ぱぱノ時間

ぱぱノ再起動。

作業環境アップデート2023 その2<塗装ブースと排気>

2023年01月22日 08時03分16秒 | 道具あれこれ
先日設置したタミヤ のペインティングブース2(ツインファン)のメンテナンス対
策に内側をビニールコーティングします。以前使用の旧シングルファンでもキッチ
ンペーパーやエアコンフィルターを貼っていましたが塗料で固着してしまい毎回全
体の張り替えが必要で手間でした。流石に毎回は面倒になってきたので、一旦ビニ
ール貼りしてしまい、塗装時に部分的にキッチンペーパーやフィルターを貼ること
にします。ベースになっているビニールは自動車や家屋の塗装などにも使われる<
マスカー布テープ付き>を使って部分部分貼り付け、包むような感じで各部調整し
ました。
ブースの空気口の手前にあるのは園芸などに使う<ヤシがらマット>を切り出した
ものです。これは他社の塗装ブースを参考に、フィルターというよりは、ブラシや
缶スプレーを吹いた際にパーツを通過する塗料が内部のフィルターに付着すること
を軽減させる役割です。設置については吸気口に密着させるのではなく、少し手前
に立てかける用にして、両サイドにもあえて隙間を作り空気が回り込むように設置
します。また、ヤシがらマット自体は本来植木鉢の底などに敷いて空気や水が通る
ような構造なので見た目に比べて吸気口からの吸引は維持されています。シングル
運転でもティッシュが張り付くぐらいの吸引力は維持します。

ヤシがらマットはカッターやハサミで切れる程度ですので加工にたいした技術も
手間もかかりません。あえて難点を言うなら、細かいヤシがらを固めたモノなの
で特に加工で切断したところが脆くなり細かいクズがこぼれます。流石にと掃除
に舞って塗面ついてはたまらないので、四隅をグルーガンで固めています。

ブースを設置した際に、排気ダクトを使っていないエアコン用のダクトに通しま
したが、運転時の排気は問題何のですが、未使用時は外壁の穴がそのまま開きっ
ぱなしになるのでそこから外気を吸気して空気が逆流してしまうので、普段は外
から蓋をしていましたが、これも不便だったので簡単な逆流防止弁を作りました。
作ったと言っても外壁の穴に合わせてプラ板を切り出し、マスキングテープで貼っただけの簡単モノです。
<未使用時>              <運転時>

ただの思いつきで貼っただけで改良の余地しかないですが、構造的には考えるまでも
なく未使用時は外気の圧力で蓋が密着し、運転時は排気の圧力で蓋が持ち上がるだけ
のシンプルなものです。これだけで外気の逆流はなくなりました。
本来は家屋の吸排気は専門的には家屋の換気扇や各部屋の通気口をコントロールした効率的な排気をする必要があり構造的にこれが正しいのかは正直わかりませんので
環境や構造に合わせて調査されるのが良いと思います。



自作工具のお話…

2023年01月18日 02時12分45秒 | 道具あれこれ
パーツを切り出したまま手が付かなかったキットを引っ張り出して
小改造用に部屋にある工具を組み合わせて簡易グラインダーを組み
立てました。
使用するものはテーブルにマウントする卓上万力にハンディールー
ターを固定します。大した精度の作業をする訳ではないですが
念のため水平器で水平値を測ります。
ルーターの先端には研磨用のダイヤモンドビットを装着します。
これで加工するパーツを削り、R面を作りました。
まだ慣れないせいもあり、おおよその整形をして仕上げは同じ
研磨ビットをピンバイスにつけて円筒ヤスリにして整えます。
リューターでフリーハンドでも出来そうですが、削る際の振動で
手元がぶれてパーツが吹き飛んでしまったり、狙いが定まらず
変なところを削ってしまったのでルーターを固定することにし
ました。
使用頻度を考えると本格的な機械までは必要ではないし、スペー
スもとってしまうので有り合わせの思いつきですが、思い通り
の作業は出来たので十分です。

今回はせっティング用に水平器と削り出しの研磨ビットを購入し
ました。




作業環境アップデート2023

2023年01月09日 01時54分56秒 | 道具あれこれ
2023年も明けて1月9日、成人の日となりました。
深淵早々、昨年末から始めた作業環境のアップデートがひとまず
形になり、次の作業を考え中です。

まずはプロクソンの集塵機を導入します。

これについては、ヤスリがけなどで出る細かな削りかすの集塵をして
作業机や室内の飛散を予防。

次に長年使用していたタミヤのペインテンングブースを旧型のシングル
ファンからツインファンのペインティングブース2に買い替えました。

これも塗装時に出る塗料の匂いや飛沫拡散の軽減を目的としています。

導入にあたってどれも特別なことはありませんが、ペインティング
ブースはツインファンとなり、旧型から現行型になったことでサード
パーティーのオプションも販売されています。追加したのは排気ホース
集合ダクトで本来それぞれのシロッコファンから伸びるダクトを一本化
して排気も1っか所で済むというものです。以前はシングルだったので
先端にGSIクレオスの排気口アタッチメントをつけていましたが、部屋
エアコン用のダクトを改修することなく排気口にすることができたので
使用時のみ外の開口部を開放して使用することにします。

