kiyasumeは今日が誕生日です。。。。ケーキは買いませんが。この機会にDVDを2枚と、靴下をAmazonから購入しました。今回は誕生日の緊急記事なので。過去記事からまた幾つか。皆さんに読んで貰いたいものを選んで再構成しました。ああ、この後。書いてある文は今回書いたモノですよ。駄文ですが誕生祝いという事で。読んで観て下さいね。
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〜〜『孤独と人生』〜〜
私の指針として居る哲学書がある。ショーペン・ハウアーの「孤独と人生」です。この哲学書は今から20年前に、当時通って居た立川のクリニックの帰りに、立川の駅前のデパートの中にあった。オリオン書房で偶然見つけた。私は親しくさせて貰って居る。小寄道さんほどの哲学の知識量は無いし。また、ZIPさんの様に自分で哲学を消化して、会話の中で哲学的論考で話をする事も出来ない。しかし、私は哲学に虚身を言い表せられ、興味を強く惹かれる。此の本は人生立ち止まって考えたい時になど良く読み返して居る。此の本の内容とは短く説明すると人間の財産は1.広い意味での人格2.人の所有するもの3.名誉地位名声に区分される。人の幸福にとって最も本質的なものは己自身に備わって居るもの、即ち第1項目である。これを前提に二章-四章までで各々の財産について述べて居る。そして、五章からは人生において心得ておく事をリスト形式で説いてくれて居る。若者向けに書かれたと言う事で、度々愚かな大人の例が反面教師的に書かれて居る。やや言葉がキツいが本質を突き、厳しい言葉で思想がダイレクトに伝わって来る。箴言として幾つも線を引いた。ショーペンハウアーの描く幸福論なのです。日常の中で明朗に生きていく為に注意し意識していくべき事が事細かに書いてあるのだ。この世の本質は苦であり、苦の殆どは他者から、または自分の準備不足、意識不足から持たらされる。他者を遠ざける非常に厭世的な思想です。幾らか選民的、愚民的思想でもあると思います。価値が在ると思っていた全てのモノから解脱する事は私には不可能ですが、価値は自分の中だけにあり、家や車等物に拘らない事、他人に期待し過ぎない事等を頭の隅にそっと置いておくのも悪くないと思いました...。ショーペン・ハウアーは此の著書の中で、人生の苦痛は他者との関わりから生じ、それを出来るだけ避ける事が幸福の秘訣であると述べて居る。幸福である為にはまず健康である事、生活に困らない程度のお金がある事、そして孤独である事を挙げて居る。財産や名声・地位に固執するのではなく、生まれ持った個人的特質(人格)に沿った幸せを追求する事が幸福への道であると説く。なかでも動物的楽しみや快楽ではなく、精神的な楽しみを追求するのが最上であり、そのため天才たちはその追求のために孤独を好む。一方、凡人は孤独に耐え己の人格すべてを没入させる事は出来ないので、人格と精神力に応じた努力が大事である。己を知り、精神力や感受性を育むことの重要性を再認識させる内容だった。不思議と他者を遠ざける非常に厭世的な思想ではあるが、私には妙にフィットした。
kiyasumeの今日の夕食。ハンバーグ弁当です。。。。
〜〜男の世界〜〜
