昨年度から何かとお世話になっております、「富士湧水の里水族館」から
今年も移動水族館がやってきました!!
昨年も大好評だったにもかかわらず、ブログ記事にするのにもたもたしているうちに、
あれよあれよと大雪に見舞われ、昨年のイベントは期間途中で中止となってしまいました。
その教訓をいかして今年は早めにレポートしたにもかかわらず、
ブログに載せるまでに時間がかかってしまい、大変申し訳ありません。
まずはお魚たちの顔ぶれをほんの一部、ご紹介しましょう。
こちらはチョウザメの赤ちゃんです!
大人になると1メートルを超えるので、大きくなると当園には来られなくなっちゃいますね。
そして、一緒の水槽にはニジマスの赤ちゃんが。
知識のない私は「襲ったりしないんですか?」と聞いちゃいましたが、実はチョウザメってサメじゃないってご存知でした?
「ウロコが蝶みたいな形で、姿がサメに似ている」というのがネーミングの由来で、
チョウザメ目に分類される魚だそうです。古代魚のひとつなんだとか。
「チョウザメといえば、キャビア」しか知識がなかった私ですが、とっても興味深いですね。
こちらはアメリカカブトガニ。こちらも赤ちゃんです。最大で50cmほどになるとのこと。
こちらもカニという名前ですが、じっさいにはクモの仲間だとか・・・。ややこしやー。
こちらは生きた化石として有名ですが、なんと5億年以上前から地球に存在していたそうです。
新人類の歴史が20万年といわれているので、我々などつい最近栄えたばかりですよ。
それなのに、現在では日本のカブトガニは絶滅危惧種です。
5億年もの間にあった様々な気象変化よりも、20万年たらずで急増した人類のほうが
生態系に与える影響が大きいとは・・・本当に考えさせられますね。
すべてをご紹介というわけにはいきませんが、このほかにも気になる淡水魚がたくさんです。
水族館のスタッフさんがいるので、くわしいお話を聞いてみると、とても興味深いですよ!
さて、こちらは、「ガラ・ルファ」の水槽です。
彼らは、古い角質などを食べてくれ、ヨーロッパでは医療にも使われています。
さっそく、私も指を入れてみると、みるみる魚たちが集まってきます。「たんとお食べ~。」
後ろから、心無い飼育員が、「顔ごと水につけて食ってもらえし。きれいになるら。」
(翻訳:顔も水にいれて食べてもらったらどうですか?きれいになるんじゃないですか?)
と甲州弁で「しわい」アドバイス(?)をあびせてきます。
私だってできることなら、そうしたいですけど、そんなことをしたら魚だって食べすぎです。
ちゃんと、指1本だけ入れるように網がかかっており、そういう無茶はできませんので大丈夫です。
ツンツン、くすぐったいような不思議な感触でした。
この女の子の表情が物語っていますね
そしてこちらは、貝殻を使った工作コーナーです。
組み合わせによって、カメやウサギ、アザラシなどなど、出来上がる作品も十人十色です。
むずかしい作業はお父さん、お母さんに手伝ってもらいながら、オリジナル作品を完成させていました。
じゃじゃーん!
このように、とても楽しいイベント盛りだくさんの移動水族館。
今年の日程は残すところ、3/14、3/15の二日間です。
ふだんは見られない魚たちに、ぜひ会いに来てくださいね!