こいし
* たいが帰ってこないにゃ。
* 4ヶ月(猫感覚1年半)
* あいつが心配だにゃ。
* あいつは俺が追いかけっこしてやると元気がでるにゃ。
* たいの真面目さが気に入られ、千葉の研修センターで
3年間の転勤が決まる。
* 1年経過(猫感覚5年)
* たいが心配だにゃ! 逢いに行くにゃ!
* 網戸を体当たりで壊し、あてのない旅に出る。
* なんのあてもないまま、1年(猫感覚5年)野良生活。
* 過酷な野良生活で、体力も衰え、目やにがたまる目の病気になる。
* もう、あまり目も見えずエサにもあまりありつけず。
* でも、たいに逢いたいにゃ!
* もちろん、たいも家出したこいしのことは心配したいた。
* ある雨の日、タクシーで本社の東京に向かう時、
雨の中を彷徨う一匹の野良猫を見つける。
* 「こいしだ!」
* すぐにわかった。
* タクシーを飛び出し、スーツのままずぶ濡れのこいしを抱きしめる。
* 「ん??? このニオイはたいだにゃ・・・。」
* 「おまえ元気だったか?」
* 「う~ん、なんか頼もしくなったにゃ。」
* 「お前を元気づけてやろうと思ったが、
その心配もいらなそうだにゃ。」
* 「それより、この毛布みたいな服は心地よいにゃ」
* 「ここで寝てもいいにゃ?」
* 「少し寝たら、また追いかけっこしようにゃ!」
* 「たいが元気で良かったにゃ・・・」
* 「また、たいと追いかけっこできるにゃ・・・・・」
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