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この土日は新幹線に乗って 福島に行ってきました。(
福島駅構内にあった馬の像。)
大阪在住の頃から北は札幌、南は小倉まで、JRA全10ヶ所の競馬場のうち、9ヶ所を制覇した私たち夫婦。
約15年かけてついに最後の地、福島競馬場へと乗り込む事ができました
震災でスタンド内の天井が崩れたり、放射能の影響などもあったため、去年は開催される事がなかった福島競馬。
が、競馬場内及び周辺の整備も整い、安全が確認されたという事で、この4月から無事に開催されています。
ゴール板には福島の郷土玩具「三春駒」が。
場内の柵や手摺などにも施されていました。
これを目的にこの時期に来たと言っても過言ではないです。今回開催日(4月7日~29日)の限定馬券。
赤で三春駒と福島県の形が、緑で応援メッセージがプリントされています。
ただし、発売されている窓口や券売機も限られているので、つい他の所で通常の馬券を買ってしまう事も…
福島競馬場は、パドックと本馬場の距離も近くて。全体的にコンパクトで動きやすかったです
パドック。2階にあり、不思議な感じでした。
誘導馬(奥の2頭)もパドックでスタンバイです。
土曜日のメインレースは、福島で行われる数少ない重賞のうちのひとつ、福島牝馬Sでした。
個人的に応援していたのは、ユタカさん(武豊騎手)が騎乗するアカンサス。
自分の中では穴馬。来てくれれば高配当だったアニメイトバイオ。
福島牝馬Sのスタート直後です。さてさて結果は…?
今回は4階のA指定席を予約していたので、見晴らしが良かったです。
が、この山のずっと向こうにある海沿いの町は今でも大変なのかと思うと、複雑な想いでした。
「食べて応援しよう!みちのく駅弁フェアー」というイベントが行われているので、しっかり協力&応援。
土曜のお昼は盛岡駅のビビンバ弁当。
日曜のお昼は青森駅の帆立釜めし。
亭主ドノは仙台駅のウニめし。
う~ん、東北って肉も魚介も美味しくっていいなぁ~
さてさて。肝心の馬券の調子ですが。
私は競馬場に遠征すると、いつも必ずと言っていいほど惨敗して帰ってきていました
逆に亭主ドノは、遠征先でドカン!と高額馬券を当てる事が多いので
まぁたぶん今回もそうだと思い、「いや、これも復興協力のうちよ… 」と自分に言い聞かせていたのですが。
着いて早々に単勝馬券が当たり、そのまま3連勝 その後も買う馬券が面白いように当たって当たって
このチャンスの波を逃してなるまい! と、メインの福島牝馬Sでは普段めったに買わない3連単を勢いで購入。
5頭ボックスで6000円も使ってしまったのですが…。
結果。見事に当たってしまい 10,850円の万馬券となったのでした
しかもハナ差で3着に入ってくれたのは、応援していたアカンサスでした。ユタカさんありがと~
というわけで、足取りも軽く 競馬場から駅前のホテルまでの約2kmを、テクテク歩いて帰る事に
国道4号線に沿って歩いていたのですが、私の目には地震の爪跡はほとんど見当たりませんでした。
とはいえ、目に見えない所の状況はわからず。市街地や主要道路の整備が早かっただけなのかも知れません。
亭主ドノのリクエストで、途中にある「満腹」というお店へ。
福島ではこのような「円盤餃子」が名物らしいのですが、その元祖がこちらの「満腹」さんだそうです。
人気店なので、外で並ぶのに20分、中に入って着席するまで待つ事20分、注文してから出てくるまでに15分。
口に入れるまでに約1時間かかったので、とても美味しかったです。ビールが合ってパクパク進みました
で。普段なら土曜に気持ちよく勝った場合は、日曜にコテンパンにやられてしまうパターンなのですが
どういうわけか、日曜も馬券の調子はそれほど落ちる事がなく。終わってみれば約8,000円勝ち
珍しく遠征で惨敗した亭主ドノが「福島に歓迎されたな~ 」と言ってくれたように、相性がよかったのかも
3,000円ほどを、パーっとデザートやお茶菓子に費やして、亭主ドノにもふるまったのでありました
今回の旅を締めくくる4つ目の駅弁。伊達鶏ゆず味噌焼き弁当
福島駅限定販売と書かれていたので買って、帰りの新幹線でいただきました うん、美味しいねー
いや~、 久しぶりにフトコロをポッカポカに温かくして競馬場から帰ってくる事ができました
色々なお店で買物もしたし、形はどうあれ復興に協力して来れたんじゃないかなと思います