世間と自分自身の感覚のズレが生まれやすいと時代だと思う。
今の40代50代くらいまでの人を見ていると、頭の回転が速くて、素晴らしい実績を残される方がたくさんおられる。
織田信長が人生50年と言っていた時代から400年以上の時が経ち、人生80年くらいは生きられる時代になっている。
健康寿命自体も伸びているわけで。
世間的には、若者というと20代中盤くらいまでのイメージな訳だけども。
これからはもっと上の世代も巻き込んだ世の中のつくりかたを設計していく事も大切な事である。
今の世の中の仕組みと個々人が感じる人生の設計に軋轢がある様に思うのだ。
今の社会の仕組みだと、楽しい事の大半が学生時代までにつめこまれている状況だ。
後の60年程、どーしたら良いのよ??
ってね。
そこで初めて気づくわけ。
あぁ。これまでは、「楽しい」を誰かが与えてくれたけど、本来、これは自分でつくる努力が必要なものなのね!?と。
本来は学校教育の段階でそれを教えるべきだと思う。
「楽しい事は、本来他人から与えてもらえるものじゃありません」
「もし誰かが与えてくれたなら、感謝の気持ちをきちんと伝えましょう」
教師は、本来、その為のサポートをするのがあるべき姿であろう。
80歳までに楽しめる社会的なイベントももっともっと必要である。
できるなら、子どもや孫、ひ孫を含めて楽しめるイベントがたくさんあった方が良い。
そこに対する素晴らしい!という価値観が生まれてくる様な社会体系の構築が急務だ。
僕も個人として
「楽しむ心」を忘れない様に心がけている。
ちょっとした事で面白がる好奇心こそが自分自身の人生を彩ると思うからだ。