私は厭世的な生き方をして居ると自分の事をそう思う。大体が、スポーツは嫌いだ。野球もサッカーもラグビーも駅伝も見ない。だから選手たちの名が解らないし。解って居る名でも選手の顔が解らない。私は子供の頃は野球に興味があった。親に少年野球チームに入りたいから、ユニフォームを買ってくれと言ったが、買っては貰えなかった。私は父親に野球のミットとボールを買ってくれとねだった。親父は暫くすると、ミット2つと野球ボール1つを買って来た。そして家の前の道路でキャッチボールを朝早く起きて始めたが、暫くして近所に住んでいた同級生の女の子が、「なんだヨォ!〇〇が野球なんかするのかよ〜!!〜!!」と言って通って行ったら。親父はそれ以来起きて来なくなった。私が扁桃腺の手術をして小学校を半年休んで、勉強が丸で解らなくなって、親父の処に行って勉強を教えてくれと言っても、朝早く勉強をする事になったが、3日坊主と言うのならまだ分かるが。1日で起きて来なくなった。私はどうせ誰も助けてはくれないんだと思う様になって行った。そんな私が好きなスポーツがあった。プロレスだ。私は小学校の頃、1960年代後半から1970年代に掛けて格闘技がブームとなっており。その煽りを受けて、アントニオ猪木が好きだった。彼は日本プロレスの力道山にブラジルで、日系の移民として暮らして居た処を見出されて、凱旋帰国をして、プロレスラーになった。彼の同期には巨人軍の野球選手だった馬場が居た。此の二人を力道山は実験台とした。まず、猪木にはもの凄くきつく辛く当たった。そしてもう一方の馬場には優しく優遇して扱った。猪木は馬場をライバル視して、過激なプロレスをする様になった。一方の馬場はボンボン育ちのレスラーへとなって行った。
アントニオ猪木 「道」 伝説の名言
しかしある時に日本プロレスの崩壊事件が起こって仕舞った。力道山がヤクザにドスで刺されて死んで仕舞ったのだった。二人は力道山の死んだ穴を埋めるが如くに試合をこなして会社に儲けを持たらした。しかし会社の幹部連はその彼らの血と汗で稼いだ金を持っては毎晩。キャバレーで豪遊して1日で100万円も使って仕舞って居た。猪木はそんな経営幹部が許せなくなり、密かにアメリカ帰りのレスラーたちと東京プロレスという団体を旗揚げしようとした。しかし此の事は事前に漏れて居たのだ。猪木はどうしてだと思ったら、一緒に東京プロレスで旗揚げしようと言って居た馬場が日本プロレスの経営サイドに金で買収されて、裏切って居たのだった。猪木はそれ以来馬場を憎んだ。憎んで、憎んで、憎み通した。結果、猪木はプロレス界を追放処分となったが猪木は東京プロレスを旗揚げした。そして、馬場は一人で日本プロレスを背負うエースとなった。その後。紆余曲折あって、猪木は東京プロレスを解散し、新しくテレビ朝日のテレビ放映権を貰って新日本プロレスを立ち上げた。馬場はダメになった日本プロレスに見切りをつけて全日本プロレスを日本テレビ放映権を貰って旗揚げして。以来、此の2つの団体は敵対する様になって行った。私はこう言う経緯を踏まえてプロレスは1990年代まで見て居た。
いつも一緒に
1980年代に新日本プロレスで猪木の弟子である藤波辰巳と長州力の因縁抗争が勃発し、二人の対戦カードが組まれる様になった。それまでジュニア・ヘビー級のベルトを敵地のマジソンスクエア・ガーデンに乗り込み、見事アメリカのwwfのチャンピオンをドラゴン・スープレックスという大技で失神させてベルトを勝ち取り凱旋帰国した、藤波に、雑草だった元オリンピック選手で鳴らした長州力が噛み付いたのだ。「俺は藤波の噛ませ犬じゃない!」と宣言した長州は維新軍団を組織して正規軍である藤波、猪木に刃を向けたのであった。新日本プロレスは組織を2分する危機的状態へと陥って行った。しかし猪木は此の申し受けを堂々と受け入れて藤波と長州との試合を組んだ、恐らくは猪木は自分の波乱万丈の人生に長州と藤波を重ね合わせたのだろう。二人の試合は壮絶なものとなって行った。初めは試合にならなかった。長州と藤波は試合では無く喧嘩だった。二人してぶん殴りあって居た。そんな状況を見て居た世の中の人は次第に此の二人の試合を注目しだして、社会現象とも言えるプロレス・ブームが1980年代に巻き起こった、テレビの視聴率は85%を超えた。前代未聞だった。
