はじめてのヨーロッパ

いきなり空の上に置かれてしまった。
思ったほどおかしな感覚はなく、むしろ
新幹線の様な。
たまに、下から揺すられて、はじめて自覚する。

昨夜は寝ずにというよりは、荷物がまとまらず結局徹夜になってしまった。
離陸時の加速と浮遊咸は、不快でなく、心地よさせ覚えた。

チェックイン時、海外は今回がはじめてだと伝えておいたので、通路側、隣も空席という気持ちゆったりとした場所を割り当ててもらい、気楽なフライトをスタート出来た。

機内での娯楽としては、ゲームや映画が個別モニターに用意され、飽きることも内だろう。
その中でも、ひたすら機外の映像をモニターできるチャンネルがあり、くぎ付けになってしまった。日本上空から始まり、雲海を抜け、大陸を横断。氷原なのか流氷なのか巨大な氷の海を渡りヨーロッパ地方へ。

約１２時間の缶詰状態から解放され、はじめての異国の地はパリ。
パリ・ドゴール空港で今回の首謀者とまちあわせ、最初の目的地ウィーンへ。