先日、初任の先生に授業を見せるために、
大学教員をしている頃で5年前の執筆です。
授業前の休み時間に、たまたまTさんが、
この2名の児童は、素敵な声かけを書いていました。
板書です。
1年生の道徳を実践しました。
教材は「ハムスターのあかちゃん」です。
実はこの教材で、以前執筆依頼がありました。
大学教員をしている頃で5年前の執筆です。
こんな形で、自身が授業を実践するとは‼︎
あの頃は、思ってもいませんでした。
ある意味ラッキー✌️です‼︎
では、授業の流れです。
まず導入で、
家で飼っている動物について聴きました。
子供は元気よく手を挙げて発言しました。
授業前の休み時間に、たまたまTさんが、
会話の中で「私、ハムスターを飼っているの。」と話していました。
おっ!ではTさんを導入の最後に指名して、教材につなげることを思いつきました。
はい、スムーズにつながりました😊
教科書は読まずに、場面絵を見せながら、話をする「口演法」で子供たちに話をしました。
その後、ワークシートを配布します。
3つの場面があり、ハムスターにどんな声をかけたいか考えます。
ここでの工夫は2つです。
・自分が一番関心をもっている場面での声かけをする。
・赤ちゃんだけでなく、お母さんハムスターへの声かけも書く欄を作る。
場面ごとに追うと国語のようになることと子供の関心が高いところを選ぶ主体性を大事にしたいと考えました。
やっとひらがなが書けるようになった1年生の実態を考えると書きたいところだけ書く方が負担が少ないです。
また、赤ちゃんだけでなく、お母さんハムスターの声かけを考えることで生命の尊さの視野を広げたいと考えました。
子供たちのワークシートです。
赤丸が一番はじめに書いたものです。
赤ちゃん中心に書いています。
この児童は、
お母さん中心に書いています。
この児童は、最後のこれからのメッセージに「大きくなったら役に立ってね。」と書いていたので、机間指導の時にどういうことか聴いてみると、赤ちゃんが大きくなって今度はお母さんになって赤ちゃんを産むから役に立つ、だそうです!
この2名の児童は、素敵な声かけを書いていました。
板書です。
声かけやメッセージを考えることで、小さな動物も懸命に生きていることを感じ取ったのではと思います。
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