【プロレス】飛龍革命 クリアー版
私は長州は好きに慣れなかったので藤波を応援して見て居た。或る日、ゆきかずが私をバカにして言った。「プロレスなんて八百長を見て居るのか、貴様はバカか!!見るのやめたらどうだ〜〜〜!」ゆきかずに聞いた「長州って知って居る。」すると「そんな奴は知らない。プロレスは見て居ない」と言う。何も事情が解って居ないで人を非難して居るのだ。やめたらどうだ〜〜〜とはよく言えたものだ。ゆきかずはゴルフの会員権を二つも持って居た。そして言う。「ゴルフぐらい出来無いと男じゃないねぇ!!」私は金も無いのにゴルフに興じて自分を一流だと思って居るバカを見て居て。つくづく、こんなバカは居ないと思って居た。話はプロレスだ。長州との因縁試合で藤波は足の骨を折って仕舞った。しかし彼は試合に出る為に麻酔を足に局部注射して戦った。見て居て、試合も冒頭5分ぐらいから麻酔が切れて、藤波は苦痛の顔を浮かべて戦った、麻酔は5分しか持たなかったのだ。そして長州に敗れてべルトは奪われて仕舞った。私は此の二人の抗争を見て居て、これを組織としての規律を曲げてまで許した猪木と、反逆した長州。受けて立った藤波。皆、素晴らしいと思って見て居たのだった。世間は男のドラマに酔いしれて居た。
長州力・藤波辰爾 マイクパフォーマンス
私はブルースが好きだ、虐げられて来た黒人の魂の咆哮。そして辛い現実をブルースと言う音楽にして、人生の語りべとして歌って居る、ブルース・ミュージシャンたち。私は男だ。だから、男らしいものに憧れるし。そう言った人生を送って居る男を見ると応援をしたくなるし、尊敬もするのです。最近、ビジュアル系ではあるが、ガクトとローランドと言う二人の男たちを応援して居る。彼らの全身はホストだった。確かに容姿端麗だ。私は原田芳雄さんを手本として来たが。此の若い二人も負けない位いい奴らだと思って居る。ガクトは若い頃、精神病院に隔離されて居た過去があるし。原田芳雄さんも精神疾患を若い頃に患って居て、役者になってからも失語症などに悩まされて居た過去があった。でも男らしく生きて居た。もう一人役者では此の名は知らない人も居るかと思うが「栗塚 旭」と言う俳優が居る。彼が演じた「土方歳三」は絶品だ。あと私は芳雄さんと並んで影響を受けた。ブルースハーピストの日本が世界に誇る。ウイーピングハープ・セノウ事。妹尾隆一郎さんが心の支えとなって居ます。私は以上の様な人たちから色々と学んで来たのだ....。
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死ぬとき、「ああ、楽しい人生だった」と思える様な人生を過ごしたいですよね?「一度きりしかないのだから、楽しい人生を送りたい」と願うのは、洋の東西を問わず今も昔も変わらない人間の心理です。オードリー・ヘップバーンの言葉、“The most important thing is to enjoy your life – to be happy – it’s all that matters.”「もっとも大事な事は人生を楽しむ事、幸せを感じる事、それがすべてです」は、「エンジョイ・ユア・ライフ」と言う英語を流行させました。
「エンジョイ・ユア・ライフ」のフランス語は“Jouissez de la vie !(ジュイッセ・ドゥ・ラ・ヴィ)”
「セ・ラヴィ」にも使われて居る“La vie” は「人生」と言う意味です。
日本では、島耕作シリーズや『黄昏流星群』でおなじみの漫画家である弘兼憲史さんが、人生を楽しむ事の大切さを色々な本で説いて居ます。自分に残された時間が後どのくらいあるのかと言う事は、誰にも解りません。
だからこそ今日、いかにして楽しい人生にするかと言う事を見直して見ませんか?
