ある日帰ってきたら部屋中、血だらけでした。ひなちゃんは鼻血だして顔も手も赤くそまってるし、とてもあわてました。
ひなちゃんと言えばちょっと前に血液の病気で苦いおくすりを毎日飲まされて、
最後は口の中に入れたお薬を絶妙のタイミングとすばやさで首をふってとばす、薬飛ばしの技を身につけてしまい、
とうとう、毎日病院に通い、三人がかりでお薬を飲ますはめに
なってました。
また再発か？と思ったんですが、先生によると、内臓からの出血などだと、血はとまらずにだらだらで続けるんですって。
うん、ひなちゃんはたくさん出たけど、もうとまってるみたいだし、食べなくなってるのも、口内炎がまだひどくなってるせいみたいだし、とりあえずステロイドを打って様子を見ることになりました。
次の日、相変わらずベッドの下に閉じ籠りのひなちゃん。
へっくしゅんってクシャミをしたかと思ったら、ゴ～ンって音がして頭をぶつけた様子。あわててさかさまにベッドの下をのぞくと、また鼻血だらだらのひなちゃんがそこにいました。
これは、やはりはじめの出血もどこかにぶつけたんでしょうねぇ。美人なひなちゃんも、どこかぬけてますねぇ。