　さあ、どうだ！
　静かになった気がした……が、風の向きによるようだった。
　……。
　緩衝材の方が少しいいのかしら……家にあるもので次の手を考える。