昨日、道徳の若手研究授業を観ました。
子供たちは、考えてワークシートに書いています。
教師は子供たちの意見を板書し、その意見を活用して、問いかけをして助け合いについて考えさせていました。
考え、議論することが明確な授業でした。
これからもっと素敵な道徳授業ができるようになることでしょう。
教材は4学年「ぼくらだってオーケストラ」です。
教員2年目の先生ですが、授業展開が子供たちに考えさせる構成になっていました。
その仕掛けについて
まず教材の内容です。
4年生が市の連合音楽会に出ることになった。てつおは、体育は得意だが、楽器は苦手。気持ちが重い。そのうちリコーダー担当になったしまう。練習が始まっだが、案の定てつおは上手く吹けない。そんなてつおになつみがアドバイスをする。てつおは、何だよ!逆上がりもできないくせに!と、おもしろくなく無視する。
それでもなつみは、いやな顔一つ見せずに、てつおにアドバイスをしたり、励ましたりし続ける。てつおは、だんだんにいい音が出るようなり、1週間後には吹けるようなった。なつみは、自分のことのように喜んだ。てつおは、今度なつみに逆上がりを教えようと思った。
というものです。
これを授業者は、どうしたかというと、
「助け合い」をねらいとして絞るため、
教材をなつみが自分のことのよう喜んだところで切って、てつおがその後なつみに逆上がりを教えてようと思ったところは明かさないようにしました。
その後「てつおとなつみは助け合いができているか」と問いかけました。
子供たちは、考えてワークシートに書いています。
ワークシートに書き終えたら、意見交換からの話し合いです。
教師は子供たちの意見を板書し、その意見を活用して、問いかけをして助け合いについて考えさせていました。
話し合いの後、授業のはじめに問いかけた
「助け合い」とは、どういうことか再度考えさせました。
考え、議論することが明確な授業でした。
放課後の研修会。
先生方は、今回の授業を基に大変熱心に学んでいました。
これからもっと素敵な道徳授業ができるようになることでしょう。
期待しています‼︎
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