ふらっと風流記

自分の考えを深堀りしてみたり、意味のない事をあえて残してみたり。
自分の人生を生き続ける為の道しるべを綴ったり。

信頼される人がやっている最強法則!

2022-03-01 18:39:00 | 日記
率先力」
これに尽きる。

どんなに良い環境があっても本人に感謝の気持ちがなければ、それを良い環境だと認識する事はできない。

逆を言えば、あらゆる組織・団体において満足度を上げるには、この「率先力」を伸ばす教育体制が大切である。

では、「率先力」とは何か?
僕の考えは、「まず地頭で考えて、状況に合わせた言動を取っていく事。誰かの期待の先を超えるギブ&ギブの精神」である。

良い事をしようとした時に、見返りを期待する人がいるが、これはお角違いなのである。

見返りを期待するならその行動は良い事ではなく、ただのエゴだ。
ただ自分がそうしたくて行動する事が肝要で、結果に関して感情を揺さぶられる必要性はない。

そして、この時に大事なのが、どの視点でもって、物事を考えるか?である。

僕がよく言うのが、
「I」の視点
これは、私が主語であり、私が世界の中心になっている考え方。

「YOU」の視点
これは、誰かの為にという自己犠牲の視点。ただ、ともすれば、見返りを期待したり、それを言い訳にもできてしまう危険性を持つ。

「WE」の視点
これが理想。その状況を俯瞰して見た上で、一緒に目的地行ってみない?
くらいの視点だ。

僕はバスケをやっているので、バスケで例えてみる。

人間性もバスケプレーヤーとしても、成長過程が必ずこの段階を踏む様になっているところが面白いし、分かりやすい。

小学生くらいで少し上手になり始めると、1人で全てやろうとするが、これは「I」の視点。

その子が中学生から高校生くらいになると、今度はパスを覚える。
ただ、本来ならパスせずに自分でシュートまでいくべき場面でパスを選択してしまうのだ。
これが「YOU」の視点。

もう少し大人になってくると、今度は、その盤面を俯瞰で見る事ができる様になってくる。

俯瞰で見た時に、「今、自分は何をするべきか?」を考えてそのとおりプレーする。
すごくすごく難しいんだけども、これが理想で、「WE」の視点である。

さてさて、「率先力」に戻ろう。
率先力は、先程の「WE」の視点を前提に、地頭で考えた言動をしていく事であった。

会社での仕事に置き換えると、会社全体を俯瞰し、空いた時間に「今、これできそうなので、やっておきます!」
とか、「〇〇って今やっておいても大丈夫ですかね?」とか確認してみたり。

間違っても
「何したら良いですか?」
はやめた方が良い。

シビアな人間からしたら、「この人は何も考えていないんだな」と思うものだ。
厳しい言い方をすれば、地頭を使わず、上司の頭だけ使おうとしている人間は、そもそも評価の対象にすらならない。

特に目上の人と話す時には、相手から見た時に、自分の思考の過程が伝わる様に話すべきである。

そうすれば、自分の考えに対しての、上司からのアンサーをもらえる。
擦り合わせをする事ができ、内容がブラッシュアップされていくから、格段に成長できる。

「相手の脳みそを使う前に、最大限、それを想像して自分の脳みそを使え!」
と言い聞かせよう。
重要なポストについている人間は1から指示を与えられる程ヒマではないし、また、そうあるべきでもある。

これからの時代、指示待ち人間は高い価値があると認めてもらう事はどんどん難しくなっていく。

そんな人間はAIにとって変わられるからだ。それなら人間の様にミスしない方が良いというわけ。

モノが溢れかえっている現代に生まれた我々はしっかりと地頭で考えられないと、判断基準を持つことすらままならないと僕は思う。

溢れかえる情報の波に流されるのが関の山だ。
今一度、自分を見つめ直そう。