此処では、弘兼憲史さんの言葉から、楽しい人生の生き方を見直すヒントとなる10カ条を紹介します。
楽しい人生を送るための10カ条
漫画家の弘兼先生は、70歳を超えた今も現役で漫画を描き続け、
食通や趣味人としても知られる存在です。
漫画以外にも数十冊に及ぶ著書があり、その中心となって居るのは
「一度きりの人生、楽しまなければもったいない」と言う思想です。
考え方ひとつで人生は変わる。
どうせ同じ時間を生きるのなら、楽しい時間を過ごしたほうがいい。
人生は何をしても自由だけど、すべて自己責任。
マイナス思考を忘れさせるのは、プラス思考だけ。
と言った言葉を残しながら、如何にして人生を楽しいものとするかを説いて居ます。
多くの事柄は、何か特別な事をしたり、特別なものが必要だったり、
多くの資金がなければ出来ない事ではなく、ものの見方や考え方という
メンタルな要素が中心になって居ます。これは、言ってみれば誰にでも出来る事。
弘兼先生の言葉から、誰にでも実践可能な人生の楽しみ方を
10カ条ピックアップして、概要を紹介します。
1. 現実をすべて受け入れる
自分が置かれた状況、身の廻りで起きて居る事、目の前にある現実を
すべて受け入れて、そこから出来る最善の方法を選ぶ事。
これが、楽しい人生を送る為の基盤です。
「格差社会」が問題視されて居ますけど、平等な人生などと言うものはありません。
人間は、生まれながらにして平等では無いのです。
裕福な家庭に生まれる子どもも居れば、貧しい家庭に生まれる子も居ますよね。
走る事が速い子も居れば、絵を描くのが上手い子も居ます。
それが現実。
そうした現実に抗って見たり、自分の出自を恨んで見たりしても、時間がムダになるだけで、
そこからは前向きなエネルギーは生まれません。
ハングリーパワーと言うのは、現実を受け入れてバネにする事で生まれるのです。
家庭環境や経済状況、職場環境などに不満があったら、変えていけばいいのです。
その為には、まず現実をすべて受け入れて、ムダなマイナスの
エネルギーやストレスを抱えない事が大事です。
2. 楽しんで仕事をする
仕事は、人生に於いて多くの時間を割く要素。
仕事が楽しくないと、人生はつまらなくなって仕舞います。
弘兼先生は、漫画を描く事が楽しくて仕方がないくらい好きで、
それを仕事にしたので今も仕事をするのが楽しく、どんなに忙しくても
仕事でストレスを溜める事は無いといいます。
しかし、自分の趣味や好きな事を仕事にして居る人は、少数派でしょう。
多くの人は、仕事の中に喜びや楽しみを見つけたいと思っているのではないでしょうか。
誰しも、仕事をする上での目標と言うものがあるはずです。
それは、業務の成功にかんするものかも知れませんし、役職や地位を目指すものかも知れません。
ですが、楽しい人生を送る上で大切なのは、仕事で何を目指すか、
何をするかと言う事よりも、むしろ、どうやって仕事をするかと言う事です。
どんな仕事をして居ても、多くの場合は同じ事の繰り返しになりますよね。
この繰り返しの中に、楽しみや喜びを見つけるのです。
通勤の途中で楽しめる事や、仕事仲間と楽しめる事、もしくは楽しい
作業方法などを見つけて、楽しい時間を少しでも増やすのです。
3. 没頭できる事を大事にする
趣味でも仕事でも何でもいい、没頭出来る事があると人生は楽しくなります。
それをして居る間は、時間が経つのも忘れ、ほかのものは目に入らないほど集中出来る事です。
趣味が充実して居るので人生は、楽しいものである事は間違いないでしょうが、
「没頭する」事にはいろいろな効能があるのです。
一番大きな効能は、ストレスの軽減。
ストレスは、マイナスの刺激に対する脳の反応で、「辛い」「悲しい」「苦しい」「痛い」
と言ったマイナスの刺激は自分の意思とは関係なく降り注ぎ、無くしたり消したりする事は出来ません。
「ストレス解消」と言う言葉がありますけど、ストレスを忘れ様とすれば、
その原因になって居るマイナス刺激を思い出す事になるので、よけいにストレスを抱える事になります。
処が、プラスの刺激さえ自分に与えられれば、マイナス刺激を忘れる事が出来ます。
プラスの刺激は、好きな事、楽しい事、心地よい事などをすれば、
意識的に増やす事が出来ると言う特徴があります。
没頭して居る状態は、最高のプラス刺激になるのです。
ストレスを軽減して生きる事は、楽しい人生の大きな要素です。
4. 非日常を楽しむ
非日常を楽しむ事は、誰もがやって居る事でしょう。
