これは絶対そう。
ある意味ではそうあるべきでもある。
リーダーの弱音は組織の弱体化につながるからだ。
少し賢いリーダーならそれを分かっている。
リーダーは孤独だ。
正解のない事に頭を使って、決断しなくてはいけない。
僕は、「リーダーを好き好んでやる人間の大半が、リーダーというものの本質を見誤っている」と思う。
心地よい環境づくりの為にリーダーになる人もいるだろう。
みなと仲良くなりたくて、リーダーとして集団形成をしていく人もいる。
でも実は、リーダーが1番の孤独な人間になるのが組織というものの構造であり、本質でもあると僕は思う。
だからリーダーを好き好んでやるというのはある種暴挙だなとも思う訳で。
好き好んで孤独を選ぶ事と同義である。
人と接する機会が誰よりも多いのに、なぜか誰よりも孤独になるのだ。
リーダーは馴れ合う事ができない。
組織全体の今と未来の為に。
個人の感情を切り離して判断をしなくてはならない。
それは、時にまわりの理解を得られないこともあるだろう。
だがそれは当たり前の話で。
立場が違えば見ている景色、考える事が異なって当然だろう。
孤独を感じてもひたすら耐えなければいけない。
同じ立場の人間がいないとはそういう事だ。
すべてが自分の思う様になどいかなくて当たり前。
それでも耐えて耐えてやり抜くには何か自分自身がある種の使命を感じていないと到底継続ができないと思うのだ。