先日設置したタミヤ のペインティングブース2(ツインファン)のメンテナンス対
策に内側をビニールコーティングします。以前使用の旧シングルファンでもキッチ
ンペーパーやエアコンフィルターを貼っていましたが塗料で固着してしまい毎回全
体の張り替えが必要で手間でした。流石に毎回は面倒になってきたので、一旦ビニ
ール貼りしてしまい、塗装時に部分的にキッチンペーパーやフィルターを貼ること
にします。ベースになっているビニールは自動車や家屋の塗装などにも使われる<
マスカー布テープ付き>を使って部分部分貼り付け、包むような感じで各部調整し
ました。
ブースの空気口の手前にあるのは園芸などに使う<ヤシがらマット>を切り出した
ものです。これは他社の塗装ブースを参考に、フィルターというよりは、ブラシや
缶スプレーを吹いた際にパーツを通過する塗料が内部のフィルターに付着すること
を軽減させる役割です。設置については吸気口に密着させるのではなく、少し手前
に立てかける用にして、両サイドにもあえて隙間を作り空気が回り込むように設置
します。また、ヤシがらマット自体は本来植木鉢の底などに敷いて空気や水が通る
ような構造なので見た目に比べて吸気口からの吸引は維持されています。シングル
運転でもティッシュが張り付くぐらいの吸引力は維持します。
ヤシがらマットはカッターやハサミで切れる程度ですので加工にたいした技術も
手間もかかりません。あえて難点を言うなら、細かいヤシがらを固めたモノなの
で特に加工で切断したところが脆くなり細かいクズがこぼれます。流石にと掃除
に舞って塗面ついてはたまらないので、四隅をグルーガンで固めています。
ブースを設置した際に、排気ダクトを使っていないエアコン用のダクトに通しま
したが、運転時の排気は問題何のですが、未使用時は外壁の穴がそのまま開きっ
ぱなしになるのでそこから外気を吸気して空気が逆流してしまうので、普段は外
から蓋をしていましたが、これも不便だったので簡単な逆流防止弁を作りました。
作ったと言っても外壁の穴に合わせてプラ板を切り出し、マスキングテープで貼っただけの簡単モノです。
<未使用時> <運転時>
ただの思いつきで貼っただけで改良の余地しかないですが、構造的には考えるまでも
なく未使用時は外気の圧力で蓋が密着し、運転時は排気の圧力で蓋が持ち上がるだけ
のシンプルなものです。これだけで外気の逆流はなくなりました。
本来は家屋の吸排気は専門的には家屋の換気扇や各部屋の通気口をコントロールした効率的な排気をする必要があり構造的にこれが正しいのかは正直わかりませんので
環境や構造に合わせて調査されるのが良いと思います。