今年も行ってきました。
京都東山花灯路。
今回は、その様子をお届けします。
京都・祇園。
東大路通りに面する知恩院の新門。
その門から奥、知恩院道を進んでいきます。
正面に知恩院の門が見えてきます。
おや? 門の前に何か光るものがあるようです。
青森のねぶたみたいなものが並んでいます。
これは、粟田神社という神社のお祭りで巡行するという「粟田大燈呂(あわただいとうろう)」というものだそうです。
これらは、あの有名な青森のねぶた祭の元となったものだとも言われています。
今回はそのうちの4つが花灯路イベントでお披露目されていたのです。
スサノオ神を主祭神とする粟田神宮に関係あるテーマがほとんどです。
スサノオ神です。
神話上でスサノオ神に倒された怪物・ヤマタノオロチです。
粟田神宮の近くで祀られている「合槌稲荷(あいづちいなり)」です。
これは狐の母子のイメージでしょうか。
なお、「合槌稲荷」は『京都妖怪探訪』の第84回でもとりあげています。
知恩院は浄土宗の総本山。
その宗祖・法然上人の像もありました。若々しく、優しそうな法然さんです。
そして、知恩院の門前。
そういえば昨年の京都東山花灯路でも、この門前に立ちました。
その時に撮影したのが次の写真です。
ちょうど昨年の今頃は、あの東北大震災と原発事故という「千年に一度」という大災害に見舞われ、日本中が自粛ムードに覆われていました。
私も「自分だけ楽しんだら申し訳ない」などという妙な気持ちにとらわれて、何かをしようという気がなかなか起こらなかった。
しかし、「このままではいけない。何とか日常に復帰しなければ」と思い直して、あえてここに出てきました。
そんなことも思い出しました。
早いもので、あれからもう1年なのですね。
今回はここまでにします。
次回は話を戻して、知恩院を訪れた話の続きをします。
京都東山花灯路のホームページ
http://www.hanatouro.jp/higashiyama/index.html
*京都妖怪探訪シリーズもよろしく!
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm
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