保坂耕司です。
保坂学とお送りしている保坂兄弟列伝シリーズを本日もお送りしたいと思います。
突然現れた謎の小道。
住宅街の裏道のようにひっそりとした佇まいの道だ。
どんな道かを見極める事に関しては保坂学の右に出るものはいないだろう。
そんな兄貴を尊敬する保坂耕司もまた散歩道のプロフェッショナルだ。
プライドだってある。
ただのウォーキングではなく、2人の感性を研ぎ澄ます夜散歩なのだ。
三軒茶屋方面を背にし右側の道を歩いていた。
環七を超えたところに突然裏道のような細い道が現れた。
こんなところに道があったのかと。
まるでジブリ映画の千と千尋の神隠しのように突然その道に引き込まれたのである。
保坂兄弟はもちろんこの道へ挑戦するつもりだ。
誰が何と言おうともだ。
決して整えられた綺麗な道とは言えないが、裏道である事の主張を感じさせる小道だ。
深くまで続いていそうな雰囲気ある小道。
さて家と家の間に道が見えた。他の道からも合流できるポイントがあった。
不可解な金網の壁にドアがついている。
簡易的な印象は拭えない。
世田谷区はそんなところに手を回すほど予算がないのかもしれない。
蛇崩川緑道のように綺麗に整備する事で小道が活性化するのだと思っている。
そんな世田谷区の懐事情を考えさせられるような小道ですら保坂兄弟は見逃さない。
付近住民にとって使い勝手の良い小道であらん事を。
「都内の微妙な緑道」保坂学と耕司の夜散歩