2.『マスコミ一代記』小泉芳孝著
定価2000円+税→博物館特価1500円(税込) 4-6版 146ページ
博物館の開館に合わせての2冊目は、昭和の激動期いわゆる団塊の世代に生まれた私が、映画の
世界からマスコミの放送局で仕事をすることになった一代記を綴ったもの。
内容は、戦後の昭和22年に京都の田舎で生まれた作者が、高校を卒業して就職し高度経済成長の
激動期を生き抜いた記録集である。モノクロからカラーになりビデオや衛星中継、デジタルへと急激に
発展した時代背景を描きながら、様々な体験や出来事を振り返り綴った一代記である。
この本は、博物館の別館②に常設展示の「マスコミ一代記展」と合わせてお読み頂ければ、より判り
やすく昭和・平成の時代をご覧になれると思います。
テレビラジオ局員として下積み時代のコマーシャル会社から転職入社したマスコミ人の定年までの体験記
を綴った一代記である。フィルム からビデオ、中継、モノクロからカラーへ、アナログからデジタルに突入、
その中で地方マスコミ人が見た放送のメディア盛衰史である。テレビ、ラジオにわたり放送記者、カメラマン、
ディレクター、プロデューサー、進行を経験した作者が綴る、バイタリティーあふれる感動を記録した人間
ドラマを展開している。 「はじめに」より
『マスコミ一代記』目次
目次
はじめに
第一章 下積み時代
一、原風景
「故郷」の世界そのままの子ども時代/勉強よりもカメラいじりに興味/映像の世界へのほのかなあこがれ
二、合唱とカメラに夢中の高校時代
落ちこぼれ、音楽に目覚める/合唱がくれた出会い/手に職をつけるためカメラの道へ
三、あこがれの現場を間近に見た実習
写真から映像へ方向転換/質を求めるプロの姿に脱帽/就職難で四苦八苦
四、社会人としての第一歩
現場はおおわらわ/テレビコマーシャルの力を実感/チャンスは突然舞い込んできた
五、カメラマンの夢に向けて転職
就職試験代わりの面接/チャンスをつかんでステップアップ/テレビマン人生の始まり
第二章 プロカメラマン時代
一、現場は遠い、見習い期間
肩書きは報送記者/サブデスク業務/ようやく人並みの仕事ぶりに二、報道部のウラ話火の見櫓
代わりの電話番/夜討ち朝駆けで記
者クラブ詰め/めくりの局長
三、ついたあだ名は「ポラロイドの主」
取材のお伴はゼンマイ式の従軍カメラ/ついたあだ名は「ポラロイドの主」/下積みだからこそ学べること
四、良い映像のためなら命がけ
カメラマン魂に火をつけた爆発事故/心身ともに仕事に捧げる生活/何があってもカメラは死守
五、激動の一九七〇年代
学生運動取材での失敗/世界への目を開かせてくれた万博/想い出の『京都の恋』
六、取材つれづれ 随行取材から選挙取材まで
蜷川府政の分かれ目となった選挙報道/野中広務と同席した「京都婦人の船」/国交再開前の
中国を取材
七、念願の自主制作映画を作成
水中撮影のため、スキューバダイビングに挑戦/自主制作映画のためにトラック島まで撮影旅行/
趣味を仕事に生かしてできたこと
八、新婚旅行でかなえた夢の世界一周
人生の伴侶との出会い/いざ、世界一周の旅へ/トラブルが深めた夫婦の絆
九、ビッグスターを独占取材
ビッグスターが地元の歌を!/過密スケジュールのすきまに取材/気さくなスターの素顔に感激
第三章 テレビディレクター時代
一、変わりゆくテレビ業界
技術革新がテレビを変える/ネット交換による大変動/京都の広域UHF局として再スタート
二、打たないのに競馬中継担当に
スポーツ三昧のディレクター業務/「勉強」のため、馬券購入/「打つ」より「食う」が楽しい競馬場
三、「ミステリーの女王」との事件取材
「タイムリー10」カメラマンに/未解決事件を追って/体は辛いが気持ちは充実
四、市民に密着したテレビ局として
チャリティー番組のさきがけ/驚きの成果を生んだ二つの番組/地方テレビ局の意義を考える
五、意外なところで映画にかかわる仕事が実現
八ミリ作家を応援/ヒッチコックを探して/助っ人は『エマニエル夫人』
六、二足のわらじ生活
とった資格は数知れず/もう一度学生に/周りの人のおかげで無事卒業
第四章 進行APC時代
一、変化のきっかけを生んだ人事異動
プログラムディレクターとして出発/現場を離れて管理部門へ/思いがけないプレゼント
二、新たな学びへの意欲
最新技術に百万円の投資/新たな興味への扉となった宮座行事/恩師の言葉を励みに卒論に取り組む
三、卒業論文で四苦八苦
スタートは問題山積/調査に資料集めに、東奔西走/人生の目標を見つけた大学生活
四、京都のよさを再認識
京都だからこそとれたスクープ/京都が伝える茶道の魅力/京都で知る日本人の心
五、KBSを襲う波
経営悪化のきっかけとなったイトマン事件/再建のために立ち上がる社員たち/
市民、 地元の協力を得て再生
第五章 ラジオディレクター時代から定年まで
一、趣味を仕事に仕事を趣味に
ラジオへ転身/趣味を生かして出演依頼/新番組は難しい
二、ラジオの力を実感
テレビとラジオの違い/入館者アップに貢献/地震でラジオの力を再認識
三、人生の折り返し地点
再び古巣へ/プロデューサーに昇格/妻の病と自らの入院
四、定年間際の休職
無念の休職/東北旅行で鬱を克服/復帰を果たせず定年に
五、第二の人生のスタート
テレビマンからマンション経営者へ/世界をめぐって東へ西へ/博物館建設から次なる夢へ
あとがき
KBS京都放送の概要
経歴
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