大江千里を聴いた。
寝つけずに、あてもなくテレビのチャンネルをザッピングしてみる。
なんとなく懐かしい歌声が聞こえてザッピングの手を止めた。
「エールをおくろう」。大江千里の歌だ。
私にとってはちょっと懐かしい思い出のアーティストである。
中学に入る頃、実家のある町に戻った。8年ぶりにその町に戻るのだが
それまで別の町で暮らしていたこともあり、殆ど友達もいない様な状態
で新生活をスタートすることになってしまった。
それでも、友達が少しずつ増え落ち着いてきた頃に、転校生がやって来
る。それも女の子。クラスの男どもは否が応でも盛り上がる。
そして彼女がやってきた・・・やって来た・・・個性的な子だった。
いろんな意味で。
そんなこんな(どんなだ?)で元々似たような境遇だったと言うことも
あり、しょっぱいアニメの構成の様だが仲の良い友達となる。とは言っ
てもコレもありがちなグループ的な集まりで、変わり者には変わり者が
集まると言うようなものだ。
ちょうどこのぐらいになると、アイドル歌謡(古っ)からアーティスト
系の音楽に興味を持ち始め、それぞれ好みのアーティストをレコードか
らテープにコピーして交換していた(一応1970年代の生まれです)。
当時はBOWYが全盛でコレさえ聞いていればイケてるような時代。
そんな中で彼女から進められ聴き始めたのが大江千里である。
「十人十色」と言えばデビューの頃の曲だったと思うが、私は、菓子
メーカーのキャンディーのCMで聴いてなんとなく知っていた。
多分その話題がきっかけだったのだと思う。まだそれほどなじみのない
アーティストであったが、彼女はたいそう気に入っていたらしくすでに
2,3枚のアルバムを持っていて、それをダビングしては友達に配った。
そして、私にも2本ばかりカセットを用意してくれた。
大江千里を聴き込んだのは、その時が最初で最後だろう。
今でもこのあたりの曲を聴くと当時のことが思い出される。
すでに当時からこの業界で仕事をしたいといっていた記憶がある。
今考えれば恥ずかしい。
それに比べ彼女は、建設省に入ってダムを作りたい。その為に高専へ行く
といって本当に入ってしまったぐらい変わり者で計画的であった。
あの頃、思っていたことにどれだけ近づいているのだろうか?
今がそうなのだろうか?
久しぶりに大江千里を聴いてそんなことを思った。
その2年後、現在の妻と出会う。
多分、あの頃の理想が今どうなっているのかを知っている唯一の人物だろう。
寝つけずに、あてもなくテレビのチャンネルをザッピングしてみる。
なんとなく懐かしい歌声が聞こえてザッピングの手を止めた。
「エールをおくろう」。大江千里の歌だ。
私にとってはちょっと懐かしい思い出のアーティストである。
中学に入る頃、実家のある町に戻った。8年ぶりにその町に戻るのだが
それまで別の町で暮らしていたこともあり、殆ど友達もいない様な状態
で新生活をスタートすることになってしまった。
それでも、友達が少しずつ増え落ち着いてきた頃に、転校生がやって来
る。それも女の子。クラスの男どもは否が応でも盛り上がる。
そして彼女がやってきた・・・やって来た・・・個性的な子だった。
いろんな意味で。
そんなこんな(どんなだ?)で元々似たような境遇だったと言うことも
あり、しょっぱいアニメの構成の様だが仲の良い友達となる。とは言っ
てもコレもありがちなグループ的な集まりで、変わり者には変わり者が
集まると言うようなものだ。
ちょうどこのぐらいになると、アイドル歌謡(古っ)からアーティスト
系の音楽に興味を持ち始め、それぞれ好みのアーティストをレコードか
らテープにコピーして交換していた(一応1970年代の生まれです)。
当時はBOWYが全盛でコレさえ聞いていればイケてるような時代。
そんな中で彼女から進められ聴き始めたのが大江千里である。
「十人十色」と言えばデビューの頃の曲だったと思うが、私は、菓子
メーカーのキャンディーのCMで聴いてなんとなく知っていた。
多分その話題がきっかけだったのだと思う。まだそれほどなじみのない
アーティストであったが、彼女はたいそう気に入っていたらしくすでに
2,3枚のアルバムを持っていて、それをダビングしては友達に配った。
そして、私にも2本ばかりカセットを用意してくれた。
大江千里を聴き込んだのは、その時が最初で最後だろう。
今でもこのあたりの曲を聴くと当時のことが思い出される。
すでに当時からこの業界で仕事をしたいといっていた記憶がある。
今考えれば恥ずかしい。
それに比べ彼女は、建設省に入ってダムを作りたい。その為に高専へ行く
といって本当に入ってしまったぐらい変わり者で計画的であった。
あの頃、思っていたことにどれだけ近づいているのだろうか?
今がそうなのだろうか?
久しぶりに大江千里を聴いてそんなことを思った。
その2年後、現在の妻と出会う。
多分、あの頃の理想が今どうなっているのかを知っている唯一の人物だろう。