読書、映画やドラマ鑑賞、ゲームなどはみな、日常と違う擬似体験を楽しむものです。
弘兼先生が楽しむ非日常とは、「日常の中に見つける非日常」。
たとえば、何時も歩く道を1本変えて見るだけで、驚くような発見があるかも知れません。
何時も通るけど、入った事がない地元の居酒屋に入って見ると、知らなかった
地元の情報があふれて居るかも知れません。毎日やって居る行動をちょっと変えて見る。
そうすると、日常の中に興味深い非日常がある事に気づきます。
また逆に、「非日常の中の日常」を見つけて楽しくなる事もあると言います。
出張や旅行で新幹線に乗って居ると、山間の平地にポツンとひとつ民家の明かりが見えて来て、
「ああ、こんな処にも家族が居て、暮らしがあるんだな」と、ふと温かい気持ちが沸いて来ると言います。
旅と言う非日常は楽しいものですが、その中でふと出会う日常に癒されるのです。
5. 料理をして生き残る
弘兼先生は、かねてから「男子厨房に入れ!」と提言し、
食通であると同時に料理好きである事を語って来ました。
今も、ヒロカネプロダクションでは、先生とアシスタントの
皆さんが毎日交代で食事を作って居るそうです。
あの弘兼先生が、自転車に乗って近所のスーパーへ食材を買いに行くと
言うのですから驚きです。料理には、仕事で役立つあらゆる要素が入って居ると言います。
今日は何を作るかと言う企画力、店で食材を見てアレンジする応用力、頭の中で段取りを
組むプランニング、調理を進めるディレクションなどなど、買い物から
後片付けまで楽しみながら、スキルアップが図れるのです。
男が料理をする事は、自立して長生きするための条件になるとも言って居ます。
奥さんがある日倒れるかも知れませんし、先立たれて一人暮らしになるかも知れません。
その時に料理が出来ない男は、栄養管理が出来なくて早死にするのです。
料理の楽しさや、ヒロカネプロのまかないメニューを紹介し、包丁を持った事が無い人でも
イタリアンのコースが作れる事になると言う、一風変わった料理本も書かれて居ますから、
ぜひ参考にして料理を楽しんで下さい。
6. 孤独を大切にする
自分だけの時間を大切にして楽しむ事も、人生には必要な要素です。
人間、生まれる時も死ぬ時もひとり。
本来は、孤独を好む生き物なのです。
孤独感にさいなまれて、つらい人生を送るのは辛い事でしょう。
しかし今、孤独を求め、孤独を楽しむ人が増えて居ます。
「独居老人」と言う言葉があります。
ひとり暮らしの高齢者の事ですが、「孤独死」と同じ様に暗い響きを感じますよね。
処が、特に女性は、自由気ままな暮らしがしたくて自らひとり暮らしを選んで居る人が多いのです。
孤独は寂しいもの、孤独は悪い事と言う概念は、もう過去のもの。
「おひとりさま文化」などと言う言葉が出来るくらい、孤独は楽しむものになって居ます。
ネット社会は人間関係が希薄だと言われますが、多くの人は家族や友人と
リアルにかかわり、職場では色々な人間と接触して居ます。
ネット空間だけで生きて居る様な人は別として、普通の生活を送って居る人に
取って孤独は癒しの時間でもあるのです。
7. 人間関係を整理する
仕事の悩みで常にトップ3に入るのが「人間関係」です。
苦手な上司、どう接したら良いのか悩む部下、好きになれない取引先の担当者。
さらにセクハラやパワハラなど、今の企業は過剰なくらい
お互いに気を使いながら仕事をする場所になって居ます。
すべての人間と上手くやると言うのは、とても疲れる事ですが、
自分の頭の中で人間関係を整理する事で、ちょっと楽しい人生に変える事が出来ます。
苦手な相手、好きになれない人、嫌いなタイプと言うのは誰にでもあるもの。
そう言う相手とは、ムリに付き合う必要はありません。
そうかと言って、仕事上の関係であれば切る事も出来ませんよね。
そこで皆悩む訳ですが、此処で大事なのは「割り切った関係」と言う
スタイルを自分の中に作る事です。
仕事をこなす事は自分の為に必要な事ですから、その為に
最低限のコミュニケーションを取ればいい。
好きになる事も、分かりあう必要もありません。
仕事に必要な関係なのだと割り切れば、相手に対して過剰な期待を
抱かなくなりますから、楽な関係が作れます。
8. 介護はムリのない範囲にとどめる
高齢化社会が到来し、今後も進行して行く日本では、
親や配偶者の介護と言う問題に直面する人が増えて行きます。
今、大きな社会問題となって居る「介護離職」を、ある日、
自分の事として考えなければいけない立場になるかも知れません。