今回作業環境、特に集塵、排気をメインに改善した理由は細かな飛散物
が体に良くない、塗料の匂いも同じで最近は水性塗料がメインになりつ
つありますが、特殊な色やメンテナンスにはまだこれまでのラッカー系
溶剤を使うこともあり、これからも長く楽しむ趣味として健康にも配慮
したアップデートとなりました。

あと、このタイミングで10数年出ていなかった持病も出たこともあって
趣味も長くなると年齢もそれなりになり、もう少し気を遣わなければい
けないかなと思いました。



2代目サークルカッター導入(スーパーパンチコンパス チタン刃スペシャル)

2022年09月15日 18時10分15秒 | 道具あれこれ
全然、更新もせずすっかり夏も終わりです。
まだ暑いけど…

夏の暑い頃から主にHGを3体くらい作り週末、ワンデーモ
デリングの塗装工程はほぼ確立しました。
やっぱりいじくり回した挙句、延々と完成しないというのが
これまでの敗因、ストレスだったのかもと気づきました。
ワンデーモデリングなら塗装、組み立てとほぼ1日あれば
8割くらいまでは形になるので、あとは2、3日ちまちまいじ
れば大体完成はします。で、ワンデーモデリングについては
また別の機会に…

今回は、良い道具や塗料も増え出来る範囲が広がりましたが
筆塗り、特にアウトラインの引き方がいまいちうまくゆきま
せん。特に円形やドーム状に張り出したディテールや構造物
はアウトラインが1度では引ききれず、何度も修正しながら
妥協するのがオチ。よくてはみ出しを塗り消すか、削り落と
して、それがはみ出ては直すのループ。
これもなんとか妥協ラインまでは持って行ける方法もありま
すがやっぱり、マスキングしてエアブラシかなんかでスッと
決めたい…そこで今回導入したのが『スーパーパンチコンパス』

↓コレ!

同類のものでは工作関係の仕事をしている時から使ってるサークル
カッターもありますが、大体1センチ前後の円が最小サイズで私の
欲しいサイズの極小円は切り出せませんでした。
今回導入したスーパーパンチコンパスは、針とカッターの間の隙間
がほとんどなく、ミリ単位で円が切り出せます。

試しに仕事の待ち時間を利用してかいじゃのデスクでテストしてみ
ました。(職場なのにタミヤのカッターマットが常設…)

画像中ではマスキングテープが手元にないのでガムテープ(紙)で
代用しました。

このカッターは針と刃の部分の隙間がほぼないのでミリ単位で調整
ができ、パッケージで1.5mmから10CMまで切り出せるとあります。
実際試してみると、ガムテープでもキレイに切り出せました。
通常の円から、二重の円も切れることなく。
マステや紙類、薄手のプラ板くらいまでなら慣れればいけそうです。

模型は道具?

2022年02月05日 17時13分03秒 | 道具あれこれ
2022年になってすっかりガンプラが入手難の今日この頃。
コロナ禍での巣篭もりで需要が増え、80年代のガンプラブーム並みに
争奪戦が展開されています。
なかなか思いのものが手に入らなくなっているので,その分工具や塗料
マテリアル類の開拓にシフトし、ちょっと変わったものや便利そうな物
をちょこちょこ調べては購入しています。
今回はプラ材の切り出しやディテール工作に便利なモノを幾つか。

RPカッター
これはプラ材をカットする工具で、同じサイズのものや細かいモノの
切り出し,量産に向いています。


HG ディテールパンチ
こっちは、プラ板を同じ形状で切り抜く工具。
事務用のパンチと同じ要領で挟んだプラ板を
押し切ってくり抜く機械。
くり抜いたプラ板を組み合わせて、ディテール
アップ用の部品を作ります。現在では全4種。








自作工具類

2021年11月22日 10時32分09秒 | 道具あれこれ
最近、詰めて作業できていないので空いた時間に簡単な工具の作成をしました。
youtubeやWebの記事を参考に手元にあるのもや100均の材料などが主な材料です。
今回は「段落ちモールド」作成器です。
旧キットモナカパーツの合わせ目の目の目立つところに刃先の狭いカンナを充てる
ような構造で削る事で段差をつけて簡易モールドを作成できます。


DIME デジタルポケットスケールPRO

2021年02月03日 02時24分40秒 | 道具あれこれ
最近DIMEづいて、毎月チェックが欠かせません。
今回は、DIME別冊のポケットスケールPROを購入しました。
セブンイレブン系限定らしく通勤途中の店舗で見つけました。
以前も定期刊でポケットスケールはありましたが、今回はPRO
バージョンとのことです。
サイズ感はスマホ程度のサイズでコンパクト。カバーケースは
軽量皿にもなるので細かいものも軽量できます。
収納、持ち運び用荷便利な皮ポーチもついています。

