まず、血液検査でエイズ、白血病がないか調べます。
こういう器具に血液を垂らして調べます。青色のまるが、二つ、三つでるとエイズ及び白血病ということになります。血液をとって10分程度でわかります。
エイズが陽性だとエイズのキャリアーということになりますが、まだ発症しているわけではないと、そんなに心配はありません。エイズは発症しないまま、10年以上生きて結局老衰で亡くなったということが、結構あります。また、普通に生活していても、人間にはもちろん同居猫にも簡単にはうつらないそうです。猫どうしなら、直接牙で噛むか性行為をしないと移りません。なめるだけでうつることはないそうです。最近はエイズの
ワクチンもありますから、同居猫に打っておけば、二匹飼いもありうるかも知れません。
さて白血病ですが、これはエイズより怖くて、キャリアーだと4年以上はなかなか生きられないと聞きます。ただはじめに感染した時に、白血病のウィルスと戦って克服してしまうことがあるそうです。だから一度白血病と言われても、2ヶ月ほどたって白血病が消えていたことがあります。
ミンクちゃんの場合ももしかして、消えるかもしれません。2ヶ月間、なるべく体力をつけ、ストレスのない生活をさせて、消えることを願っています。
白血病は唾液でうつるので、なめあう、同じ皿でエサを食べるなどで同居猫にうつってしまいます。でもエイズと同じようにワクチンを同居猫に打てば、一緒に飼うことができるそうです。
どちらにしても、ストレスが発症のきっかけになるので、ストレスのない、規則正しい生活とその子に合った食事で、長く一緒に暮らすことができます。
エイズ、白血病がわかっても、人間にはもちろん移りませんし、こわがらないで大事にしてあげてほしいと思います。