久しぶりに制作記録をつけます。
今年は新年早々体調を崩して,4月ごろにやっと色々手につくようになりました。
ちょこちょこぱち組みはしていましたが,塗装までするのは久しぶりです。
今回制作するのは初めてのリアルグレード(RG)しかも比較的小型機になる
ゴッドガンダム。RGは発売当初からいくつかストックしていますが制作するの
は初めて。
部品数に毎回尻込みしてしいましたが,せっかくの5月の連休,昨年末に新調した
塗装ブース溜め込んだ塗料,デカールを使いたくなって一念発起。
いざ,開けてみると小型機のせいかかなり細かい。なんせ手が小さい,ツインアイ
に限ってはクリアーパーツとあってディテールが全く見えない,すっかりに
老眼アイ…
なるべく短期で仕上げたいのでとりあえず,いつものランナー塗装で白い装甲には
ホワイトパール,青はコバルト,赤にはガンダムマーカーEXロイヤルメタレッド。
フレームにはスターブライトアイアアン。
今回は,スターブライトアイアンを使ってみたかったのが一番大きな理由。
メタリックや一部メッキカラーも使って軽いけどダイキャストや金属フレームっぽ
いイメージでトミカやちょっと重いミニカーのような感じに。
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RGといえば,本物があったら…的なコンセプトなのに真逆なオモチャ感を出してし
まうのはどうかと思いますが,手のひらサイズで満足感ありそうなメタル表現と
MSに対してMFは兵器というよりは格闘スポーツで国家を代表するフラッグシップ
機と仮定してなるべく派手にキラッキラで良いんじゃない?という自分設定。
組み立ては小さい割にパーツごとの構成がわかりやすく,ぱっと見でどこのパーツ
かすぐに理解できたので思った以上に楽しく進みます。
RGでランナー吹きの利点はアンダーゲートが多いので目立ったゲート跡を表面に
作らずに済むこと。でもこの2度切りを強制される感じがとっつきにくいのも本音。
ただ,やっぱり基本塗装を先に済ませてしまうのでぱち組してバラして処理する工
程がいくつか省けるのでいい歳のせっかちもデラーにはモチベーションも下げず
どんどん出来上がって行きます。
部品が細かい分一部,塗料の厚みでパーツの処理やリタッチが必要なところがあり
ますが,最初のぱち組して解体して個々持ち手をつけるなんて作業は避けられるの
は自分的には大きい。
結局今回も基本の機体カラーに近い色を載せて部分部分でアクセントにメッキを入
れています。ツインアイと頭部センサーは蛍光カラーを調色してグリーンを入れて
ブラックライトで発光します。ぱっと見これで満足しちゃってもいいかなと言った
ところですが,これで本体の8割ぐらい。あとは細かなパーツを調整しながら加え
て軽めの色でシャドウ風スミ入れとちょっと変わったデカールを入手したので貼り
込んでゆきます。
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今回RGゴッドガンダムを作ってみて感じたのは,思った以上に作りやすくなってい
て以前のRGはクセ強キット的な印象はなったく無かったです。
水星の魔女シリーズあたりからコロナを経て取りあいになるくらいぱち組みの完成
度,満足度が上がりこれなら作ってて楽しいし,次から次と欲しくなるはずだと思
いました。
ただ,EGもそうですが,ぱち組で完成という最短ルートの確立なのかハメ殺しの
パーツも多く,細工派にはぱち組する前にパーツの曲を読み込んでおく必要があり
そうです。今回も結構渋めのパーツや『パチンとはめる』的な場所は分解で破損し
て修復しています。
この数年,色々UPデートされていますがロボ魂が1体8,000円越えが標準となった
昨今なかなか好きな機体でも数は手が出しにくいし,やっぱり作りたい派なので
作ったまんまぱち組でも満足度が上がるのは歓迎です。