これから、同じパーツの量産をする予定なので
切り出した材料や溶剤の分量を軽量するのに良
さそうです。


タミヤ ペインティングブースシングルファン(初期型)強化計画

2021年01月31日 15時26分35秒 | 道具あれこれ
うちの塗装ブースは、購入して10数年の
タミヤペインティングブースの初期型です。
昨年の自粛期間を機にメンテナンスして
再生したものの、最近種類の増えた溶剤や
塗料を使うににちょっと性能不足を感じま
す。タミヤのペインティングブースは交換
部品やオプションで強化できると知り調べ
ましたが、もう交換フィルターの製造もさ
れてなくツインファンへのバージョンアッ
プにも対応しておらず、メーカーに問い合
わせても買い換えたらどうかと言われます…
仕方無く買い替えも件としましたが、収納
サイズや使い勝手も良く、本体が壊れてい
るわけでもないのと、現行型のブースは
ファンを後ろにつける構造から初期型に比
べて奥行きが増えてしまうのが難点です。
*初期型は横付けです。

そこで、他にもこういう方がいるのではと
探したところ、外付けで追加の換気扇や
ファンを追加して強化している書き込みを
参考に改良します。

まず、追加のファン代わりの換気扇を購入。
Amazonにて見つけたトイレ換気扇中間形。
金曜の夜の発注して土曜の夕方に到着、早い!
開けるとこんな感じの筒型換気扇。
エントリーグレードやアーティファクトに比
べたら大きいですがちょと大きいMGぐらい。
Amazon以外でも2000〜3000円前後で売ら
れています。
これにひとまず、これまで使って言いたタミ
ヤの排気ホースをフェルト生地と養生テープ
で繋ぎ、排気口にクレオスの排気口アタッチ
メントをホースと同じくフェルト生地と養生
テープで加工して繋げれば大体完成。
まだ暫定設置ですが、これで直結のダブル
ファン体制になります。

この換気扇は電源プラグ状態のものなのでこ
のままコンセントに挿せば使えますがスイッ
チはないのでスイッチ付きの電源タップがあ
ると便利かもしれないです。
とりあえず、電源を入れてツインファンを回
転させます。
感想は…まぁ、シングルよりは強くなってる
かな?という感じです…思ったほどブラック
ホール化はされなかったですが音が2機回し
てもそれほど大きくならないことは、作業環
境を考えると良い感じにまとまっています。
とりあえず、思い当たる機材や溶剤などの調
達が済んだので今週から本格的に制作に入ろ
うかと思います。

面出しスクレーパーは良くキレる。

2021年01月19日 00時54分21秒 | 道具あれこれ
パーティングライン消しに良さそうなので「面出しスクレーパー」
というものを発注しました。
昨日の夜発注して、今日の午後には到着。
仕事場近くのヨドにもありそうですが、この数日ちょっと人出の多
い場所は避けたかったのでAmazonしました。早くて助かります。
サイズは手のひらサイズのパッケージにピンバイスのドリルぐらい
ものが1本。先端は三角形、三角柱になっていて手持ちのピンバイス
にもピッタリ。




改造イージーペインター 試作編

2021年01月05日 20時44分14秒 | 道具あれこれ
年末から年明けにかけて工具類のメンテ、改造と塗料の整理・補充を
していました。

ウチのトス環境としては
コンプレッサーはMr.リニアコンプレッサー プチコン
エアブラシはプロコンBOY SQ シングルアクションタイプ
塗装ブースはタミヤの初期モデルのシングル塗装ブース
乾燥ブースはMr.ドライブース
とかなりライトな環境です。
どれも十年選手と年季入った装備ですが単純にキャラモデルや小スケ
ールキットぐらいならこれくらいで十分です。

しかし昨年の緊急事態宣言以降、作業環境の再構成を行い、年末ぐら
いからさらに塗装欲求というか完成欲も高まり工具類を整理補充した
ところ、数年前に買っておいたガンダムマーカー用のエアブラシキッ
トコピックエアブラシシステムに加えイージーペインターが出てきま
した。

コピックとガンダムマーカーは根元のジョイントがプロコンBOY SQ
と共通で簡単にプチコンに接続が出来ます。
残ったEGペインターですがこれについては様々なサイトで、ボンベ部
分を代用品で容量UPができるそうで追加購入されています。
ただし、これだとエアが無くなることには変わりがなく、作業中にエア
がなくなるかもしれない問題は解消しません…
そこで、思いついたことは、そもそもエアボンベ缶自体、一般的な規格
品であろうこと。試しにイージーペインターのブラシ部分のキャップと
コピックエアシステムのエアアダプターを合体させたところ、ピッタリ!
あっと言う間にイージーペインターの無限エア化に成功しました!

ただし、若干の改造点として、ボンベのジョイントがコピックの方がっ若
干小さいような感じなのでマスキングテープで調整。それとボンベから出
るエアが出る管の長さがコピックの方が若干長いので接続時に軸合わせを
する必要があります。ちょっとブラシキャップのスイッチ部分画浮きます
が上手く噛ませてエアが出れば完成。

これで実質エアブラシが2台になり、同時に2色は扱えることになります…
エア出しまでは確認していますが、まだ本塗装はしていません。

次回:複製・魔改造編