介護離職をして収入が無くなり、共倒れになって行くケースや、
親の介護の為に子どもの教育費や結婚準備金を使って仕舞ったと言うケースは悲劇です。
大切な人の介護は大事ですが、守らなければいけ無いものには線を引かなくてはいけません。
自分だけではなく、家族の人生まで狂わせて仕舞う事になるのです。
人生には、辛い判断が必要になる事もあるでしょう。
費用の問題だけではありません。
自宅介護は、予想以上に体力を消耗するもの。
介護される人が、家族以外にケアされる事を受け入れられない為に、
ムリをして頑張って仕舞い、体を壊すケースも少なくありません。
冷たく聞こえるかも知れませんが、介護が必要になったら、
とにかく専門家や経験者に早く相談をして、
自分の生活を壊さない様にする事を第一に考えましょう。
自分の人生こそ、限られた大切な時間なのですから。
9. 邪魔なプライドは捨てる
職場が変わったり、部署が変わったりした時に、
過去の自慢話ばかりする人が居ますよね。
「前の職場では、営業成績がトップだったんだ」
「前にいた〇〇部では、重要なポジションを任されて居ました」
こう言う話を、ことあるごとに繰り返すのです。
これでは楽しい人生どころか、嫌われる存在になって仕舞います。
(なめられてはいけない)と言う気持ちから、
自分のスキルを伝え様としても、ただの自慢話にしか聞こえません。
楽しい人生を送るために必要な人間関係は、「どんなにすごい事をやって来たか」
を説明する事よりも、「今、自分は何ができる人間か」を伝える事で構築されます。
小学校へ入学すると、サラリーマンの子も公務員の子も、
酒屋の子も八百屋の子も同じ教室で机を並べますよね。
ゼロから人間関係がスタートする訳です。
転職したり、職場が変わったりした時は、同じ様にして新しい環境で
ゼロから人間関係を作って行く事になります。
その時に過去のプライドは邪魔になるだけ。
そこからの人生を楽しくする為に、皆んな捨てて仕舞いましょう。
10. 「まあ、いいか」「それがどうした」「人それぞれ」
楽しむ事を至上とする弘兼先生の人生観で有名なのが、
「まあ、いいか」「それがどうした」「人それぞれ」と言う3つの言葉です。
生き居れば、壁が立ちふさがる事もあるし、苦難や試練に遭遇する事が必ずあります。
そう言う時でも、人生を楽しんで仕舞うのが弘兼流です。
考えても変わらない事は、何時までもこだわって居ないで「まあ、いいか」と割り切って仕舞う。
現実を受け入れた、いい意味での「あきらめ」です。
それから、「それがどうした」と開き直る。
過ぎて仕舞った事は、タイムマシンでも無い限りどうする事も出来ないのですから、
何が自分に起きたとしても、乗り越えるしかない。
開き直りをそのパワーにするのです。
そして、人生は「人それぞれ」と納得する。
何が幸福な人生かと言う事は、人に寄って違います。
だから、人生を人と比べても意味がないのです。
自分が楽しかったらそれでいい。
自分の人生が幸せだと思えたらそれでいい。
そのかわり、すべてが自分の責任ですから、自分の中にルールが必要なのです。
弘兼先生は、これを「自立と自律」という言葉でまとめています。
まとめ
自由に生きる事は、「楽しい人生」とイコールではありません。
楽しい人生を送る為には、自分を律する事、ルールを持つ事が大事なのです。
此処では10カ条を一例として挙げました。
ルールとは言っても、考え方ひとつで実践出来る事ばかりです。
自分の人生にアレンジして、あなたなりのルールを作って見ませんか?
弘兼先生と同世代の心理学博士で、『楽しい人生を生きる宇宙法則』で知られる小林正観さんも、
頑張らないラクな人生を提言して居ますので、ぜひ参考にして下さい。
最後にシェークスピアの名言をひとつ。
「世の中には幸福も不幸もない。考え方ひとつでどうにでもなるのだ」
生まれながらにして幸福と決まって居る人も、不幸と決まって居る人も居ません。
その人がどれだけ幸福になれるかと言う事は、ものの考え方で決まるのです。
【参考資料】
・『50歳からの時間の使い方』 弘兼憲史 興陽館 2018年
・『弘兼流 60歳からの楽々男メシ』 弘兼憲史 マガジンハウス 2017年
・『60歳から人生を愉しむ43の方法』 弘兼憲史 こう書房 2011年
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今回は此処までです。誕生日の緊急掲載でした。またお逢いしましょう。。。。