「プリンセス・アレキサンドリア・オブ・ケント」~モネの色彩と「Rose Library」(24)
2021-09-11 06:18:17
モネの色彩「軽井沢レイクガーデン・睡蓮の池②」
「軽井沢レイクガーデン」
自然の豊かな表情が四季折々に語りかけるナチュラルガーデン
イングリッシュローズ、フレンチローズ中心に約400種類のバラと宿根草約300種類を植栽
(秋)9月~11月初旬
秋バラと紅葉
9月はアスターや秋明菊10月中旬以降は紅葉が楽しめます。
「フレンチローズガーデン」
フレンチローズを中心とし、クレマチスとバラのバーゴラが魅力のエリア
「ラビリンスローズガーデン」、
宿根草とバラの競演が楽しめる、石に囲まれたウッドランド内のエリア
「フレグランスローズパス」、
日本最大級の長さを誇るバラの小径で香り豊かなバラを存分に楽しめるエリア
「イングリッシュローズガーデン」、
イングリッシュローズを中心に160種600株の英国系バラが楽しめるエリア
「レイクサイドパス」、
水辺の植物と浅間フウロの群生が見どころの小径
「ウッドランド」
晴天時に丘に上がると浅間山の眺望が素晴らしい宿根草と樹木のエリア
クロード・モネ(Claude Monet, 1840年11月14日 - 1926年12月5日)
印象派を代表するフランスの画家。
「積みわら – 雪の効果1891年 」25連作⑭
モネは積みわらが日光のもとで様々にその表情を変えることに着目し、同じ主題を同じ視点で描き続けた。モネにとって『積みわら』の連作を描いているときに、時刻によって変遷する積みわらをより確かに表現するために、アトリエに戻って描くキャンバスを交換するようなことはごく普通のことだった
「エプト河岸のポプラ並木1891年」23連作⑭
早朝のセーヌ川の連作のために、モネは作品制作に夜明け前という時間を選んだ。それは「通常よりもシンプルな光の下で容易にモチーフを」描くためで、夜明け前の太陽光はそれほど急激には変化しないという理由があった。しかし午前3時半という起床時間は、いかにモネが早起きを日課にしていたとしても桁外れのものだったに違いない
「睡蓮1905年ウェールズ国立美術館」約250連作⑭
モネの「睡蓮」連作では池の岸の地面は徐々に描かれなくなり、画面全体を水面が占めるようになる。このような作品は、描かれた画面の外にも水面が続いていることを暗示し、水面に映る虚像が、空や岸辺に生える樹木の存在を暗示する。モネの言う、「影によって存在を、断片によって全体を」暗示するという、西欧絵画の伝統とは一線を画した表現がここにはみられる
カテゴリーに「Rose Library」を作りましたので、いつでも覗きに来てくださいね。
何しろレイクガーデンには「バラの花400種類」あるのですから、まさしく「ローズ・ライブラリー」にして行きたいと思っています。
そしてバラは6月から10月まで1番、2番、3番花と繰り返し咲きます。
「プリンセス・アレキサンドリア・オブ・ケント」24
輝くような温かみのあるピンクで、珍しいほどの大輪です。花びらがぎっしりと詰まったディープカップ型で、外側のソフトピンクの輪が内側のピンクを包み込むような、非常に安らいだ雰囲気を持っています。うっとりとするような紅茶の新鮮な香りは、次第にレモンの香りへと変化し、最終的にはほのかなブラックカラント(クロフサスグリ)の香りへと移り変わります。
病気に強い品種で、2009年、英国グラスゴーの国際バラコンテストで、2010年にはアメリカのカリフォルニアで行われた、砂漠地域バラ協会主催のショウで、それぞれ香りの賞を受賞しました。 エリザベス2世のいとこで、熱心なガーデナーでありバラ愛好家でもあるアレキサンドリア姫に因んでいます。
品種名 プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント
分類と系統 シュラブ
原名 Princess Alexandra of Kent
咲く時期 四季咲き、非常に返り咲く
花形 ロゼッタ咲き 八重・多弁
花色 ピンク
花径 大輪
樹勢 強い
樹形 木立樹形 横張タイプ
香り 強香
育てやすさ 耐暑性強い 耐寒性普通
育成環境 ウドンコ病・黒星病普通
作出年2007年 作出者デビッド・オースチン 作出国イギリス
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