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前にも書いたけど、吉恋本家の譲二ルートの3年後編には色々と不満がある。
久しぶりに吉祥寺に帰ってきた譲二さんとのラブラブな話のはずなのに、新キャラの紹介に使われてたり、色々とモヤモヤするものがあって、私の思う『勝手に3年後編』を書いちゃいました。
『譲二の勝手に3年後編』の始めの部分は本家の『譲二3年後編』とほぼ同じです。
そして、時々本家のエピソードに重なるものも入れながら、少しずつ離れていき、玉の緒ワールドの譲二さんの話になってます。
航くんは出てきませんが、本家の『譲二3年後編』では出てこなかった、懐かしいあの人とかあの人とか出てきます。
だから、ネタバレも少々あるものの、譲二ルートの3年後編とはまた別のお話と思って下さい。
☆☆☆☆☆
思わぬ居候~その7
〈百花〉
ノックの音がした。
譲二「百花ちゃん、ココア持って来たよ」
百花「譲二さん!ありがとうございます」
私は急いでドアを開けに行く。
譲二「課題は、はかどってる?」
百花「はい…ちょうど休息しようかなって思ってたところです」
譲二「良かった。ここに置いておくね」
そのまま部屋を出ていきそうな譲二さんを引き止めたくて、声をかけた。
百花「譲二さん」
譲二「ん?」
何気なく振り向いた拍子に譲二さんの頬に前髪がかかる。
その姿が愛しくて…。
私は思わず譲二さんに抱きついた。
譲二「どうしたの?何かあった?」
そう言いながら、譲二さんは優しく抱きしめてくれる。
譲二「今日の百花ちゃん、なんだか少し元気がないね…大学で何かあった?」
いけない…譲二さんに心配させちゃ…。
百花「いいえ。ちょっと難しい課題がでたから、疲れちゃっただけです」
譲二「そっか。大変だけど勉強は頑張らないとね」
百花「はい」
譲二「う~ん…。やっぱりなんだか元気が無いなぁ…」
百花「そんなことないですよ!」
私は慌てて微笑んで見せた。
譲二「ねぇ、百花ちゃん」
百花「はい」
譲二「こっちに帰ってきても、俺は仕事と店で忙しいけど、悩みとか不安なこととかあれば、俺に話して欲しいな」
百花「え?」
譲二「身体は忙しくても、心は百花ちゃんにずっと寄り添っていたいんだ」
百花「はい…」
譲二「だから、なんでそんなに辛そうなのか、俺に話してみて?」
(だけど、明里さんにヤキモチ妬いているなんてこと…言えないよね?)
その8へつづく