「浅間山明鏡止水」あさまやま めいきょうしすい

「ザ・レディ・オブ・ザ・レイク」~モネの色彩と「Rose Library」(53)

「ザ・レディ・オブ・ザ・レイク」~モネの色彩と「Rose Library」(53)


モネの色彩「軽井沢レイクガーデン」10月11日現在

「めがね橋よりイングリッシュガーデン方面を望む」

「めがね橋より右岸別荘群を望む」

「軽井沢レイクガーデン」
自然の豊かな表情が四季折々に語りかけるナチュラルガーデン
イングリッシュローズ、フレンチローズ中心に約400種類のバラと宿根草約300種類を植栽
(秋)9月~11月初旬
秋バラと紅葉
9月はアスターや秋明菊10月中旬以降は紅葉が楽しめます。

「フレンチローズガーデン」
フレンチローズを中心とし、クレマチスとバラのバーゴラが魅力のエリア
「ラビリンスローズガーデン」、
宿根草とバラの競演が楽しめる、石に囲まれたウッドランド内のエリア
「フレグランスローズパス」、
日本最大級の長さを誇るバラの小径で香り豊かなバラを存分に楽しめるエリア
「イングリッシュローズガーデン」、
イングリッシュローズを中心に160種600株の英国系バラが楽しめるエリア
「レイクサイドパス」、
水辺の植物と浅間フウロの群生が見どころの小径
「ウッドランド」
晴天時に丘に上がると浅間山の眺望が素晴らしい宿根草と樹木のエリア



クロード・モネ(Claude Monet, 1840年11月14日 - 1926年12月5日)
印象派を代表するフランスの画家。
「カタログシリーズ」~ポワシー(1881年 - 1883年)(アトリエ場所)

「プールヴィルの断崖の上の散歩」1882年シカゴ美術館」

1881年12月、デュラン=リュエルから引っ越し費用の援助を得てポワシーに移った。アリス(オシュデ夫人)とその子どもたちは、パリに戻るようにとのエルネスト・オシュデの求めに反してポワシーに同行することとなり、モネとアリスとの関係は、エルネストに対してますます説明が難しいものとなった。1882年2月からノルマンディー地方に制作旅行に出て、プールヴィルの断崖を描いた

「サン=ラザール駅、外の光景②1877年」12 連作⑩

第3回印象派展に出品したかも?といわれている作品です。
サン=ラザール駅は、ノルマンディ地方への発着駅です。 なので、サン=ラザールにはセーヌ河畔や海辺の行楽地が強く結びついていました。詩人マラルメ日く、「ここはどの駅よりもパリらしい。夏になると潮の香がする」とのこと。パリっ子はわずかな休みを利用しては、サン=ラザール駅から蒸気機関車に乗り、ある いはセーヌ川を定期船で下って、近郊の新興行楽地へ出かけました。

「睡蓮1915年マルモッタン・モネ美術館」約250連作(42)

モネは自邸に2つのアトリエをもっていたが、1915年7月には母家の東側に、「第三のアトリエ」と呼ばれる、大画面の制作に適したアトリエを造り始めた。この時期以降に制作された「睡蓮」は、それ以前のものにくらべて画面が大型化している。すでに70歳代になっていたモネであるが、1914年から1919年の間には、画面の長辺が2メートル近い「睡蓮」67点を制作し、同時期に描かれた「アイリス」3点を含めると、計70点もの大画面を制作している

カテゴリーに「Rose Library」を作りましたので、いつでも覗きに来てくださいね。
何しろレイクガーデンには「バラの花400種類」あるのですから、まさしく「ローズ・ライブラリー」にして行きたいと思っています。バラは6月から9月まで1番花、2番花、そして繰り返し咲きます。「ソレイユ・デュ・モンド」以降の作品は9月7日に撮影しました。
そして10月7日・11日にも撮影しましたので順次掲載して行きます。

「ザ・レディ・オブ・ザ・レイク」(53)
ザ・レディ・オブ・ザ・レイクはかなり背が高く、およそ3-3.5m以上になることが既にわかっています。細く長い柔軟な枝に、美しく繊細な肌色に近いピンクのかわいらしい半八重の花を付けます。約5cm大の花はやや開き加減で、金色に輝く存在感のある雄しべが見え、枝に鈴なりになった姿は魅力的です。夏の間、定期的に返り咲きます。ザ・レディ・オブ・ザ・レイクとは、アーサー王物語に登場する伝説の島、アヴァロンの守護者「湖の乙女」のことで、詩人ウォルター・スコットの名高い叙事詩の中でも鍵となる人物です。

品種名 ザ・レディ・オブ・ザ・レイク
分類と系統 イングリッシュローズ
原名 The Lady of the Lake
咲く時期 四季咲き・非常に返り咲く
花形 半八重
花色 ピンク
花径 小輪
樹勢 強い
樹形 直立性シュラブ
香り 中香
育てやすさ 初心者におすすめ、耐病性強い、害虫普通
育成環境 日なた、耐寒・耐暑性普通
作出年2014年 作出者デビッドオースチン 作出国イギリス


秋の紅葉「白駒池」番外編

2021年10月8日撮影

コメント一覧

knsw0805
おはようございます。
私もヤマさんと同様に「睡蓮」よりも他の作品に興味を抱いています。なおヤマさんのブログに詳細を書かせて頂きました。
yama1411
お早うございます。
ようやく涼しくなってきました。散策したい気分です。
「断崖の上の散歩」は、「散歩、日傘をさす女」のからの一連の作品なのでしょうかね、発想が共通しているので。
 私としては、モネの絵は「蓮」よりむしろ「ラザール駅」とか、「日傘の女」「ポプラ並木」やヨットが浮かぶ風景の方が好きなほうです。蓮は橋のある構図は好きなのですが・・・。
 いろいろ楽しませていただいて、また勉強になっていて有難うございます。
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