連れずれの記

声なき者の叫びを映す(思い上がりのたわ言)

回想 2

2023-09-11 19:52:32 | 夢の中の話
回想 2 台風の話 
 誰かに背負われて強風、雨の中自宅裏の海岸を
 ゆっくりゆっくり10トンクラスの漁船が港から
 外海に進んでいく。時代と規模からして洞爺丸
 以降の台風だろうと思う。一隻一隻隊列を
 組んでいるように沖に向かい出てゆく。何とも
 言えぬ不気味な光景だった。周りからは悲鳴の
 ような鳴き声と叫びが聞こえて、深く心に
 刻まれた。