これは、
知識+コミュニケーション能力
=教える能力
だと僕は考える。
たまに、知識量はすごいのに、教えるのが壊滅的に下手な人がいる。
これは完全にコミュニケーション能力の欠如。
もっと言うと、相手の事をきちんと知ろうとする努力が不足していると言える。
「相手がどこまで理解しているか」
「何が分からないのか」
「それを理解する為に今何をどの順番で伝えるのがベストか」
この順番で丁寧に課題を解決していく必要がある。
コミュニケーション能力がない人は、普段コミュニケーションをないがしろにしているから、相手から適切な情報を得られない。
結果として、相手が理解していないのは相手自身の理解力のなさだという思い上がりにつながるのだろう。
相手を知る為には、仕事以外のくだらない話も意外と重要なのだ。
そこからその人の思考のパターンなどを把握していれば、「教え方は相手によって変える」必要があると分かるはずなのだ。
「あの人の話分かりやすくよね」
という人は、単に勉強しているからではなく、相手に寄り添う努力をしている人なのだ。