ガエゆだR。

~ガチとエンジョイとの狭間で未来の夢を抱くブログ・REBOOT。~

ヒトノ本質…?

2019-05-13 19:12:28 | (小難しい)雑記/お知らせ
どうも、Klowですおはようございます。

先月半ばより始まりましたデレ総選挙も残すところ今日と明日のあと2日。そして投票権が入手できるイベントは今日まで…ということで、
自分もちょっと半ばドキドキしながらプロダクションマッチフェスティバルに挑もうと思っている、のですが。
今回話したいのはそう言う事ではなく。

最近、Twitterを見ていると様々な炎上しそうなトピックを取り上げ、テレビのニュースが追随して報道する事が増えましたが、
その反面、Twitterを見ていると割とアンチ・マスコミな人たちが多く、
先日大津で発生した交通事故の会見においても、不必要な質問をしたテレビ局や新聞社の記者に対する過剰なバッシングと、それに同調する人たちが散見されます。

勿論、自分もアンチ・マスコミ側の人ですが、結論から申し上げますと

人間、情報を発信できるものを手にするとマスコミと大差なくなるんだから落ち着けよ。

って話です。

というのもですね。自分もTwitterに揉まれてアンチ・マスコミ思考に染まっていった自覚が有るのですが、
今はだいぶ落ち着いて、アンチ・マスコミ寄りの中立派のつもりだったりはします。
…で、そこまで言えるほどの今の考えと言うか、思想になって行ったのはとある出来事が切欠でして。

あれは去年の2018年6月頃。大阪を大きな地震が襲った時でした。学校のブロック塀が崩落し、9歳の女の子がソレの下敷きになり死亡した事件が話題となりましたが、
その折、Twitterに

「裏方の『無事死亡です』という声が聞こえる」

というセンセーショナルなツイートが踊り、当時アンチ・マスコミ真っ盛りだった私は、実際の音声を聞いて本当にそう聞こえた事から、
「マジかよクソフジテレビ最低やな!!!!!!」と憤慨していました。

しかし。この音声、よく聞くと「女児死亡です」とかそう言った風な言葉を言っている風にも聞こえ、「無事死亡です」とは言っていないことが、
第三者を交えた検証の結果明らかになり(くだんの音声を母上に聴いてみたところ疑惑の判定が出た事で判明しました)、
この時、自分がいかにアンチ・マスコミ思想に染まっているか、と言う事と、

「こんな言いがかりでマスコミを非難するなんて、自分がやった事はマスコミと同じ穴の狢ではないか?」

と気付いてしまった事と、人間は憎い相手には嘘すら吹聴して貶めようとすることこそ、人の本質でもあるんだなと思った事とで、
心が圧死しそうなほど暗く沈み込んでしまいました。
流石に、外出先だったのでそれを外に出し過ぎるのも母上が鬱陶しがるなァと思って出さなかったのですが、
大阪自信における小学生の事故死の話は、自分が「アンチ・マスコミ思想に染まり過ぎないようにしよう」と思った切欠となった自分の礎になりました。

と、このように、人間憎たらしい相手には、何処までも非道な事が出来るようになってしまう、残忍さを秘めています。
Twitterで騒いでいるアンチ・マスコミの皆さんも、あまりにもマスコミ嫌いを表に出し過ぎているような気がしてなりません。
また、口ではアンチ・マスコミを謳っていながら、炎上するような話題に首を突っ込み、センセーショナルにツイートしたり、
先ほどのように空耳程度の話でマスコミに文句をつけたり、と、ぶっちゃけ「やってる事がマスコミと同じ」に見える時が多々あるのですよね。
なんと言うか俺の中では去年~一昨年辺りから、その流れが突然加速したように感じます。

で、そこで結論に戻ってくるんですけど、ぶっちゃけ、マスコミをブッ叩きたくなる気持ちも分からなくはないのですが、
自分の行ったことを一度顧みてはどうでしょうか、と思うのです。「汝らの中、罪無き者先づ石をなげうて」とは言わないですが、
マスコミが憎いのは分かるけど、嘗て自分がマスコミと同じように、センセーショナルに物事を伝えようとしたり、
嘘までついて人を貶めたりしようとしたりはしませんでしたでしょうか。自分は有ります。
だからこそ、マスコミに対してはもはや「まぁ居なけりゃ居なきゃで困る奴がいるであろう必要悪である」とすら思っていますし、
行き過ぎた事をしてしまうことも多々ありますが、いちいち反応していては彼らの思う壺でもあるのです。

このブログ記事を書くにあたって、興味深いブログ記事を読みましたが、冒頭でも語った大津の会見に対して、「酷い」とブッ叩いてる奴らこそ、
マスコミの炎上マーケティングに加担している、といったことが書かれていました。自分も正直そうだと思います。しかし、
テレビや新聞は大事な情報の第一次情報源であることが多く、見なきゃ良いじゃんと言っても、やっぱり太い情報源である以上、それらに頼る他なく、
後期高齢者になればそのテレビや新聞ぐらいしか情報源が無い、と言う人が居るのもまた事実です。

今一度、我々の姿勢を正す時ではないだろうかと思いつつ、お終いとさせて頂くことにして。
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